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INFJの私とISTPのパートナー

突然だが私には14年交際しているパートナーがいる。交際しているというにはあまりにも長すぎる年月を共にしているが、彼は私に似ているようで全く似ていない。

ふと思い立って、彼にMBTI診断をしてもらった。
私がまだMBTIを曖昧にしか理解していない時にも一度診断してもらっていたが、その時の結果はINFJで私と同じだった。しかしMBTIに対する理解を深めていくうちに、彼と性格が同じだとは思えなくなった。そこで、再診断をお願いするに至ったのである。

題名に記している通り、彼の結果はISTPだった。
ほとんど正反対じゃないか!!
と叫びたくなる気持ちもあったが、ISTPの紹介文やあるあるを彼と一緒に読んでみて腑に落ちてしまう部分があまりにも多く、彼がISTPであることを認めざるを得なかった。

そこで、あまりに正反対な我々の関係性で心地よいと思う点、理解が必要だと思った点についてまとめてみようと思った。あくまで私が彼と接する上で感じたものであるため、すべてのINFJ-ISTPの関係性には当てはまらないことをご容赦いただきたい。

以降、心地よいと思う点は◎、理解が必要な点には△を記している。

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◎お互いに1人の時間を大切にできるし、1人の時間が欲しいタイプ
→多分長続きできている理由のひとつ。ただ、1人の時間を優先しすぎて月に1回会えればいいやくらいの気持ちになることが多いため、よく周囲に心配される。

◎趣味・興味のあるものに対する集中力の使い方が似ている
→同じものに興味を持つと延々と語れる。視点が異なるため、話し合うことで別の見方を知ることができる時もある。

◎INFJが感情的になってパニックになった時、ISTPが冷静に宥めてくれる
→例えばINFJが嫌なことをされて傷ついた時、ISTPは無駄に感情を表出せずに穏やかに寄り添ってくれる。INFJ的にはストレスを与えられて感情が曖昧になっている所に更に新しい感情を流し込まれると本当に不安定になってしまうため、ただ寄り添ってくれることがとても心地よい。

◎ISTPの感情の揺らぎをINFJが察知してサポートできる
→感情表現が大きくないISTPのちょっとしたブレをINFJが感じ取って寄り添うこともできる。

◎同じゲームをしていても視点・プレイスタイル・攻略法に違いがあり、話していて面白い
→INFJはどちらかというとキャラクターの関係性やストーリーに重点を置くが、ISTPは効率よく進めることや自分の理想を求めることに重点を置く。
一番プレイスタイルに差が出たのがどうぶつの森だった
INFJ→好きな住人を招いてコミュニケーションを楽しむ、島は「自分や住人が心地良く暮らせるか」を考えて整備するため道や看板などの整備に力を入れる、各住人の暮らしを優先する、図鑑・博物館コンプリートを目指す(目指すだけ)
ISTP→「効率よく日課をこなせる」ことを重視した島整備をするため住宅街・商店街ができている、図鑑・博物館コンプリートは当たり前

◎浮気の不安が比較的少ない
→INFJは他人に明確なランク付けをしており心を許すのは一握りのため、まず心を許す存在になるのが相当困難。
ISTPは興味のないものをそもそも眼中に入れない。

△INFJは文章ベースでコミュニケーションをとるのが好き(得意)なのに対し、ISTPは長文を読むのを嫌う
→INFJは言うことを考えてから伝えたいためLINEなどの文章ベースのコミュニケーションを好むし気がつくと長文になってしまいがちだが、ISTPは長文を読むのが苦手なため途中で読むことを諦める時がある。

△INFJは細かなコミュニケーションや「特別感」に愛情を感じるが、ISTPは「1人の時間を犠牲にして会う」ことが既に愛情表現
→このズレを理解するのに相当な時間がかかった。愛情表現の形がほとんど違うため、すれ違いの原因になることもあった。

△ISTPは既読無視を悪いことだと思っていないが、INFJは既読無視を深読みしてしまう
→ISTP「あ〜LINEきてる。でも雑談っぽいし、長くてめんどくさいし、眠いし。とりあえず既読つけて見たよってしとこ…」
INFJ「き、既読無視されてる…!?私何か気分を害すること言っちゃったかな。と、とりあえず謝らなきゃ…」
ISTP「!?なんで謝られてんの!?」
ということが割とよくある。

△ISTPは必要だと思わなければ誕生日や記念日、イベントごとに疎い
→男性ゆえに余計に疎い可能性はあるが、彼は私の誕生日を覚えるのに10年かかった。いまだに記念日は覚えてもらえていないし、ホワイトデーなどのイベントは私からお願いしなければ話題にも上がらない。

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今思いつく限りはこのくらいだろうか。
また新たな気づきがあったら文章にしたいと思う。

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