見出し画像

武井凜生 オリンピックを目指して(24): 奈良岡選手から学ぶ!〜フォア前のロブ〜

1. 本コラムの目的

・オリンピックを目指す視点や考えを発信
・練習内容や質の情報共有
・試合回顧や感想を発信
・私が勉強した事を発信

2. 本文

フォア前のロブは凜生が意識している箇所の一つだ。

納得行く感覚を手に入れる🟰質の良いプレーが手に入る
と言う事に直結する。

今回は奈良岡選手のフォア前ロブの打ち方や身体の使い方に注目してみる。

奈良岡選手のロブ

まずは奈良岡選手の動画。
注目したいのが3つのポイントだ。
①右足着地のタイミング
②手首の返しの少なさ
③ロブを打った後の身体の浮き

① 右足着地のタイミング

ロブを打つより少し早い時点で右足が着地している。

解説
着地を早くする事で溜めを作る事が出来る。

・相手の足を止める
・次の動作の負担軽減

速いタッチで生まれるデメリットを避けつつ相手の足を止める事が可能になる。世界ランク1位だった頃の桃田選手に似たプレーだ。

② 手首の返しの少なさ

手首の『返し』が少ない。

解説
具体的には腕の回内運動が少ない。ラケットの面と親指が常に上方向を向いたままロブを打っている。※完全にでは無く、あくまでイメージとして

ロブは繊細なコントロールが必要だ。さらに目一杯の力が打つ必要は無い。前腕の回内運動で生まれる力で制御するのでは無く手先や感覚でコントロールするイメージ。

③ ロブを打った後の身体の浮き

ロブを打った後。左手含めた身体全体が上方向に向かっている。

解説
打った後に力を上に向ける事で、右足の負担軽減が見込める。試合中の身体の使い方や力の向き方などは最後まで戦い抜く上で重要な要素だ。

たった1つのロブにも様々な効果や意図が伺える。本人やコーチに聞けばまだまだ意識している所はあるだろう。

こう言った所をチームメイトから学べる環境は最高だ。

是非本人との会話の時間を積極的に作ってもらいたい。

凜生のロブ

凜生のフォア前ロブの動画がこちら


私自身も、東経大の大学生も共通してそうだが着地とロブを打つタイミングはほぼ一緒だった。

何が良い、悪いでは無くこう言った打ち方や身体の使い方もあると言う事。

頑張ろう❗️凜生!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?