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Pythonの学習メモ、その1。

はじめに

ハローワールド!マイクです。
 Pythonの学習メモです。参考になれば幸いです。今回はPythonの仮想環境を作成してVisual Studio CodeでHello World !と表示するプログラムを作成してみました。

使っている環境です

Python 3.10.6
Ubuntu 20.04 LTS
Visual Studio Code 1,75,1
 追加した拡張機能:Python、Code Runner

Pythonをインストール

 まずはPythonをインストールします。私はUbuntuを使っているのでコマンドでインストールしました。WindowsやMacを使ってらっしゃる方は”参考”にリンクを貼って置きましたので参考までに。
$ sudo apt install python3 python3-dev

Pythonをインストール
Pythonのバージョンを確認

 バージョン3.10.6が入りました。

Pythonの仮想環境

 Pythonで仮想環境を作成てみました。仮想環境を作成することで、自分が使っているコンピュータに違うバージョンのPythonやライブラリ、フレームワークを混在させることができます。Python標準のvenvを使います。まずは、venvをインストールします。
$ sudo apt install python3.10-venv
このとき、Pythonのバージョンとvenvのバージョンが同じになるように注意します。

venvをインストール

test_venvという仮想環境を作ってみました。
$ python3 -m venv test_venv
test_venvというディレクトリが作成されて、Pythonに必要なファイルが作成されました。

仮想環境を作成

Pythonの仮想環境を使うときは”必ず”使用する仮想環境を有効化してから使います。有効化を忘れてパッケージをインストールすると仮想環境には反映されず、おおもとのPythonが更新されてしまいます。
今作成したtest_venvを有効化します。
$ source ./test_venv/bin/activate

仮想環境を有効化

有効化した後、コマンドプロンプトの先頭が(test_venv)になっていることに注目ください。この後、パッケージをインストールすれば仮想環境にそのパッケージはインストールされます。
仮想環境を無効化します。
$ deactivate

仮想環境を無効化

コマンドプロンプトの先頭から(test_venv)がなくなりましたね。

Visual Studio Codeのセットアップ

 Pythonのコードを書くときにIDE(総合開発環境)があると便利です。Python
プログラミングに使用できる Visual Studio Codeをインストールしてセットアップしてみました。
 Visual Studio CodeはWindows、Mac、Linuxで使うことができます。私はUbuntuを使っているので.debファイルをダウンロードしてインストールしました。

Visual Studio Codeダウンロード

 Visual Studio Codeを起動してみてください。多分こんな感じの画面が表示されると思います。

初期画面(たぶんw)

先程作成してPythonの仮想環境を開いてみます。上部メニューの
ファイル→フォルダーを開くの順番にクリックすると開くフォルダーを選択する画面が開きます。

フォルダーを選択

もしかしたら、下記のような画面が途中表示されるかもしれません。”はい、作成者を信頼します”を選択しました。(他の選択肢を選んだ場合ってどうなるんだろう・・・後日追記しますw。)

左側にエクスプローラー(?)が開いてディレクトリの中が表示されています。左のメニューの最上部アイコンがエクスプローラーです。

エクスプローラー

 次に拡張機能を追加します。左側の拡張機能のアイコン(上から五番目)をクリックして拡張機能を検索テキストボックスで探します。見つかったら”インストール”ボタンを押してインストールします。Python extension for Visual Studio CodeとCode Runnerを入れました。(Code Runnerを入れても実はあまり使ってないかもしれません。コマンドラインから実行してしまう。w)

Python extension
Code Runner

 Hello World !とプリントアウトするプログラムを作成します。test.pyというファイルを作成すると以下のメッセージが右下に現れました。リンターの拡張機能をインストールするか聞いています。リンターとは何かは別の機会にでも書きたいと思います。とりあえずインストールしました。

mypy拡張機能

 すると、勝手に仮想環境を有効にしてmypyがインストールされます。(実はこの記事を書くまで仮想環境が勝手に有効になるとは気が付きませんでした。w)

mypy拡張機能のインストール

test.pyにprint("Hello Word !")と記入して、保存したらターミナルからpython3 test.pyと入力してプログラムを実行します。
Python仮想環境の中でtest.pyが実行できました。
因みに、仮想環境を有効にしたまま一旦Visual Studio Codeを閉じて、再び起動しても仮想環境は有効のままでした。

最後に

 お疲れ様でした。今回は
・Pythonのインストール
・Python仮想環境の作成
・IDEのインストール
を行いました。最後まで読んで頂きありがとうございます。

参考

更新履歴

2023年02月21日:投稿


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