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追っかけ進化論【希望の卓編②】


さて、前回の希望の卓編①で、


勇気を振り絞って同卓希望を伝えた、追っかけ初心者のオッサン。

(◯◯プロと同卓出来るの楽しみだな…)

ウキウキしながら卓に入ると、そこには自分と同じようなオッサン達しかいない。


(あ…◯◯プロと同卓するまでは別の卓で打つのか…)


しかし、待てど暮らせど◯◯プロは自分の卓には入らない…

2時間後…

3時間後…

4時間後…


そして…

遂に目当てのプロが自分の卓に近づいてくる。

よし、ようやく打てるぞ!

と、思いきや…

「ゲーム中失礼します。お先に失礼します。
この後もごゆっくりどうぞ!」

…と、ゲストプロは帰ってしまった。


は?

俺、同卓希望出したんだけど…


さて、まさにここが追っかけの進化ポイントだ。


今回のケースで…

①怒る

何で同卓希望出したのに打てないの?
ふざけんなよ!もうこんな店二度とくるか!
てか、◯◯プロのゲストなんて二度と行くか!

晒してやる…

Twitterで晒してやるぞ!


…これ、皆はどう思うだろうか。


進化した追っかけ達はこういうだろう…

「確かに同卓希望出したのに打てなかったのは可哀想だね。でもさ、お店の状況もあるししょうがない事もあるよ。あとさ、◯◯プロのゲストに二度と行かないってのも違うよ。◯◯プロがどこの卓に入るか決めているわけじゃないんだから。
だからその文句をツイートするのはどうかと思うよ。僕たち追っかけはゲストプロの応援のために行くんだからさ!」

正論だ、まさに正論。

おそらくフリー雀荘の仕組みやゲストの仕組みをよく理解している人はこういうだろう。

全くもって返す言葉もない。

しかし、追っかけ初心者のオッサンが怒る気持ちも正直わかる。

むしろ…

フリー雀荘に全然行ったことがない人とかなら、怒るのが当たり前とすら思うかもしれない。




例えば…

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