【くれは】行っといでバカ息子…

行っといで
バカ息子…

ONE PIECE17巻153話”ヒルルクの桜”より引用

ドラム島から旅立つチョッパーへ向けた、くれはのはなむけの言葉です。

生まれつき鼻が青いチョッパーは、トナカイの群れから仲間はずれ。ヒトヒトの実を食べてしまったことで、いよいよ群れを追放されてしまいます。

人の姿をして人里に降りてきても、完全な人の姿ではなく雪男のような風貌ですから、そこでも化け物扱いされてしまいます。仲間からは追放され、人間からは銃で打たれる、チョッパーには心を許せる存在がいませんでした。

しかしそんなチョッパーを、暖かく受け入れてくれたのがヒルルクでした。

繋がりの暖かさやチョッパーという名前、医者としての心構えなど、ヒルルクから大切なものをたくさん学んだチョッパー。しかしほどなくして、別れの時がやってきます。

ヒルルクの他界後はヒルルクの旧友、ドクターくれはの元で医療を学び、医者としての技術も磨いたチョッパー。ルフィたちと海に出ることを心に決めたとき、湿っぽいのが嫌いなくれはは、言葉ではなくヒルルクの桜でチョッパーを送り出しました。

ドラム島の形が桜の木の幹になってますが、尾田先生いわく、あれ偶然らしいですよ。まさに奇跡の桜!!

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