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この世でいちばん大事な「カネ」の話

 今回は、僕が敬愛する西原理恵子先生のエッセイ本の紹介をさせて戴くついでにアフィリエイトで一儲け、といった低俗なたくらみは一切ない。人間が生きる上で、麻雀をしていく上で切っても切れないカネの話をさせて戴きたい。例によってコンプライアンスの観点から途中有料であることをご理解願う。

ええっ、これっておかねをかけてたんですか!?

 本来、麻雀にギャンブル的要素は皆無である。僕は賭博に関わる一切を憎んでいるし、純粋知的遊技であるところの麻雀という素晴らしき頭脳スポーツをたかが銭をやり取りする小博奕に堕するとする考え方には全く賛同できない。できることならば麻雀を司る7妖精と共に健康麻雀の普及活動に勤しむにもしくはない。

 しかし、世の中は残酷だ。僕にどうしてもカネの話をさせたいらしい。

 年中金がない、金がないと言っているこの人ですら「アタマで幾らくらいのカネが動くのだろう」と気になるらしい。業の深いことである。そういえば、このおじさんは最近noteを始めたのでユニセフに寄付するくらいならこの恵まれない中年にサポートの投げ銭でもしてあげて欲しい。たぶん有意義に博奕に溶かして終わりだと思う。

 どうしてもギャンブルで浪費したくて仕方がないみなさんの為に、僕が今までの知見を活かして「もし仮に、麻雀がギャンブルだとして、アタマに命より大事なお金をいくばくか賭けたとしたらどれくらいの動きになるのか」をお伝えしよう。

テンゴだとかテンピンだとか

 一番よくある質問がこのパターンのものだ。大体はDMで来る。あまりにも良く来るものだから、僕は公式BLOGに「アタマのあそびかた」という記事を書いた。

 平たく言えば「好きに決めていいよ」という話だ。「普段遊んでいるサンマにアタマを乗せたらそれでいいんじゃないかなあ?」というただの提案である。僕は日常的に麻雀を賭博の小道具として扱う人間を心底軽蔑しているが、まあそれが彼らの営みであるとするならば敢えて止めることもない。好きにやって、どうにでもなっていただきたい。

 章冒頭の画像に戻る。「点5相当で教えて欲しい」という質問自体が少々意味不明だ。ベースレートが幾らだろうが祝儀が何点相当かの比率さえ変わらなければ問題はないはずだろう。そもそも、男のくせをして何が点5だろうか。キン〇マがついとるなら堂々とピンで勝負をせんかい。

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