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なんでさ!

もう、テレビを見るのがイヤです。でもしっかり毎日見ています。

ウクライナの人たちの惨状を目にすると自分の安穏としている不甲斐なさを痛感するのです。

なんとかプーチン大統領を止める手立ては無いのでしょうか。

まさか21世紀にもなって、あのような暴挙にロシアが出るとは思ってもみませんでした。やり方が100年前の軍国主義と全く同じじゃないですか。ソ連が解体して30年余りですが、時代が逆戻りした感じです。


国内の演奏会でチャイコフスキーの序曲「1812年」の演奏がシベリウスの交響詩「フィンランディア」に差し替えられました。もちろん、チャイコフスキーには全く罪は無いし、演奏会と戦争は無関係なので、差し替える必要性に異議を唱える方がいるのも当然だと思います。ただ、私は止むを得ないことだと考えます。特に序曲「1812年」はロシアがナポレオン軍に勝利した(正確にはナポレオン軍がロシアからの撤退を余儀なくされた)ことを音楽絵巻のように盛大に描いた作品なので、演奏する側も聴衆も、何となく罪悪感のようなものを感じてしまうと思うからです。ロシアを応援しているつもりは全く無いにも関わらず。


もし、演奏会を近々開催される方がいらっしゃるのであれば、是非ともアンコールでも構わないので、ウクライナ出身の作曲家「ニコライ・カプースチン」の曲を演奏していただけると、それは間違い無くウクライナに対する「応援」として、聴衆に伝わると思います。ただし、ちょっとやそっとで弾けるような曲ではありませんが。





クリミア半島から侵攻したロシア軍によって荒らされてしまったのでしょうか、ヘルソンのひまわり畑。


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