滝沢カレンちゃん、一周廻って文学的!
一見、支離滅裂な彼女の文章も、まじまじと、よくよく見て、読んでいくうちにストンと心に落ちる。
私はすっかり、彼女の虜です。
彼女がテレビの取材を受けていた場面を振り返ると、「あま〜い!!」と言わせるプロ、スピードワゴンの小沢さんを尊敬していると話していた。
また、ある番組では、「言葉を巧みに使いこなせる女性に憧れていて、自分もそこを目指している」という事を伝えたい内容だった。
どれも最初のうちは、2秒程経たないと理解できない話術で語られている。
また、インスタの文章も同様。
文章自体はかなりとっ散らかっているものの、最後まで読みたくなるし、読み終えると必ず【伝えたいこと】は結局伝わってくる。
今どき、あんなに長文で映画の感想を語る人は、映画評論家にももう居ないのでは…?と思うような長さ。
だけど、映画評論家のお決まりの言葉たちよりもずっと、すんなり心に響いてしまうのだから凄い。
誤字脱字以前に、文章を成り立たせるチカラはまだまだだけど(私が言う権利もないのだけれど)、
1つの物事を他者に伝える構成は実に巧みだと思う。
最近は、明るいニュースを探すほうが難しいし、探したところで大体似たような内容。
そんな時は、滝沢カレンワールドを少し覗いてみる。
たちまち彼女の世界に引き込まれ、最後には心の中で独りスタンディングオベーションをしている。
著作権や諸々の事情も鑑みて、ここに引用こそしないものの、私もできる事なら
彼女のように、言葉の方から歩み寄って来られるような人になりたい。
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