ギャグラリー23 ずんvsラブレターズの感想

ギャグラリー23お越しの方ありがとうございました。
ギャグラリーとは簡単に言うと、しりとりルールで即興ギャグを披露しなければならず、相手の持ち時間(互いに2分)を0にした方が勝ちという、出場者にとってはかなり過酷なライブです。

ずんvsラブレターズは第五試合に行われたスペシャルタッグマッチです。
ちなみにギャグラリーではオリジナルタッグ名が付けられます。
ラブレターズは『ラフレターズ』です。しかし、ずんさんはそのまま『ずん』です(笑)。

ラフレターズは2度目の出場、ずんはシングルマッチも含めると第四回か第五回からの出場と言うベテランで、しかも飯尾さんはシングル現ヘビー級王者、やすさんは"出場者が選ぶ歴代最高ギャグ"(楽屋で開催)で1位に選ばれた『菜の花トゥミトゥミ』を持つ男。
要するに二人とも誰もが認めるメインイベンターです。

この強大な壁を溜口と塚本がどう切り崩すかがポイントでしたが、結果はずんの貫禄勝ち。
入場シーンから盛り上げてくれたラフレターズが弱かったワケではなく、
溜口にそっくりな人がもっと早くに出ていれば、そしてその人があまりイジってはいけない人でなければ(笑)とも思いますが、ずんさんが強すぎました。
飯尾さんもやすさんも繰り出す一発が重いです。
タッグマッチでは二人の『合体技』が認められています。
1+1が3にも4にもパワーアップするのが合体技の醍醐味ですが、この二人がやると2+2が6にも7にもなっている印象です。
なのでラフレターズは数を繰り出すしか勝てなかったでしょう。

ただ、ギャグラリー実行委員会は勝ち負けをそんなに重視してません。
出場者やお客さんが勝敗を気にするのは当然の事です。選手はそれで自分を奮い立たせてくれるならどんどん気にして欲しいです。
ただ極論をいうと『百連勝&百しょっぱい試合』と『百戦無勝&百名勝負』があればまちがいなく後者を選びます。
なのでラフレターズにはまた参戦して欲しいです。
そしてずんの御二人がメインイベンターたるゆえんは既に『勝ち負けの向こう側』にいるからやと私は思ってます。

#ギャグラリー #ラブレターズ #ずん #お笑い #感想

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?