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男性の美容って恥ずかしいですか?

こんにちは、化粧品ブランド「BAGUE」の企画・運営を行ってる株式会社revenの代表をさせていただいています澤村です。

弊社の化粧品ブランド「BAGUE」では『ユニセックス』というキーワードを大切にしています。見る人によっては「単にどんな性別も対象にして市場を広めているだけではないか」と思われる方もいらっしゃるのではないかと思います。ですが、実際はそんなこともないのです。

確かにどんな方でも使えることは市場を広めることに繋がりますが、「BAGUE」がユニセックスを大切にしているのは代表である私の過去の実体験があるからなのです。

どうでも良いなと思った方はこの時点で読むのをやめたほうが良いかもしれません。笑

同じような実体験をされている方がいらっしゃれば共感するところも多いかもしれないです。気軽に読んでみてください。

スキンケアとの出会い

遡ること私の高校時代。すごい肌が荒れていたということでもありませんが、そこそこ荒れていた私です。いわゆるお年頃のニキビをはじめとする肌荒れがありました。やっぱり肌が荒れていると気にもなりますし異性を気にするといても立ってもいられなくなりました。笑

まずは洗顔などをしてみましたが、余計に荒れたり肌に合わないと赤くなったりとかえって悪化してしまうことが多かったです。そんな時に姉が韓国好きだったこともあって韓国製の化粧水と乳液をもらい使い始めることになりました。もちろん人には相性がありますから、それで合わないってこともあるかもしれませんが、私は程々に改善したように思え、何より美意識が高まったことでそれを使って以降というもの様々なトライアンドエラーを積み重ねて徐々に肌質が改善されました。高校生で顔パックもしてました。笑

※これはあくまでも私個人の感想です。

コスメサークルの立ち上げ

そこから高校~大学にかけても使い続け、興味と大学への貢献の観点からコスメサークルを創設しました。大学も国際的な環境が揃っている大学(在学生の半数が海外から入学している国際学生)であったこともあり多文化的でユニークなサークルになるだろう、理解者も多いだろう思っていました。

最初は友達づてで部員を募集しました。想定もしていましたがやはり女性が多い結果となりました。男性は私を含めて3名程度。それでもこれからはもう少し増えていくのだろうという考えで、初期メンバー15名程度の人と活動内容を進めました。

最初の部員募集からしばらくして、新部員を募集しようという話になり、リクルーティングを行いました。(国際的な大学でしたので部員募集はリクルーティングと言っていました。就活みたいですね。笑)

よし部員をたくさん入れて活動を豊かにしよう!女子部員からも男性をもっと入れて様々な意見を出し合って理解を深めたいという声が多かったので、気合を入れていたことを今でも覚えています。

実際のリクルーティングでの話

実際にリクルーティングの際の話ですが、ここが一番のポイントです。部員募集をカフェテリア(一般的な大学で言う食堂)のブースで行いました。女性や留学生、そのほかの方も含めて興味を持っていただけ「ガイダンスに行きます!」や「すぐにサークルに入部したい!」などといった声をいただいていた一方でこんな一幕が多々ありました。

男性「え、これ何サークルですか?」

コスメサークル部員「コスメを専門にしているサークルです。」

男性「あー、ならいいやー。(友達と笑いながら)」

私「男性でも入れますよ!メイクアップだけではなくスキンケアなどについても学びを深めたり取り組みを行います!日頃はスキンケアなどされていますか?」

男性「まあ、ちょっとしてますけど。。」

こんな場面は多々あります。冷やかしかなとも思いましたが、男性でも入れるのに入らないのは何か恥じらいがあるのではないかと思っていました。

他にはこんな場面も

女性「このサークル何ですか?」

コスメサークル部員「コスメ専門のサークルです!入部しませんか?」

女性「興味あります!SNSでも告知みました!部長は誰がされているんですか?」

コスメサークル部員「この方(私)です!」

私「どうも、サークルを立ち上げました部長の澤村です。」

女性「あ、そうなんですね。」

その時の女性と周りにいた友達の何とも言えない目を今でも鮮明に覚えています。これは男性からも同じような質問を受け、同じように見られたこともありました。

この時に疑問を抱きました。そもそも美容系のサークルって女性のイメージがあるのか。男性はそんなにサークルに入り辛いのか。恥ずかしいんですかね。笑

この歪んだ価値観を変えたい。だからユニセックスにこだわる

全く理解できませんでした。今少しずつ美容に対する理解も変わって来ており、男性のスキンケアや脱毛など幅広く美容へも関心が高まって来ている印象です。これはとても嬉しいです。誰のことも気にせず美容を追求できることは素晴らしいことだと思います。

サークルでは少し悔しい思いをしましたが、こういった小さな変化から女性だけではなく広く様々な性別における美容の意識と文化、価値観に変化を与たいという思いからBAGUEではユニセックスとして幅広い性別を対象としているわけです。

そんなこだわりもあってブランドのリリースにこぎつけました。少しでも興味を持っていただいた方がいらっしゃればオンラインストアを覗きに来ていただけると嬉しいです。

BAGUE公式オンラインストア:https://www.ba-gue.com

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