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シュトラウスもいいけどスッペもね!🍛

今日、夢を見ました。今年の初夢になります。

散々でしたぁぁぁ!💢💢💢

もしかしたら私史上、最悪の初夢かもしれません。何度もうなされて、何度も目を覚ましてしまいました。もし、機会があったら夢についての記事として書いてみる価値はあるかもしれません。それだけが救いです。

それにしても、バレンボイムおじいちゃん、凄いですね。私の考える数少ない天才音楽家の一人です。彼の才能の1mmでもいいから私に備わっていれば、人生、変わっていたはずです。

そもそも何が凄いって、休憩を挟んだとはいえ約2時間、棒を振り続けられるところです。さすがに若い頃のエネルギッシュさは無いものの、まったく年齢を感じさせませんよね。今年で80歳ですよ、私の父親より2歳年下なだけです。父親なんて、2年前くらいからものの10分歩いただけで、「脚がつって、もう一歩も歩けない」とか騒ぎ始めてましたから。演奏曲目を間違えちゃうなんて可愛いもんです、まだまだ勘違いの範疇ですし、歳相応です。父親なんて、介護ステーションでの貯筋体操のお姉さんの顔と名前が毎回一致しないらしいです。

私は典型的な日本人なので、三拍子(サンミュではない)系が苦手です。「ふるさと」や「おぼろ月夜」(いずれも岡野貞一作曲)なんかはどうしてもしっくりきません。もし、私以外にもそういう方がいらっしゃるのであれば、一緒にスッペを聴きましょう。ウィーンのお正月気分を味わえることと思います。

スッペは、シュトラウスの父よりは長男と同世代の作曲家です。わかりやすい例えで言うと、スペクトルマンがウルトラの父ではなく、タロウと同世代なのと同じです。

またスッペはオペレッタの作曲家として有名ですが、彼の作品が上演されることは、まず、ありません。序曲のみが演奏会で演奏されるのが常です。そういった意味でも、是非、スッペを聴きましょう。

①軽騎兵【Leichte Kavallerie】序曲
まさかとは思いますが、この曲を知らない人はいないですよね。2幕ものの喜歌劇で、美人の娘と実の父親という、なントまァ(ん!)、リゴレット的関係の物語であることか。


②怪盗団【Banditenstreiche】序曲
ご存知ない方も多いと思いますが、なかなかの名曲です。3幕もののイタリア版ねずみ小僧次郎吉風な喜歌劇。洋服を交換するっていうオペラあるあるもアルヨ。


③詩人と農夫【Dichter und Bauer】序曲
やっぱ、なんだかんだ言ってもこの曲です。最初は音楽付随劇だったものを改編した歌劇。ですが、総譜がなくなっちゃったので劇のあらすじすらわからない幻のオペラ。わからないと言われるととても気になりますよね、いい曲だけに。






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