見出し画像

あぁ。キミたちはここから日本に来たんだね【クスッとする話】

——— What is this ?これはなんですか?


2019年の秋。

2018年に挙げた結婚式から、
10ヶ月ぐらい経過した頃のことです。

私たち夫婦は新婚旅行で
ある場所へ出発しました。

それは、


フィンランド🇫🇮



フィンランドは北欧にある国で、
日本とほぼ同じ国土の大きさです。

人口は約600万人ほどなので、
日本と比べるとかなり少ないです。

しかしながら、
世界幸福度ランキングでは、
2024年現在も
7年連続でトップになっているすごい国。

さらに2019年には、

「フィンランドで
 34歳の世界最年少の女性首相誕生」


とのニュースが世界を駆け巡りました。

新たな価値観を常に取り入れる姿勢からも、
とても活発な国であることが予想できます。


が、当時の私たち夫婦はそんなことは知りません。


妻と新婚旅行先を相談しているときに、
たまたま見つけた画像が二人の心を動かしました。

オーロラ

フィンランド(Nurmes)の
凍っていない湖の上に輝くオーロラ

フィンランドでは、
毎年8月から4月まで
オーロラが2日に1回の割合で見れるそうです。

二人ともオーロラは見たことはなく、
新婚旅行先にフィンランドを
選んでいる友人もいなかったので、
目新しさからここに決めました。

自分たちのペースで観光をしたいので、
ツアーには予約せず、
宿泊先や現地ガイドはすべて自分たちで予約。

期間は5泊7日で行くことにしました。


迎えた当日。


成田空港から飛行機に乗り込みます。

北欧の国はやはり遠いです。

最初に、
成田空港から首都のヘルシンキ空港に向かいます。
これだけで9時間30分。

次にフィンランド国内線に乗り換え、
ロヴァニエミ空港に行きます。
これも1時間20分。

実は、
首都ヘルシンキではオーロラは見れないんです。

そのため、
オーロラの見れる
ロヴァニエミ市に行く必要があり、
2回も飛行機に乗る必要があったのです。

ロヴァニエミ空港に着くと、
1日目の宿泊先の人が
車で迎えにきてくれていました。


「コンニチハ! Welcome to finland !フィンランドへようこそ!


陽気な女性の方でした。

「フィンランドは初めて?」
「二人はどんな関係?」


英語でいろいろ質問されつつ、
車に揺られること10分。

ついに宿泊先に到着しました。


Santa's Igloos Arctic Circleサンタズ イグルー アークティック サークル

朝食や夕食もここでいただくことができます。


この宿泊先の最大の特徴。


それは天井からオーロラが見れること

天井がガラス張りになっていて、
空を見ることができます。

オーロラを見るために外に出なくていいんです。

ちなみに、
天井の下にはベッドが置いてあり、
寝転がって空を見れます。

トナカイと思われる毛皮がかけてありました


先ほどの陽気な女性が室内を案内してくれました。


This is the bathroom.ここがお風呂場



 and…そして…



Surprise !!ジャーーーン!!

写ってるのは妻です


「おお〜!
  サウナだ〜!!」


思わずテンションの上がる夫婦。

フィンランドはサウナがすごい有名。

宿の中にサウナが設置されているのは
フィンランドだからでしょう。

このサウナはロウリュ式になってます。

ロウリュとは、
サウナストーブの上で熱された石の上に水をかけ、
蒸気の熱でサウナができる方式のことです。

とはいえ、
すぐサウナに入ると、
日が暮れてしまうので、
辺りを散歩することにしました。

広大な自然が広がっています。

周りには電灯などはありませんので、
日が暮れてから、
サウナ部屋の窓に顔を出すと、
不気味に顔が照らされて完全にホラーになります。

ぼかしを入れていますが、妻はニヤッとした顔をしてます


オーロラがでる時間まで、
サウナに入ったり、
ご飯を食べることにしました。

初日はレストランを予約してませんでしたので、
日本から持ってきたアレを食します。


カップラーメン🍜

カップラーメンは、
どこで食べても美味しいです。


しかし、
ここで残念なお知らせです。


この宿泊先で2泊しましたが、
オーロラには出会えませんでした。



なので、
オーロラの写真はありません。

これだけ時間をかけて行ったので、
見たかったですね。


でも、
オーロラには出会えませんでしたが、
代わりにあるモノと出会えました。


それは、
この宿泊先のレストランでの夕食のこと。


イケメンの店員さんが
前菜を持ってきてくれました。

「わ〜!美味しそう〜!」


妻のテンションがあがります。


しかし、
二人とも同じタイミングであるものに気づきます。


「え?!
  これ…!w」



以前、
オビ=ワン・ケノービ、イズ、ヒア【両親との思い出】という記事で、
お互いの両親へプレゼントした
子育て感謝状についてご紹介しました。


その時の写真がこちらです。

















完全に一致


「え?え?これ食べれるの?!w」


驚くのも無理はありません。

この苔は"横浜ディスプレイミュージアム"で買った
デコレーション用の苔なのです。


私たちは真実を知るため、
イケメン店員へ質問をします。


——— What is this ?これはなんですか?


すると、
イケメン店員はニコッとして、


Fresh !新鮮!

Fresh !!新鮮!

Fresh !!!新鮮!



朝のフレッシュロースハムと
同じことを言われました

イケメン店員はそう言って、
去っていきました。


「よくわからないけど、
  この苔は食べれるんだね!(パクッ!)」



妻の適応力は
半端ないことが証明されました笑

私も食べましたが、
食感はフワフワしていました。

味付けがされていたのもありますが、
美味しいブロッコリーのような感じでしたね。


余談にはなりますが、
この苔はフィンランドの国立公園に
普通に生えてます。

国立公園で撮影した苔

現地ガイドの方に案内してもらって、
国立公園を散歩してサウナ施設に行ったのですが、
道中にあちらこちら生えていました。

子育て感謝上のコケ達は、
ここから日本に来ていたのかもしれません。

白いのは全部あの苔です

おそらく全部、


Fresh !新鮮!

Fresh !!新鮮!

Fresh !!!新鮮!



なのでしょうね。


いかがでしたでしょうか。

7日分すべてを書いてしまうと、
とんでもない長さになってしまうので、
今回は苔エピソードだけにしました😊

また機会がありましたら書いてみたいと思います✨


ばーこしってどんな人?


いただいたサポートは人の笑顔のために利用させていただきます。