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幾多の山を越え

軽い山登りをして越えた先にグラウンドがあった。Googleマップでは駅から大した距離ではないことだけしかわからなかった。関東平野で一番平坦な部分で生まれ育った身としてはちょっとのアップダウンでも山に思える。

この程度の坂道でキツいと思って写真撮ったんだけど、ここはまだ平坦区間だった。

どうにか生田の山を越え、下りに入るが帰りにはここを登るのかと思うと足取りも重くなる。
まあ、町田の山とは違い遭難はしない程度だけど、ふくらはぎには効いた。

山の下の方から声が聞こえてきた。ああ、サッカーやってるな。山を降り切ったすぐ目の前がフロンタウン生田だった。多目的広場では子どもたちが思い思いにボール蹴ったり、その隣のフルコートでは大人たちのシニアサッカーの試合がやってたり、なかなか良い夕暮れの風景。

今日はここから!防球ネット無いからボールが来たら避ける!

観戦場所まで行くのに少し戸惑ったけど、なんとか辿り着き席を確保。ハイボールでも飲みながら、のんびり観戦と思ったけど、周りにキッズが多かったので、自粛。
さて、試合。怪我人もあったみたいで、推しのCB宮田選手は今日は左SB。とはいえ、単にライン際を上下動するような役割ではなかった。中に入って縦パス狙うというCBの時と同じタスクを担ってたかな。身長高いので、サイドでのヘディング勝負は完勝。そこはいつものSBの選手と大きく違ってた。
試合は6:4の比率で押し気味だったけど、いかんせんゴールまでは至らず。矢板は帰陣が早く堅い。スコアレスで後半へ。

風が冷たく寒かったので、ハーフタイムにトイレへ。そこで松岡ジョナタン選手と遭遇。声かけていいものか迷ったあげく、「後半ゴール期待しています」と一言。任せてくださいとガッツポーズをもらいました。

後半、メンバーチェンジで宮田選手含め2人かな交代。FWに好調のホギョン選手が入る。
後半も相手ゴール前まで何度も迫るも、なかなか崩せず。固くブロックを作られたときには、どうしたらいいんだろうね。幅を広げたいところだけど、矢板は食い付いてこなかった感じ。真ん中閉めれば守れるということだったんでしょう。
それでも、諦めずに何度もチャレンジし、ホギョン選手の見事なヘッドで先制。なかなか良い時間帯だったし、チームの雰囲気もアゲてきたので、このまま勝てそうか。
まあ、サッカーはそんなもんじゃなかったよね、そのすぐ後にPKで追いつかれてしまうことに。観てても、何故PKなのか良くわかりませんでしたが、そのあと猛烈な抗議で1人イエロー貰ってるのはわかった。
観客席からは審判に不信感満載の声があがってた。PKが疑惑ってのではなく、試合のコントロールの部分だと思う。その前から危険なプレーを止めないのに、変なタイミングでよくわからないファールをとってたとかの積み重ねで不信感を持ったんだろうな。偏ったジャッジではなかったとは思います。

残り時間わずかでもう1点狙わなくてはならなくなりました。観客席からは前へ前への声。残り時間考えたら、それもそうなんだけど、状況によるよなぁと、いつも思う。
エリースの選手は割と焦りが見える時があって、こうなると単純なミスが増えてくるような傾向があるのかなと思う。時間がないのは選手たちはわかってるところに、外野からも色々と言われて影響がないわけないよな。そこでも、やり切るのが強さなんだろうけど、現状ではそうでないわけで…残念ながらそのまま試合終了。

関東リーグ1部 第6節
1エリース東京 vs ヴェルフェ矢板1
追いつかれてのドローは、なぜか負けた気分になるねー

でも、面白かったよ。今節も。あとは、山口監督が固い守備をどのようにこじ開けるかを落とし込むことに期待。

#エリース東京fc #関東サッカーリーグ #コミュサカ

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