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NFTを活用してビジネスモデルを成長させるための3つのTips

NFTを活用してビジネスを行うためにはどのようなことをすれば良いのでしょうか?以前の記事では、「NFTを活用できる4つのビジネス領域」というテーマで解説させていただきました。

暗号資産取引所のFTXやAlameda Researchの経営破たんの大きなニュースがあった昨今でも、ことNFTについては、そこまで影響を強く受けていないマーケットの状況があります。

https://pro.nansen.ai/nft-trends?platform=All

また、エンターテインメント、ファッション、スポーツなど、さまざまな分野の企業が NFT を活用しています。スターバックスは、ロイヤルティ プログラムの一環として NFT を発行することを発表していますし、その他、独自の NFT を発行したその他の著名な企業には、ナイキ、アディダス、ハズブロバーガー キングタコベル、ルイ ヴィトンなどがあります。NFTを活用したビジネスは、今後も引き続き注目されてくる可能性のある分野でしょう。

スターバックスのロイヤリティプログラムのイメージ図

そこで今回は、NFTによってビジネスモデルを成長させるための3つのTipsを紹介してまいります。

NFTを活用してビジネスモデルを成長させるための3つのTips

  1. NFTによってコミュニティを立ち上げる

  2. NFTをチケットとして販売する

  3. ロイヤリティプログラムを提供する

1. NFTによってコミュニティを立ち上げる

NFTを所有しているユーザーだけが参加できるコミュニティを作ることで、メンバーシップを作ることができます。このコミュニティに所属しているユーザーだけがアクセスできるようにNFTをゲートのように使用することを、「トークンゲート」といいます。

最初にNFTを販売したことによる販売収益という1次収益だけでなく、2次販売からのロイヤリティ収益を得ることも可能です。さらに、NFTを持っているメンバー同士によって、SNSで紹介されれば、ユーザー自身が広報活動を担うことも期待できるでしょう。


NFTはデジタルに取引するものですが、アナログビジネスに活用できないというわけでもありません。アナログビジネスでも、クーポン券、ポイントなど、既存のマーケティングツールへの代替手段、もしくは併用することもできるでしょう。

参考記事:


2. NFTをチケットとして販売する

NFTをライブパフォーマンス、カンファレンス、スポーツイベントなどのチケットして活用することもできます。NFTを活用するとチケットの偽造や詐欺の販売を減らすこともでき、二次流通もしやすいことが特徴です。

二次流通がしやすいことは、二次流通からの収益をあげやすいことも意味します。Dapper Labs の Flow ブロックチェーンを使用する Ticketmaster は、選択したイベントの NFT としてチケットの発行を既に活用しています。これらは記念品という機能だけでなく、イベントへの出席証明としても機能します。

しかし、チケットの配布も容易でありますが、受け取る側がウォレットを用意する必要があるという課題があります。ウォレットをインストールするのはスマホでも可能ですが、リテラシーの水準が高いイベントなど、配布できるイベントの幅を狭めてしまう可能性があります。

参考記事:


3. ロイヤリティプログラムを提供する

購入履歴に基づいて顧客に提供されるロイヤルティプログラムは、顧客のエンゲージメントと維持率を高めるため、企業の間で取り組みやすい事例の一つでしょう。購入履歴を追跡し、顧客に報酬を与える方法として NFT を活用します。

例えば、顧客は他の人からNFTを譲渡または購入できるため、企業が提供するロイヤルティプログラムから利益を得つつ、NFTを転売すればこちらからも利益を得ることができます。これは、顧客がロイヤリティプログラムに参加するインセンティブにもなることが期待できます。

Burger Kingは、NFT が支援するロイヤルティプログラムであるRoyal Perks を開始しました。すべての食事ボックスの QR コードをスキャンすることで、顧客は NFT ゲームのピースを 1 つ受け取ることができます。NFT のゲーム ピースを 3 つ受け取ると、1 年間の無料の Whooper サンドイッチ、有名人アーティストとの通話、または NFT などの報酬がプログラムによって顧客に付与される仕組みとなっていました。

参考記事:


NFTをビジネスに活用するためには

NFTを活用したビジネスでは、これまでみたような既存のビジネスや経済活動への変化を踏まえた上で、その特徴をうまく利用することが必須となります。

そこで、キーワードとなるのは「ユーザー情報の可視化」です。

BADGE(バッジ)では、ユーザーの行動証明となるNFTを発行・配布・管理ができるWeb3ダイレクトマーケティングツールです。イベント、ウェビナー、学習履歴などの行動を証明するなど、あらゆる関係性や貢献度を可視化し、企業や個人の特性に合わせたマーケティングを可能にします。

以下のリンクよりお問い合わせください。


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