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FNS27時間テレビの思い出

月1で書いているテレビの思い出にまつわるnote、今回は趣向を変えて、自分がリアルタイムで見た『FNS27時間テレビ』の思い出について書いてみようと思います。





2002年(FNS27時間テレビ みんなのうた 〜あの素晴らしい日本をもう一度〜)

初めてリアルタイムで見た27時間テレビは2002年。といってもガッツリ見た記憶は無い。さだまさしとくずが日本列島を巡る中継企画をやっていて、中継先の3人の映像が画面に出てたそのワンシーンしか覚えていない。


2003年(FNS27時間テレビ みんなのうた)

ちゃんとオープニングを見届けたのはこの回が初めて。ドッキリで内田恭子アナが音痴を治すための通し企画に嵌められビビる大木に連れていかれるシーンをなんとなく覚えている。

あと土曜夜9時10時ぐらいの時間にドラマやってたり、「炎のランナー」的なマラソン企画やってたりと24時間テレビを意識しまくった感動路線だった。

ただ、当時まだ小学2年生だった自分にとっては、生放送の長時間のテレビというだけでそのお祭り感にテンションが上がっており、そんなにネガティブな印象はなく。ほんで最初に見た27時間テレビがこの感動路線だったこともあり、よっぽどのことがない限りそれ以降の回の出来がこの年を下回ることがないから、それだけはラッキー。ちなみに深夜の鶴瓶ポロリ事件は後から知りました。


2004年(FNS27時間テレビ めちゃ×2オキてるッ!楽しくなければテレビじゃないじゃ〜ん!!)

ナイナイ&中居司会のめちゃイケベース回一発目。8月にアップする予定の、昔見てたテレビの思い出記事の土曜日編にまた書こうと思いますが、この年の6月に初めてめちゃイケを1時間フルで見て、こんな面白い番組があるのかと思っていたところだったので、それが27時間連続でやるのかと小学3年生の自分は放送前からワクワクが止まりませんでした。でも笑わず嫌いの途中とかで寝ちゃったような…。

起きたら朝になってて、FNS系列対抗のテスト企画に出場する社員のトリビアを発表していくコーナーだった覚えが。あの時間帯ナンチャン出てたと思うけどなんで?めちゃイケに縁もゆかりもなかったはずだけどw あと前年の事件を受けて、鍵がないと開かない金のパンツを履いた鶴瓶がシンクロに挑戦させられてたような覚えがある。

確かこの日、「ずっとテレビばっか見てるんじゃない」と親に連れ出されて昼にはなまるうどんを食べに行ったんだ。だから数取団の特別編が見れなかったんだけど収録コーナーだったからそこまで痛くない。帰ってきて中居くんが間に合わず岡村が緊急参戦したSMAPライブコーナーは生で見れたな。チャリで爆走する中居くんのワイプが生放送っぽくてワクワクしたな。中居くん合流後に「トイレットペッパーマン」って曲を歌ってたのはギリ覚えてるけどどんな曲だったかは覚えてないしそれ以降20年近く聞くことはなかったな。

FNS対抗期末テストとボクシング企画、ゴールできなかった加藤浩次などは生で見届けられた。最後数秒間は番組終了まで出演者たちがカウントダウンをしていたけど「3!2!1!」で0になる瞬間は次に控えてるあるある大事典のスポットCMだったから盛り上がったスタジオの様子は特に流れてなかったような覚えがあるからちょっと寂しかった。

始まりから終わりまでとにかくお祭り感に溢れていて、この回で27時間テレビという番組が大好きになったんだと思う。


2005年(FNS ALL STARS あっつい25時間テレビ やっぱ楽しくなければテレビじゃないもん!)

笑福亭鶴瓶が総合司会、西山喜久恵・高島彩に加えて青木さやかがフジテレビアナウンサーとして参加。元々アナウンサー志望だった青木をこの番組内のみフジアナとして迎えていたけど、芸能界でそんな枠にいたんだなあこの頃。

苦手な鯖寿司を出されて総合司会でありながら鶴瓶が逃亡し続ける…という体のコントを25時間にわたってやっていたが当時小学4年生のピュア少年だった自分は「本当に逃亡しちゃった」と半分思っていた。テレビ局の人はこんな緊急事態にも対応できるんだ凄いなあ、と思っていた。アホすぎる。

FNS系列局対抗企画が各局のトリビアを「へぇ」ではなく「あっつい」の数で品評していくもので、土曜深夜ブロックに島田紳助が審査委員長で参加していたのが豪華だなぁと思った。あと何気に他のメンバーに今田耕司やくりぃむがいて、レギュラー放送じゃ考えられないキャスティングに、27時間テレビのお祭り感を感じてワクワクした。

アッコにおまかせのスタジオに鶴瓶が逃亡したり、川に飛び込んだ鶴瓶を海猿たちが捕らえたり、逃亡コント中に普通にニッポン放送でラジオ出てたり、このコントの中継自体は結構面白かった記憶が。

録画してたかま騒ぎ等の深夜帯は後で見たけど、10歳の自分に「加藤浩次がセルビアモンテネグロと対戦した」というワードは何を言ってるのか理解できず「なんでこんな盛り上がってんだろ?」と思ったな。風俗の話だったことは後のめちゃイケでのかま騒ぎ振り返り回で理解したw

朝の時間帯にスーパーニュースSPをやっていて、子供からの質問に安藤優子が答えるみたいなコーナーだったんだけどここの進行がロンブーだったのはいまだに謎。

この回のサザエさんはトリビアの泉とコラボし、サザエさんトリビアに合わせた過去回がチョイスされていた。「三谷幸喜が脚本を書いた回がある」的なトリビアで再放送されてたけどそのトリビア自体より絵の粗さや声優が違うことの方が違和感あったな。

ただこの年はグランドフィナーレの時間にメシを食いに行くことになり、最後の鶴瓶の挨拶だけ見ることはできず!山中秀樹のマラソンゴールだけはなんでか記憶にあるけど!w


2006年(FNS26時間テレビ 国民的なおもしろさ!史上最大!!真夏のクイズ祭り 26時間ぶっ通しスペシャル)

中居正広司会の、「クイズ」をテーマにした回。全体的にはあんまりだったような気がするけどそれでも楽しく見てた。夜9時台に夏のドラマ出演者が集まったクイズコーナーがあったんだけど、東京タワーチームで出てた極楽とんぼ山本が結局例の事件で放送延期になってたな。あとFNS系列局対抗企画の進行が爆笑問題で結構豪華だったな。

石原良純が富士山の頂上にある回答ボタンを押すため番組スタートから登頂を目指すロケ通しコーナーがあって、日曜朝ぐらいに頂上に辿り着いた良純がボタンを押すも、スタジオにいる中居くんが答えちゃうみたいなコントがあった。IQサプリパートでは何の脈略もなくインパルス堤下にモヤっとボールが投げつけられるくだりとか、生放送のヘキサゴンでは何の問題か忘れたけど香田晋が「海綿体!」と答えていたのが印象的。

番組ラストの時間帯では人気番組出演者たちによる○×クイズ対決があって、進行がタモさんで回答者にくりぃむとかいたかな?メンツが豪華な割に盛り上がりに欠けていたのは何となく覚えてる。番組プロデューサーが出てきてどうのこうの、みたいなくだりが当時全く理解できなくて、なんだったんだあれ?と思った後にWikipediaかなんかで見て製作陣の内輪ノリだったことがわかり、そりゃリアタイで見ててわかんないわけだ!と後から納得したな。


2007年(FNS27時間テレビ みんな なまか だっ!ウッキー!ハッピー!西遊記!)

香取慎吾司会の、映画最遊記とコラボした27時間テレビ史上初の番宣回w SMAPファン以外マジで誰が見んねんな内容でしたね。当時のネットニュースで「孫悟空が総合司会」「猿が27時間テレビの司会を務めるのは史上初のこと」みたいなふざけたこと書いてあって、子供ながらに「気持ち悪りぃ文章書くなよバカ!」と思っていた。

中継通し企画には伊藤淳史と内村光良が行ってて、海女さんとの潜水対決でウッチャンが体張って潜ってたのは覚えてます。

土曜7時ちょい過ぎから始まった江原啓之のロケVTRを見守る謎の企画。北海道の寂れた街を復興するべく動くみたいな内容だったかな?なぜか秋川雅史が千の風になってを歌わされてたけど何が復興につながるんだよと今でも思う。スタジオのひな壇にはねトびメンバーがいたんだけど、8時過ぎから志村どうぶつ園終わりでドランクドラゴンが合流してきたのはなんか記憶にある。あとネプリーグSPにはキムタクが出てきて豪華だったなーとか。

日曜夕方、日テレの『天声慎吾』と被る時間帯は香取が退席。でもスタッフの最前列に座ってADとしてカンペを出す役割に。この時間帯は稲垣吾郎と加藤浩次がトークすることになり、話題に困った稲垣が「投票行きました?」と加藤に聞いていたのをなぜか覚えてる。(なおこの回は放送日と参議院選挙が被り放送時間が40分近く削られていた)変なカンペで目立とうとするAD香取を引き摺り出そうとする加藤浩次、裏被りだから映れない香取との攻防がちょっと面白かったような。

FNS系列局対抗企画が、1投のみのボウリングでストライクが出るか否かに代表芸能人がチャレンジするという内容だったんだけど、ほとんどストライク出ずに企画倒れになってたな。確かこの時の優勝はテレビ静岡だったかな?グランドフィナーレ間近には局対抗もぶん投げて、SMAPメンバーたちがストライク出せるか否かで繋ぐ時間になるなど、こんなグダグダな内容まで背負わされるSMAPって本当大変だなーと当時思ったな。


2008年(FNS27時間テレビ!! みんな笑顔のひょうきん夢列島!!)

明石家さんま司会の『オレたちひょうきん族』出演者たちが集った回。中1に上がった当時の自分は土日にも水泳部の練習があったのを恨みつつ、録画も駆使して初めて27時間全部観たな。

始まって30分も経たないうちに通し企画の名人中継が始まり、沖縄の海に2回も落ちるビートたけしの姿に爆笑。このシーンで、明石家さんまという最高のツッコミが27時間スタジオで待ち構えてるのも含めて今回最高だな!と確信しました。27時間テレビ向上委員会というスタジオの通しコーナーでは中堅芸人たちがモノマネをしながら番組のダメ出しをしていく。ザキヤマのアオブダイ、柴田のれーざーれーさーくん、有田の高田信彦(途中でデスノートのリュークにキャラ変するも声は高田のままw)、「角野卓造だよ!」と珍しく認めたハリセンボン春菜の角野卓造、青山テルマでスベるゴリ、などいろいろ印象深い。

はねトびの短縮鉄道パートでさんまが「メタボ」を「メタボリック症候群」と正答したのにスタッフが想定してた「メタボリックシンドローム」じゃなかったからアウト判定になってたのかわいそうだったな。自分が幼いころにはガキ使以外のテレビに出なくなっていたジミー大西をヘキサゴンパートでほぼ初めて見たな。初めて見たジミー大西がさんまと連携取れまくってて珍回答も出しまくってて面白いを超えてちょっと怖いと感じるレベルだったな。恋のから騒ぎと被るパートは鶴瓶と大竹しのぶが二人でつなぐ時間帯だったけど、鶴瓶の孫がちょうど生まれたばかりで、「(孫が生まれた)浜松行かなあかんねん!」としきりに言っていて、まさに浜松に住んでいる自分はちょっとテンションが上がってたな。

この日は翌日の水泳部の練習のため早めに寝て、起きて学校まで行って5000mを泳いで帰ってきたらFNS対抗の「列島カーペット」の途中だったかな。この年優勝してた関西テレビの生タマネギ爆食い男は午前ブロックでは見れなくて、夜9時台の決勝ブロックで目にしたのが鮮烈に記憶に残ってる。さんタクパートで炎天下の屋外に連れ出されたさんまがここで一層疲れをにじませてたのが印象深い。ホリケン先導のもと湾岸スタジオまで歩いて向かう一同。アヤパンがずっとうちわでさんまを扇いでいてより好きになったな。そしてHEY!HEY!HEY!のスタジオに乱入、たった5~6分だったけどダウンタウンとの絡み面白すぎたな。目が笑ってないさんまに恐れつつ舞台上では大胆に突っ込み入れてく浜ちゃんさすがだった。

夜7時台のめちゃイケパートでは裏のからくりTVに配慮してさんま退席、さんまっぽいマスクを被った別人(というテイのさんま本人)で遊ぶ時間楽しかった。結局自分でマスク剝いじゃうさんまw あとワッキーの1・2事件も。深夜パートみてなかったのを後悔したよ。丁寧にVTRで振り返った後にビートたけしの車壊しへ移行するのはめちゃイケっぽい構成の丁寧さと生放送の臨場感が相まってテンションめちゃくちゃ上がったの覚えてる。ペンキ掛け合うし車で今田耕司が轢かれるしめちゃくちゃだったな!リアルタイムで見てて笑った笑った!

エンディングではBEGINが20時間弱で作った「笑顔のまんま」生披露。これも深夜パート見てなかったの惜しかったな…。あとでこの部分の動画ウォークマンに入れてしばらくリピート再生してたな。もちろん合法でね!合法で!そしてたけしが巨大ポン菓子製作機とともに現れて迎えたエンディングでさんまが「しょうゆうこと!」を決めたラストカットはあまりにも美しかった。

過去の27時間テレビで一番好きだった回を挙げるなら、間違いなく2008年。その場その場で笑いを積み上げていく演者たちがみんなカッコよかった!この年の夏休み明け、中学校で「夏休みの思い出」と称したプリントを記入するように言われたとき、あまりにも27時間テレビが楽しかったから「この夏いちばん楽しかったこと」の欄に「27時間テレビ」って書いたもんな。お前友達いねえのかよ。なお前の席の男子は「スマスマ夏休みスペシャル」って書いてた。その回のスマスマは番組スタートしてからの名場面をまとめた総集編で、お前総集編が一番楽しかったのかよ!!と後でそいつのプリント見て思ったな。


2009年(FNSの日26時間テレビ2009 超笑顔パレード 爆笑!お台場合宿!!)

島田紳助司会のヘキサゴンメイン回。

僕は2003年のゴールデン進出時からほぼ毎週のようにヘキサゴンを見ていて、Paboや羞恥心などは小学生~中1のまだまだ精神年齢が子供の頃に出てきたユニットだったので、割とピュアに好きだった。そんな自分も2008年の秋ぐらいからヘキサゴンを見る回数が減っていき、2009年に中2に進学したあたりでいろんな物を斜に構えて見る時期に突入し、「いやヘキサゴンのユニットなんなんだあれ!!!だっせぇ!!!」と疑問視するスタンスに急カーブw そんな中放送されたヘキサゴン主体の26時間テレビ。自分の中ではかつて夢中で見ていたなじみのあるメンバー、だけど実際は興味も薄れてきてるし、いったいどういう視点で見ればいいのやら………と思いながらテレビの前で事の成り行きを見守っていました。

2003年の『みんなのうた』程ではないにしても、やたらと感動路線を推し進めていく島田紳助。前年はお笑いがパンパンに詰まっていたぶん物足りなさを感じずにはいられない。そんな感動路線に山里亮太・松本人志・鈴木拓などが笑いで一矢報いた瞬間はとても爽快だったのを覚えている!

サブブログのこの記事でも書いたけど、松本人志がぶっこんだ一言が最高でもう一度見てみたいと検索をかけてヒットしたのがK助さんのブログだった。最初見た時はちょっとだけしか読んでなかったから、視点を切り替えて楽しむという見方は出来ずに終わってしまったなあw

26時間中24時間ぐらいまではリアルタイムで見れていたのだが、サザエさんを終えたところで寝てしまう。なので紳助と中村仁美アナの耳打ちシーンは見ることができず!一生の悔い!でもいいともSPでのぐっさんの「君の家まで♪君の家までチャリンコ乗ってさ♪」は見れたからヨシ!


2010年(FNSの日26時間テレビ2010 超笑顔パレード 絆 爆笑!お台場合宿!!)

島田紳助司会のヘキサゴン2回目。前年はちょっと残っていたヘキサゴンへの興味はゼロに近くなったうえ、この時もまだ視点の切り替えができておらず正面から見ることしか知らなかった自分は、初めて27時間テレビを「見ない」という選択をする。スルーして、パソコンで内村さまぁ〜ずを見てたのはすごい覚えてるw でも実際には深夜の「今夜も眠れない」だけは見た。駅伝で一区間走り終えた小島よしおの中継で「信号いっぱい引っかかっちゃったぁ……」をリピートするところと後ろで暴走族が走りまくるシーンは未だに思い出して笑える。

スルーした結果、くりぃむ有田の駅伝乱入を見逃したのはとても後悔している。でもまあ、そんな必死こいて追っかけなくてもよかったはよかったか。なんせ中3で受験前だったし、とそれっぽい理由をつけておくw


2011年(FNS27時間テレビ めちゃ×2デジってるッ!笑顔になれなきゃテレビじゃないじゃ〜ん!!)

ナインティナイン・中居正広司会のめちゃイケ担当2回目。といっても矢部は100kmマラソンのためスタジオには不在で、実質岡村・中居の2人がメイン。ところどころで矢部の存在を欲するシーンはあったものの、27時間寝ないで追いかけて全編面白かった思い出が残ってる。マジでどうでもいいけど、この日の放送前の6時ごろに風呂入っとこうと思ったら「風呂沸かすなら浴槽洗っといて!」と母親からオーダーされて、そんな事してたら間に合わない!と思った僕は風呂掃除をキャンセルして母親の機嫌を損ねるというプチ事件を引き起こした、というのを今思い出したので書いておく。

2004年とは違い各番組にめちゃイケメンバーが赴くスタイルだったこの回、特にアカン警察ブロックがめっちゃ面白かった。游玄亭で何の躊躇いもなく高級商品を注文していく加藤浩次一家、今聞くと違った見方ができるフジモンからユッキーナへの「ファイとんだゆ!」、中居くんの地元のヤバい友達、浜田・松本の打ち合わせ隠し撮り、松本人志と距離を近づけたいという岡村の要望を受け入れ飲み会をセッティングした宮迫、三中とキスする流れになり最高のタイミングでひっぱたく浜田、全てのくだりを笑いで落とす松本、と全要素面白かったんじゃ?

この年の矢部マラソン中継はたけしが参加したり結婚前の青木裕子がいるTBS社屋に行って周回遅れのクロちゃんを抜いたりして面白かったな。あと仙台のSNLコントライブ中継で新人アナウンサーのガキさんのポンコツすぎるリポートが最高だった。今もまだ現役なのかなあ。

Wikipediaでしか読んだ事なかった殿様のフェロモンのハケ水車復活なんか目じゃないぐらい炎上していたバスケ合コンコントも懐かしいw あれも矢部がいたらもっとコントとして成立させられたのではとか思ったなあ。

番組も締めの時間帯でVTR見て涙する岡村、マラソンを終え放送時間ギリギリでスタジオに戻ってくる矢部。このちょっと前の西山キクちゃんの口上がグッと来たなあ。事故案件もあったけど最後には笑いが積み上がってできた感動もあってすごくいい回でした。


2012年(FNS27時間テレビ 笑っていいとも!真夏の超団結特大号!!徹夜でがんばっちゃってもいいかな?)

タモリ司会の笑っていいとも!メイン回。27時間の通し出演者は歴代最高に豪華だったのでは?この時も27時間寝ずに実況ツイートしながら見ていて、当時使ってたアカウントのTwilog見返したら日曜日だけで800ツイートぐらいしていた。眠気を覚ます意味も込めてツイートしてたとは思うけど、それにしても、当時は本当にツイ廃だったなとw

出禁だったエガちゃん乱入、ホンマでっかに太田光代、中継先のボウリング連続失敗、今夜も眠れないでBIG3勢揃い、深夜企画で軽くキレるさまぁ〜ず大竹、フジテレビアナウンサーの結婚式のスピーチで「結婚式クソ喰らえでございます」と言い放ったタモリのVTRが流れたアカン警察、日曜サンデー終わりでやってきた爆笑問題×やべっち寿司、全員揃っての長縄跳び、終わった後のエンディングで見た人はもちろん見なかった人にまで感謝を述べるタモリ、など見どころは随所に転がってた。でも前年の焼き直しののど自慢企画と、劇団ひとりのギネス記録挑戦?かなんかをやりたがってるのを阻止するミニコントはずっとうっすらスベってたかなw

諸事情あり、我が家には長らくデジタル放送の録画環境がなくて、でも大学を卒業し実家に戻ってきたばかりだった兄貴はレコーダー持ってたから、それで録画させてもらったのに、知らん間に兄貴が録画消しちゃって、結局ダビングできずじまい。残念すぎ!


2013年(FNS27時間テレビ 女子力全開2013 乙女の笑顔が明日をつくる!)

オアシズ・森三中・椿鬼奴・友近・ハリセンボン・柳原可奈子・渡辺直美が司会………というよりメインパーソナリティって感じだった「女子力」がテーマの回。そんな彼女らを支える時間帯別アシスタントは明石家さんま・加藤浩次・岡村隆史と豪華メンツ。初っ端からさんま出てきてたしCM入りのジングルは2008年のと同じ岡本真夜の『Smile』だったし、さんまにオファーしてて断られたからこんな形になったのかな?と憶測すぎるけど当時そんなことを考えてました。

この年は高3で、バイトして貯めたお金で買ったレコーダーが自室に導入され、思うように録画できるようになってから最初の27時間テレビ。全編録画しましたよ!正直見るモチベーションが上がらなかったから一部は見てないけどw 前2年ほどの盛り上がりはなかったような。この回は初めて8月放送で、たまたま日曜日の夜に友達に誘われてアイドルマスターの声優さんがやるライブのLVに参加することになり、グランドフィナーレがリアタイできなくて悲しい………とは別に思わなかった覚えがあるw

それでも、めちゃイケの爆裂お父さんパート全編、森三中大島が仕掛けたおっぱいポロリなど印象深い時間は確かにありました。


2014年(武器はテレビ。SMAP×FNS 27時間テレビ)

SMAP司会の年。ちょうどこの時は新入社員で、休日出勤に駆り出され日曜日は録画に回さざるを得ない時間帯が多くて寂しい思いをしたな。SMAP解散説をテーマにしたドラマ正直意味わかんなかったけど、まさかこの2年後に本当に解散するとはね。事実は小説よりも奇なりだよ。

土曜夜10時過ぎにワイドナショーやって、終わった後の今夜も眠れないに松っちゃん来てくれるんじゃないかとワクワクしたけどそれはなく。日曜昼のタモリと6人でゆったりトークする時間帯好きだったな。あのパートもう一回見たい。

1番の見どころはフィナーレのSMAPノンストップライブ!ここでのSMAPがカッコ良すぎてちょっとファンになっちゃったんだよな。これからリリースされる作品は全部聞いてみよう………と本当に思ったんだよ!でもまさかそっから2年で供給が止まるとは思わないじゃんね!w



2015年(FNS27時間テレビ めちゃ×2ピンチってるッ!1億2500万人の本気になれなきゃテレビじゃないじゃ〜ん!!)

ナインティナイン・中居正広司会のめちゃイケ担当3回目。テレビのピンチがどうのこうのとハードルを上げに上げていたこの回。それを下回りに下回っていた印象が強いw

27時間テレビで数年間トレンドになっていた司会陣vs人気番組の対決構造をやめて、オリジナルコーナーで勝負していたけど、元々めちゃイケで人気コーナーだったわけでもない初出しフォーマットばかりで、盛り上がるかどうかは番組側的にも結構リスキーだったのでは?還暦付近の芸能人を「ダイヤモンドエイジ」と括ってスポーツさせる企画、めちゃイケの事前番組では桑田佳祐とかの名前を出してたから、その辺の大御所が出てくるのかと思ったらよく見かける人ばかりでガッカリしたなあ。あと各コーナーのオチはスカして終わるものが多くてそれも見ててイマイチ盛り上がりにかけたというか。

それでもTEDのロンブー淳のプレゼン、本気ロックフェス、フジ縛霊、岡村ノンストップライブは面白かったなあ。にしたってオチのたんぽぽ川村は謎すぎる!


2016年(FNS27時間テレビフェスティバル!)

MCリレー方式の年。通し出演者の実行委員会メンバーはオードリー・山崎弘也・陣内智則・ピース・指原莉乃・伊野尾慧。前年が高く高くハードルを上げていたせいか、この年はだいぶマシに思えたような。でも実際思い返してみると思い出がない。SMAP解散騒動に突っ込むさんまは強烈に覚えてるけど。なぜCDを出さないのか問い詰められて「喉の調子が悪かったんです」と答えた中居くんの弁明だいぶ苦しかったなぁ、でもそう言うしかなかったってことかな……。

初開催だったKYO-ICHI面白かったし、開会宣言で氣志團が披露していた『One Night Carnival』が聴き慣れた曲のはずなのにここで聴いた時異様にカッコよく映ってて、わざわざiTunesで単曲で買ったもんな。

この年一番面白かったのは指原莉乃かも。披露されたAKBの最新曲のソロパートで思いっきり音外してたり、素人カップルの告白企画を紹介する時間帯(とはいえカップルの告白はマジ)で真剣に彼女に告白してOKもらえた……という喜ぶべきタイミングの直後に「こんな感じでですね」と雑に処理しようとしてたり、オモテではないけどすごい面白かったの覚えてる。


2017年(FNS27時間テレビ にほんのれきし)

ビートたけし・村上信五が司会のオール収録回。お笑い向上委員会以外は20分ぐらいしか見てない。


2018年(FNS27時間テレビ にほん人は何を食べてきたのか?)

再びビートたけし・村上信五司会のほぼ収録回。お笑い向上委員会以外は5分ぐらいしか見てない。


2019年(FNS27時間テレビ にほんのスポーツは強いっ!)

さらに再びビートたけし・村上信五司会の年。この回は生放送も交えていたので過去2年よりは見る時間も増えたな。初の11月開催、この時は11月3日の日曜日に京都アニメーション主催のファン向け追悼式に参列しに京都まで行っていたためほとんど見れず。まあ、見れなくて後悔するような盛り上がりはなかったっぽいけど。

お笑い向上委員会で間違えまくる爆笑問題太田とシメ続ける鬼越トマホークは印象に残っている。あと『今夜も眠れない』がタイトルロゴとセットの雰囲気だけ残しながら中居くんが完全に撤廃されてたの、すごい寂しさを感じました……。今田岡村とのトークは面白かったけど。



最後に

27時間テレビへの興味の喪失と比例して、記事の熱量も尻すぼみになっていったのが自分でもよくわかりますw めちゃくちゃ楽しい夏の思い出だった27時間テレビがいつの日か「なんかやってるっぽいなぁ」ぐらいの感覚になってしまって本当に寂しい限り。

でも4年ぶりに復活する今年は、千鳥・ダイアン・かまいたちの3組がいるから、どんな企画でも面白くなるんじゃないかと期待を寄せまくっている。27時間テレビを目前に控えてワクワクソワソワするのなんていつぶりだろう。2012年以来かな?

2020年・2021年にあまりの喪失感にやられて、架空27時間テレビの記事を書きました。この時は千鳥司会で………ラストは漫才して………と想像して書いたんですけど、今回のマジ27時間テレビのフィナーレは3組による漫才!!こんなに願いが通じることある!?!?嬉しすぎるんですけど!!


27時間テレビまであと数日。子供の頃、ワクワクしながら楽しんでたテレビのお祭りが帰ってくるといいな。帰ってきてほしいな。



おわり。

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