さるかにがっせんはサルがえらい
さるかにがっせんのサルはえらい
なにがえらいって、あんなにおいしそうにおにぎりを食べるから
おはなちゃんご飯残し気味
仕方がないのでおにぎりにしたら食べるかなあと握ってみたがやはり食べない
そしてまたご飯をほっぽらかして絵本読んで読んでが始まる
持ってきたのはさるかにがっせんの絵本
サルがカニからおにぎりをもらうくだりを読むと、おはなちゃんすっくと立ち上がり、
ちゃぶ台にうっちゃらかしていたおにぎりを両手にとり、またあたしのお膝にちょこんと座った
そしてページをめくり、サルがおにぎりをぱっくんと食べると、
ぱっくん、あむあむ
といっておにぎりを頬張った
もう片方のおにぎりも
ぱっくん、あむあむ
あたしはサルに恩義を感じた
なので、カニがサルに青柿を投げつけられてもなんら心が痛むこともなく、サルが臼どもに寄ってたかって痛い目に合わせられると、あたしは臼どもに憤りさえ覚えた
どちらが良い悪いは関係ない
おはなちゃんにおにぎりを食べさせた、それこそが正義であり大義である
おしまいまで読んでいただいてありがとうございます( ̄▽ ̄)