【あなたはどれ?】心理学者による、14の労働価値を紹介!
なんのために働いているのかわからない…
自分のやりたいことってなんなんだろう…?
そもそも仕事ってなに?
僕も新卒で働いていた頃は、仕事にやりがいを見出だせず、ただただ8時間が過ぎるのを心待ちにしていました。
土曜の夕方になると月曜日が近づいていることを実感し、次第に憂うつな気分になっていきました…。
でもそれは、自分が大切にしている価値観を、仕事を通じて得られていないからだと気づいたんです。
今はフリーランスとして、日々自由に、充実した気分で働けています。
とはいっても「仕事で大事にしたい価値観がなにかなんて、まったくイメージできない…」と感じるはずです。
そこで今回は、キャリア研究にも携わるアメリカの心理学者、ドナルド・E・スーパーによる14の労働価値を紹介します!
以下の14項目をながめて、あなたがなにを重視して働きたいか、考えてみてくださいね!
能力の活用
能力の活用は、自分の強みやスキルを発揮できること。
たとえば人と関わることが得意な人は営業や交渉などを担当し、反対に黙々と作業したい人は技術職や経理を行うなど、現代は分業が基本です。
終身雇用からジョブ型雇用への動きも、能力の活用にかかわる話題ですね!
達成
達成は、仕事を通じてなんらかの成果を出した実感を得ること。
大きな達成じゃなくても、たとえばこのタスクが6割進んだ、とか、お客さんからありがとうと言われた、などの小さな達成でも十分です。
ちなみにハーバード大学の調査でも「人がもっともモチベーションを感じるのは、物事が前に進んでいる実感だ」とされています。
美的追求
美的追求は、自分の手で美しいものを作り出したという実感のこと。
アートの分野ではもちろんですが、たとえば僕は、自分の作った資料を手に取り、パラパラとながめているときに美的追求が満たされましたね。
愛他性
愛他性は、だれかの役に立つこと。
働くの語源は「傍(はた)」を「楽(らく)」にする、とされる説もあるように、仕事の本質はだれかの役に立つことにあるかもしれません。
決して多くの人を幸せにする必要はなくて、部下や後輩、別部署の同僚、家族やパートナーなど、たった1人の身近な存在の役に立てれば、それは十分価値のあることだなと思いますね。
自律性
自律性は、まわりにコントロール・干渉されすぎず、自分が主体的に仕事ができること。
上司からの細かすぎる指示や、監視されているような感覚におちいる場合は、自律性が損なわれていますね。
創造性
創造性は、自身のクリエイティビティを活かし、新しいものを作り出すこと。
僕のような内向型さんやHSPさんは、創造性が高い傾向にあるので、新しいなにかを作り出すお仕事にチャレンジすることをおすすめします!
経済的報酬
経済的報酬は、たくさんのお金を稼げること。
僕は生活に必要な分だけ稼げれば十分だなと思う一方で、タワマン生活への憧れもあったりして、経済的報酬に関しては若干の矛盾があるんですよね…笑
ライフスタイル
ライフスタイルは、自分が理想とする生活を送れること。
僕はワークライフバランスは死守したいし、家で引きこもって働いていたいタイプなので、ライフスタイルはかなり重視しているポイントですね!
身体的活動
身体的活動は、仕事の中で体を動かす機会があること。
理学療法士などの医療従事者や、ジムインストラクターなどのフィットネス業界、他にも家事代行サービス業者などは、激しく動きますからね。
仕事のついでに運動もできて、一石二鳥です!
社会的評価
社会的評価は、社会や周囲から、仕事の成果を認めてもらえること。
現代だと、SNSのいいね!も、社会的評価に含まれますね!
冒険性
冒険性は、ワクワクするような仕事ができること。
好奇心が強い方は、冒険性を重視する傾向にあります。僕は冒険ばかりだとすぐに疲れてしまうので、できるだけ平穏なのが理想的です。笑
社会的交流性
社会的交流性は、いろいろな人と関わりながら仕事ができること。
仕事の結果だれかに感謝される愛他性と異なり、仕事自体をだれかと進めたいと思うのが社会的交流性ですね。
多様性
多様性は、いろいろな仕事や業務を経験できること。
たとえば僕のライターの仕事を例に出すと、文章を書くだけではなく、構成づくりから装飾、ひいては企画の立案まで、まるっと担当するようなイメージです。
テキサス工科大学の研究でも、業務の多様性は仕事の満足度との相関が確認されています!
環境
環境は、職場環境が心地よいこと。
これは刺激に敏感なHSPさんは、とくに重視したいポイントですね。
僕が働いたホワイト企業では、
電話がならない
話し声もなく、パソコンを叩く音とラジオだけが聞こえる
イヤホンも自由につけていい
休憩時間が自由
整理整頓、清掃も行き届いている
と、働く環境がものすごく整っていました。
14の労働価値の活用法
ここからは一歩踏み込んで、14の労働価値を活かす方法を検討してみましょう。
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