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最新のシナリオアートが最高で最強な件について

シナリオアートの独立5周年ライブ「[Chapter #25] -independence 5-」に行ってきた。

圧巻だった。
ただただ圧巻だった。

ちょっと言葉にならない域のライブだったので自分を落ち着かせるためにも帰り道に徒然なるままにシナリオアートについて書こうと思ってnoteを開いてみた。

今日のライブは独立後の楽曲を中心にセットリストが組まれていて、独立後にシナリオアートに本格的にハマったクチの私にはドンピシャだった。

何より、タイトルで示した通り、最近のシナリオアートの楽曲とライブは本当に格好がよろしいわけだ。
楽曲自体はポップなのにどこかオルタナティブで、メッセージはドリーミーなのに本質はパンクで。そして、ライブではステージ上で感情を爆発させている。

もちろん、メジャーの頃を楽曲やライブを否定しているわけではない。
今でもサヨナラムーンタウンやナナヒツジのライブでの爆発力はすごいし、シナリオアートの代名詞だと思う。

ただ、メジャーはやはり会社の商業的なフィルターがどうしても入ってしまうが故に、伝えたい音や言葉にバンド以外の第三者の意思がどうしても入ってしまう。
(それ故かはわからないけど、メジャー時代にフェスやサーキットで何度かライブを見ているのに、何故かその時はそこまでツボらなかった)

少なくともメジャー時代なら最高ー!最強ーー!!なんて楽曲内で叫んでたりしなかったと思う。

だから、独立してからはある意味、等身大な音楽をやっているような気がしている。
シーユーネバーランドやアカシアホームやアカネイロフィフティーンなんかは本当に直感的でエモーショナルだ。

ただ、独立後に自由を手に入れたシナリオアートだが、その道は決して平坦ではなかったように思う。
露出はもちろん減るし、バンド運営も自分たち(+マネージャーのシキさん)でやらなければならない。
加えて、コロナの影響で思うように活動ができない状況。そもそも、収益源のライブができないだけじゃなく、ライブのキャンセル代は自腹、更に独立後初のフルアルバム「EVERE SICK」は緊急事態宣言と重るという不幸中の不幸が続き、バンド活動は本当にギリギリだったんだと思う。

それでも自分たちで選択してバンドを、音楽を続けてきたからこそ、今のシナリオアートはむちゃくちゃに格好いい。
そして、その根底にあったのは15年前からずっと変わらない、音楽で「大丈夫!」とそっとリスナーを支えたい、救いたいというたったひとつの一途な思いだったのだろう。

さらに、今年はライブの数をこなして筋トレをしてきたからかライブパフォーマンスがめちゃくちゃにマッチョ。

コウスケさんは自身でも言ってる通り、声の自力があがっているし、ヤマピーのベースラインはもはや指動き過ぎて気持ち悪い(めっちゃ褒めてる)し、クミコさんのボーカルは際限なく伸びて、鳥肌モノだし、めちゃくちゃライブ映えするバンドになった気がする。
そう、今のシナリオアートはライブバンドなのである。

昔の方がよかった、昔の曲が好きというファンもいるだほうけれど、私は敢えて言いたい。
今のシナリオアートが1番カッコいい!!

これからも続くであろうシナリオアートはきっと最高を更新し続けてくれるだろうし、変わらないために変わっていくんだろうなと思わせてくれる今日のライブはそんなライブだった。

そして、願わくば彼らの音楽がより大勢の人に届いてほしい。
微力ながら私も応援し続けていきたい。



、、、おかしいな。ライブの感想を書くつもりが、脱線しかしていない気がする。
まぁ、いいか、もう終わろう。
だって、この文章、帰り道で書き上げるつもりだったけど、とうに家についてるし、なんならお風呂入ってもうベッドインしてる。

最後に。
好き勝手書いてしまったが、一ファンのライブで興奮した感情の発露なので誤ったことを言っていたらごめんなさい。どうか石を投げないでください。

なにはともあれ、今日は良い夢が見られそう。
シナリオアート独立5周年、本当におめでとう!

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