日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(5): 『反省』とは何か③ 〜当事者性はあるか〜
1. コラム(4)のおさらい
・反省を3つのステージに分けてみる
・ストーリーを作り上げる
・ストーリーに批判的意見を浴びせる
2. 本文
早速『当事者性はあるか』について情報共有して行きましょう!
『なぜなぜ文章と一貫性から導き出したストーリーは、あなた自身が明日から取り組める事ですか?』
当事者性はこの回答がYESとなるか確認する作業になります。
外的要因や自分でコントロール出来ない事を結果にするのは良い反省と言えません。これではあなたが明日から取り組める確たるものが見つからないですね。
反省は必ず、具体的に、主体的に明日から取り組める運動や目標に着地しなければ意味が無いのです。
他人に反省しろと強要されればされるほど、なぜなぜ文章、一貫性、当事者性は中身の薄いものになってしまいます。
反省とは、具体的に主体的に明日から自分が何をするか。と言う事を、自分で決めるもの。
こう理解しておいて頂けると、反省と言う言葉に対してのネガティブ思考が少なくなり、自分から反省してみよう!と言う気持ちが芽生えて行くのでは無いでしょうか。
更に、行った反省内容と明日から取組む目標をすぐ見直せる様にしておくと良いと思います。携帯メモでも良し。ノートを1冊買って書いておくでも良し。書き留めておく事で、悔しさや悲しさのピーク時の思いをいつでも引き出せますね。
上手な反省で効率の良い上達を目指したいものですね!
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