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日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(11):『努力』とは何か

こんにちは!

今回は『努力』と言う言葉について情報共有して行きましょう!

結論からですが、私が思う努力とは『本人が夢中になれると思った事に、意識的に一貫した労力を使う事』だと思っています。

例えば
イチロー選手は小学生の頃毎日毎日素振りを繰り返していたそうです。
やっぱり一流になる人はこんなに努力しなきゃいけないんだなぁ。こう思う周囲の人は多かったでしょう。

しかし、幼少期のイチロー選手は自分が夢中でバットを振っていたら夜になっていた。こんな感覚だったそうです。

つまり『努力』する感覚と同じ位『夢中』であったのです。

この努力や夢中と言う感覚は100%主体的な話になるので、指導者から
・もっと努力しなさい!
・努力しないと勝てないよ
・あの子はもっと努力しているよ

こう声掛けされた所で主体的な動きは鈍くなります。最悪の場合、競技を嫌いになってしまう可能性もあります。

指導者はどう努力させるかと同時にどう夢中にさせるか。こう考えて導いた方が、後に本人がスポーツによって得る物が大きく変わって来ると感じます。

作られる努力と湧き出る努力の違い。これを正しく理解して夢中や遊びの領域に導ける様な声掛けやアドバイスを探して行きたいですね!

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