OOTP8 '07SEA トレード備忘録
トレードの振り返りも書こうと思ったが長くなりそうだったので別記事に分割。
07年シーズン中に自分が実行したトレードの備忘録で、選手・成績・所感を記載。(成績はシーズン前・途中の移籍を問わず移籍先でのもの)
ゲーム開始時点ではSSのレギュラー扱いなBetancourt+リリーフ投手で守備に長けたSSのBarnwellを獲得。Barnwellは守備こそ前評判通り良かった反面打撃面では苦労し、9月の好調でなんとかOPSを6割に乗せる程度に止まった。
なお放出した2名はMLBではまともに活躍できなかったようだ。
チーム内では高級取りなSexsonの放出ありきでなんとか成立させたトレード。相手が32歳のマイナーリーガーという辺りなんとしても放出したい!という執念を感じる。
獲得したCaseyはこの後紹介するLoneyをサービスタイム対策で1ヶ月マイナーに置いておくために4月はMLBで起用したが全く打てずにマイナー落ち。最終的には40人枠を開けるべくウェイバーに出したが何か操作を間違えたのか放出していた。
なお出したSexsonも大して打たなかった模様。
こちらもペイロール圧縮が目的の取引だったため2名への期待はそこまで大きくなかったが、Olsenが4月絶好調で月間最優秀投手に選出。さらにオールスターにも選ばれ大活躍、ビッグサプライズの1年となった。
そして放出したBeltre…… どうしてこうなった
ちなみにもう1人取った選手があのバンデンハークだったのはだいぶ後で知りました()
中堅-ベテラン一塁手のBroussardでLADのプロスペクト、Loneyを獲得。
今回開幕前に獲得し、MLBで起用したプロスペクトはサービスタイム対策で1か月ほどマイナーでプレーさせていたため試合数こそやや少ないが、Loneyはプロスペクトの期待に違わぬ打棒を見せた。来季以降もこの打棒を維持して、チームの中心選手になってほしいばかりだ。
なおBroussardもぼちぼち打っていたようだ。今回取り上げた選手の中で初めて活躍した選手かも()
クローザーのPutzを差し出して史実では後にKCのフランチャイズ・プレイヤーとなったGordonとリリーフのSantosを獲得。Gordonは外野として多く出場していたが、当時は1/3塁に入っていたようだ。(Wikipedia調べ)
GordonはMLB初年度ながらOPS7割を記録。今後の成長に期待。
Putzもチームは地区最下位に沈んだが、クローザーとして奮闘したようだ。
ベテランリリーバーのRhodes+2名の選手で、若手先発のSanchezと(目ぼしいリリーフ3人(Putz,Rhodes,Sherrillの3名)を全部放出したため)リリーフの頭数不足の対策で獲得したRodriguezを獲得。
Sanchezは3Aで活躍しMLBデビューに備えた中、上記したOlsen以上の驚きをRodriguezがもたらした。
正直なところブルペンの数合わせ程度と想定していたが、目ぼしい中継ぎをこぞって放出したせいで抑えにしておいたら年間通じて好投を続け終わってみれば47セーブで最多セーブに。ASにも選出され、こちらも大躍進のシーズンとなった。
なお史実のRodriguezは前年2006年に9試合登板したのを最後にMLBのマウンドに上がることはなかったようだ。(アメリカでは2007年に3Aでプレーしたのが最後。2009年にイタリアのボローニャでも僅かに投げていたらしい。)
参考:https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=rodrig002edd
史実では例の1対5のトレードでBALへと旅立ったSherrillをTBに放出。見返りにリリーフ1枚と若手ショートを獲得。
Hendersonはリリーフとして1年間働いたが、Brignacにまさかの事態が。3Aで中々の成績を残していたのだが、シーズンオフに3Aを覗いてみるとBrignacがいないではないか。選手の詳細を確認したところ、9月頭で引退を決断していたことが判明。21歳の若さで衝撃の決断だった。史実では32歳までプレーしていたのに……
正直21で引退されるとは思っていなかったため、この取引は現状大誤算となってしまった。(Henderson次第で取り返す余地はあるが)
なおSherrillはTBのリリーフエースとして活躍し、チームのWS進出に大きく貢献。
※下記の2件はシーズン中に実施したトレード
6月終わって首位と絶好調のチームだったが、1塁レギュラーのLoneyが故障で離脱となったためその穴埋めとして有望な捕手の1人だったJohnsonを出してゴロさばき機械・Hattebergを獲得。「マネー・ボール」でも取り上げられたように、抜群の選球眼を活かして1B/DHで活躍した。
一方放出したJohnsonもMLBデビューを果たしたらしい。
LFのレギュラーだったIbanezが全治2ヶ月の負傷をしたことがきっかけで、トレードデッドライン1週前にLADと行った取引が上記のものになる。
外野のプロスペクト、Balentien(あのバレンティンだよ)を引き換えに1B,2Bに両翼をこなせるAndersonとブルペンの増強を目的としてBeimelを獲得。
AndersonはLAD時代から打率が2分落ちたものの、OPSはキープし一定の活躍を見せた。
一方のBeimelはLADでは防御率3点台と活躍していたが、SEAでは打ち込まれる姿が目立ってしまうと、シーズン終了後にはATLへトレードで旅立って行ってしまった。
ついでにいうとAndersonもシーズンオフにはFA権を取得する。こちらには再契約の意思は無いってか元からFA補償目当てで彼を短期間「だけ」雇うつもりであった。
そのためこの取引で加入した2人は共に実働3ヶ月少々でチームを去る事になりそうだ。
以上が今回初年度のうちに行ったトレードとそれの所感であった。1件大誤算があったが後はどれもチームにとって良い取引になった気がする。
おわり。
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