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武井凜生 オリンピックを目指して(12): 道具へのこだわり①〜ラケット編〜

1. 本コラムの目的

・オリンピックを目指す視点や考えを発信
・普段の練習内容や質などの情報を共有
・試合の回顧や感想などを発信
・私が勉強した事などを発信

2. 武井凜生使用ラケット

YONEX アストロックス100ZZ

3. 凜生のラケットの感想

凜生の感想

4. 本文

一流選手ならば扱うバドミントン道具も自ずと一流であるべき。私はこう考えている。

方向の良し悪しは別の問題としてもテクノロジーは日々進化している。これは誰もが実感し認識している周知の事実である。

私も最先端の技術を持つ理化学機器メーカーに勤めているが故に、これは日々肌で実感している事だ。

今回はラケットについて取り上げてみた。

私見だがこのラケットの最大の特徴は、NAMDと言う日本企業開発の新カーボン素材が使用されている事だ。

簡単に紹介すると
1. カーボン素材は分散剤と言う材料を用いて素材をバラバラにする必要があった。その分散剤が機能低下をもたらしていた。
このNAMDはその分散剤を使用する事なく素材をバラバラにする事を可能にした。
→これが 『CNT分散技術』

2. カーボン素材1本1本を、炭素繊維へ均一に付着させる事を可能にした。その結果炭素繊維の表面積が向上しカーボン素材の特性をより強く出す事に成功したのだ。
→これが「炭素繊維への複合化技術」

※各々の技術の詳細は開発企業HPを調べてみて下さい

早い話が、今までのラケットよりも『強靭なしなり』と『素早い復元力』を実現させたと言う事だ。

これにより今までよりもスマッシュやカットなどを素早く、連続的に打つ事が可能になったのだ。

更にハイパーカーボンシャフトと呼ばれるヨネックス史上最も細いシャフトの作りをプラス。振り抜きが良くなり連続性の向上を実現している。具体的には空気抵抗11.8%カットを実現。※ヨネックス調べ

凜生の目指すギンティンの様なラリー型攻撃スタイルを実現するには理想のラケットとなる。

こうした根拠をもとに、振りやすい、振りずらい、使いやすい、使いにくいなどの抽象表現を具体化して行く。

この情熱や知識が自分自身に競技への情熱度を増やす。自分の信じたモノと一緒に戦うんだと言う自信に繋がるのだ。

この気持ちを全ての道具に込めて競技へのこだわりを更に持ってみてもらいたい!

この考えが正解かは分からない。一つの変化の材料として❗️一緒に勉強だね!!

…!

あ、俺Wilson advisory staffだ!
しかも、ラケットはデザインで選べ❗️がモットーだwww

決してヨネックスさんの宣伝では無いのでご承知おき下さい❗️
→すげぇオチ!笑

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