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【悟り】 資本主義と権威主義を示す「3条件」

■ 心理学者 ■
スタンレー・ミルグラム

スタンレー・ミルグラム

『80%の人々は、権威の命令に逆らう心理的・道徳的資源を持っていない。決定的な能力があるのは、わずか20%に過ぎない』
 

■ 悟り ■
 資本主義と権威主義を示す「3条件」
 

単刀直入に、
現代の世界、社会、構造は、

【資本主義】
【権威主義】

である。

民主主義
社会主義
法治国家
リベラル
・etc...

いいや、どれも違う。

圧倒的に【資本主義】であり、
圧倒的に【権威主義】である。
 

資本主義
権威主義

現実問題、世の中の圧倒的多数の人々は、資本(金)と権威(権力)に「意識 ⇒ 思考 ⇒ 行動」そのものをコントロール(支配・浸食)されている。

これは【完全な確信】である。


今、コレを読んでいる「ソコのあなた」含め、世の中の人々の大半(特に日本)が、

【1】
圧倒的経済力を保持する者(俗に言うセレブ)の言動にのみ反応し、それらの言う事しか基本的に参考にしないどころか、耳を傾けもしない。

【2】
圧倒的社会的地位を保持する者(例えば政治家の中での官僚や、超が付く資本家)の言動にのみ反応し、それらの言う事しか基本的に参考にしない上、当然、耳を傾けもしない。

【3】
圧倒的知名度を誇る、自身や社会、あるいは、コミュニティにとって影響力の強い人物(例えば有名人やSNSのインフルエンサー、これらはある種の「権威」にあたる)の言動にのみ反応し、それらの言う事しか基本的に参考にしない上、当然、耳を傾けもしない。
 

今、世の中の人々の圧倒的多数が(特に日本は)上記3点を複数または全て満たしている時点で、現在の世界・社会、その構造は「資本主義・権威主義」そのものなのだ。

■ 余談
現実問題「資本側・権威側」は、ある意味で人々のコントロール側でもあり、その権威側は自己の何らかの目的を果たす為、その現実(人々が、それが客観的事実であるかどうか、それが社会通念上、一般的とされる常識・道徳・礼節などとかけ離れていないかどうかを問わず、金と権力をもった人物・組織の言動にのみ注視し、それを「真実」や「正しさ」とする風潮)を、確信犯的に利用してもいる。

資本が権威に直結し、権威は支配・掌握・コントロールに直結する為、世の中の人々の「意識・思考・行動を操作し操る」のは、それらからすると極めて簡単である。

なぜなら「客観的事実でなくとも、明らかに正当性がなくとも、社会通念上・一般的とされる常識・道徳・礼節すら弁えられてすらいなくとも」資本や権威(の言動や態度、または、公式と銘打った発表など)こそが真実となり、それが恣意的あるいは故意的に創造された真実として人々に認知され、それが真実なんだ、という人々の心理を創り出すからである。

この状況を「どう改善すべきか?」
この事実に「どう対処すべきか?」
この現実を「どう利用すべきか?」
 

その答えこそが、各自の生き方の1つになるのです。


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