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カテゴライズを自分への言い訳にするな

今日は、もやもやな辛口記事のご提供となります。

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いろいろな記事を拝見して、

「MBTIの性格診断」なるものの「INFJ」は同時にHSP気質である人が多数。

みたいな文言をたくさん目にしたので、わたしもやってみた。そのMBTIってやつ。

結果、INFJでした。

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こういった「わたしは○○タイプ」という分析で、何か悩みや立ち止まってることに対しての後押し的なアドバイスとなるのであれば、大いに活用していくのもひとつの手段だと思う。

または、適している環境はどんな環境かを見極める材料となったり、得意なことを見つけるための自己分析にも役立ちますよね。

でも、

「私HSPなんで無理です。もっと気を使ってもらえると助かります」

みたいな、「できない理由はHSPだから」みたいな言い訳が嫌い。

しかも、「あなたたちと違うので配慮してほしい」みたいな雰囲気出されると最悪。周りはどうすりゃいいんだか。

それってHSPだから、の前に、ちょっとの努力でできることかもしれないじゃん。

HSPだけどできることかもしれないじゃん。

なんでしょっぱなから「HSPだからできない」って決めつけるんかね。

HSPは気質であって、病気ではないよ。

「私カッとなりやすいので、怒らせないでください」

って逆にいわれたら、どうよ?

・・・と、こういうエピソードが、HSP界隈は新興宗教のように感じ、分断を生みやすいと思った実体験なのだけれども。

で、かく言うわたしも、HSPの気質あるんよね。

「私の場合」を語らせていただくと、

「そうそう。わたしそういうところあるのよ。だからこういう状況に強いのね(弱いのね)。」

って、自分を納得させるための材料の一つにできていると思っています。

また、

「そうそう。あたしすぐビックリしちゃうんだよねー。リアクション大きくてごめんねー(笑)」

この会話に「わたしHSPだからさー」という言葉をいれるのは余計かなって。(これがHSP仲間とかの間ならいいのかも?)

HSPだからちょっとしたことに敏感に反応しちゃう人、ではなくて、ちょっとしたことでもすぐビックリしちゃう人、でよくない?

「HSPだから」なんでも許される最強な武器になってしまってはいけないんじゃないかなって、そんな感じ。

人に強要してくる人はちょっとね。

冒頭のエピに書いたような、あーいう人って、異例なのかな。

よくあることなのかな。

私はHSP気質があると自認しているけど、HSPだということを声高らかに主張する人に違和感を持ってしまう。

HSPといっても、いろいろいるってことに尽きると思うんだけどね…。

だからこそ、「○○タイプ」というカテゴライズで全部まとめてひとくくりにすることにちょっと危うさを感じた。

同じカテゴリー内で仲間を見つけるのはもちろんいいことだし、お互いしかわからない気持ち、あると思う。

でも、その人同士だって、似たところは多いけど所詮違う人間同士。

今回のHSPの話では、HSPであるか否かの二元論で分断してしまうのではなく、人それぞれっていう多元論で考えてみようよって話でした。



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