見出し画像

20240816-どうしようもなく人間的な機械のうた

・やっぱり人間は書かなくなる。2ヶ月近く経ってた。すみません。
・毎日暑くてイヤになっちゃう。でも、今日は遠出の話です。

・昼食に「マサラドーサ」という料理を食べる。
・南インドの料理で、発酵させた米と豆(ウラッドダルという黒マメの一種)をクレープみたいにして焼き、それにピリ辛ポテトを巻いたやつ。
・ロケットニュースでよく見かけていた。ツイステ(ツイステッドワンダーランド)にも出てきたらしい。最近やってないから知らなかったな。
・しかし、実物をいざ目にするとその大きさに驚く。食べきることができるか不安だったが意外と大丈夫だ。
・思った以上に生地そのものに酸味がある。発酵食品なので当たり前ではある。あと全体的に辛い。記事自体もうっすら辛く、赤いやつ(チャツネ)とサンバル(スープカレー)も辛く、辛くないのは白いやつ(ココナッツチャツネ)のみ。辛いのは当たり前である。インド料理ぞ?
・マッシュポテトの部分が一番好みだった。この料理を端的に表現するとすっぱ辛いカリカリモチモチポテト包みクレープ。好みは多分すごくわかれると思う。
・店は人気店で、入った時点で結構座席が埋まっていたが、どうにかカウンター席に入り込めた。その後もひっきりなしに人が訪れていた。運が良かった。
・タンドリーチキンがすごく美味しそうだったんだよな。再訪したい。

・昼食後、近くにあるジュンク堂書店福岡店へ。2冊購入。まだ読めてはいないけど。
・この店舗には「本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む」の著者、かまどさんとみくのしんさんのサイン色紙が飾られている。それを見て一人高揚するオタク。
・オモコロで公開された記事も読んだし、楽天kobo限定の「檸檬」を読んだ記事も読んだ。ひたすらにみくのしんさんの感受性や表現力に息を巻くが、同時にこれはかまどさんの「相槌(またの名をツッコミ)」や全く異なる価値観があってこそのものだと常々思っている。わたしはかまどさんの書く文章が好きだ。
・ちなみに本はいま半分くらい。読むのにものすごくエネルギーが要る。
・色紙自体は店舗の公式Xに画像が掲載されているのでぜひ見てほしいんだけど、かまどさんはこのジュンク堂書店に足を運んだのだろうか。

・これはカービィカフェのテイクアウトドリンク。かわいいね。

・ピノキオピー2024TOUR「モンストロ」現地に行ってきた。これが本日のメイン。
・Zepp Fukuokaははじめてだったんだけど、良かったな。ライブハウスに行くのは本当に久しぶりで、ハコの良し悪しもあまりわからないしそもそも音楽ジャンルもハコの大きさも違うから比較しようがないのだけれど……。
・ちょうどソフトバンクホークスの試合も近くのPayPayドームで開催されていたようで、人が本当に多かった。臨時バスも出ており使わせてもらったが、バス会社も大変だ。ありがたい。
・ライブの話。
・実はというと、自分はそこまでボーカロイド楽曲に触れて来ない人生を送ってきたもので、少し不安だったところがある。ファン層も空気感も全くわからん。
・しかし、長年第一線でやってきた人のファンというのは幅広いということを痛感した。性別も年齢層も、なんなら国籍でさえも様々な人がいて、様々なバックボーンを持つ人たちがここで同じ音楽を聴くのか……と圧倒された。上の写真を撮影するために並んでいたら、後ろの外国人と思われる人から「写真撮って」って英語で頼まれた。
・つまり、な〜んにも問題なかった。
・しかし、ある意味で「アウェイ」だったので、後方へ。言うて自分は他のファンの人たちみたいに年数も熱量も密度も足りていない自信があったので。
・まあ終電の心配もあったのと、オールスタンディングに自信がなかったから、いざというときに休めるように、と複数の要因があったのだけど。

・で、実際にライブは……すごく楽しかった。爆音で聴く音楽は久々で、パフォーマーとオーディエンスが一体となるこの感じも久々ですっごく楽しい。
・まだ8/23の東京公演があるのでセトリとかは伏せるけど、年代まんべんなく、という印象。
・初音ミクが歌うための曲を、それはもう自由自在に(自身が作った曲というところを差し引いても)歌うピノキオピー氏の凄さよ。声量も伸びもすげーーーーーーーーって思った。これはパフォーマーとしての氏に対する感想です。
・どうしても音楽ゲームをやっており、その都合上DJやドラマーに注目してしまうのだけど、RK氏のDJプレイがすごく良かった。マジで良かった。スクラッチに\キャッキャッ/しちゃうのは仕方ないだろ!でも、本当に乗せ方がお上手過ぎてノッちゃうよ。楽しいもの。
・立ち位置的にどうしてもドラマー(サガット氏)のプレイが見えづらかったのは残念だけど仕方ないね……。打ち込みが生になるだけでやっぱり迫力が違う。これも生音の強さだ。
・お名前の由来が「佐賀県出身」というMCを聞きながら、(つまりDJ TOTTOだな……)と思ったりした。すみません。

・しかし、ライブ中に泣きたくなったのは今回が初めてかもしれない。というかちょっと泣いてた。
・いや、推しのコンポーザーを数年ぶりに見たときもそりゃ感極まったけれども、そういうことではなくて。
・曲と詞と歌が持って描いている「あまりにもな人間のこと」に食らってしまった。そういうことを歌う曲が多いのだけど、ライブで生音と大爆音で増幅されたらもう駄目になった、みたいな。逃げられない。真正面から食らってしまう。セトリ書かないって前述したから書けない。自分で自分を縛っている……。
・こういうところは私があさき氏や猫叉Master氏、wac氏の曲を聴くときに思っている「人間のことをあまりに真正面から捉えて描いてるなァ……」と同じものだといま書きながら気づいて合点がいきました。私はどのジャンルでもそういう作り手が好きだ。
・楽しい祭りだったな……。

・夕食。牧のうどんはとても沁みる。
・というかうどんが美味すぎる。固さが選べて、「やわ」にしたのだけど、もちもちふわふわな麺、甘めのスープも美味しい。滅多に麺類のスープ飲み干さない(なぜなら普段は塩分とか気にするから)のだけどこれはいっちゃったよ。かしわご飯も馴染むな〜。コシが強いものも美味いけど、こちらのほうが好みかもしれない。

・ポラリスコードは楽しいのでもっと流行ってほしい。

いいなと思ったら応援しよう!