あたらくしあの徒然 #7~グルメサイトとの相性
皆さんは『グルメサイト』というと、何を最初に思い浮かべるだろうか??
やっぱり『食べログ』?
以下に記したのは、最近食べログのあたらくしあ公式ページに書き込まれたお客様のクチコミ。結構面白いのと、色々なことを考えさせられるので原文のまま掲載する(食べログの当該ページは「こちら」からどうぞ)。
独特の文末表現も影響してか、この投稿をされた方が、店を褒めているのかお気に召さなかったのかが、サラッと見ただけではわからない。
店は「入りづらく」て、蓄音機(恐らくラッパ型シレナの方)は「飾り」とおっしゃる。一方「ジュークボックス」と言われているのは、クレデンザ蓄音機のこと⁉︎)。
コスタリカに至っては「特徴がない」と…。
蓄音機については誤解、間違った推測甚だしい。
ただし「入りづらい」というのを 貶し言葉と決めつけることはできないようにも思ってしまう。
何故かと言えば、店自ら「大人の隠れ家カフェ」と謳っているから。
地下にあり地上1階からは様子がわからず、ビルに入って降りてみよう、と思うことは人によっては煩わしいかもしれない。
でも、それが「隠れ家」然としたロケーションでもあるわけで・・・。
コスタリカについては、「酸味も苦味もなく甘味だけほんのり」で「特徴がない」ということだが、「甘味」はこの豆の特徴だったりするので、実はしっかりテイスティングされていらっしゃる、と見ることもできる。
そして何やかんや言って結局はお褒めの言葉で締められている。
文末表現のユニークさはじめ、面白おかしく書こうと思ったらこんなコメントになった、という感じで、全体的にはよい評価をしていただいているのだと思うことにする。
面白いでしょ!
なので、ここはちゃんと店からメッセージを送らねばと思い、返信を書き込んだ。
実は食べログに公式ページを持ってはいるものの、あまり意識してはいない。クチコミもこまめにはチェックしていないし、情報の更新もそんなに頻繁に行っていない。それはRettyも同じ。
正直、この2つのプラットフォームは、あたらくしあを効果的にPRして、うちらしい集客に適したものだと自信を持って言えない気がする。
その理由は直接的ではないけれど、最後に記したいと思う。
逆に店として力を入れているのは、Googleとホットペッパー。
GoogleはMapと紐付いているし、実際にググってあたらくしあを見つけて、行ってみようと思った、というお客様は多い。
加えて、ありがたいことにクチコミ評価も現状4.9と高評価なので、それで行ってみようと思った、とおっしゃるお客様もいらっしゃる。インバウンダーに至っては、ほぼ100%がGoogleきっかけ。
ホットペッパーは予約に特化したグルメサイト。
神保町に限らず、予約可能カフェや喫茶店は案外少ないし、それも5人以上が同じテーブルに座れる店、っていうのはほぼ「ない」、神保町には・・・。
だから敢えてホットペッパーについては情報を充実させ、大人数でも予約可能なことを大々的に謳っている。
これは偶然ではなく、必然なのだと思うけれど、Googleにクチコミを書いてくださったお客様は、アップされた写真やコメントから「あっ、あのお客様かぁー」とすぐに分かる、お姿が思いつく。
でも、食べログにクチコミを上げていただいた方は「あの方かぁー」とはならない。記憶としてあまり残っていないんです、これが。申し訳ないのですが・・・。
いずれも匿名性の高いクチコミであるにもかかわらず、「顔」が見えてくるGoogleと、見えてこない食べログ。
恐らくあたらくしあとグルメサイトの相性は、この「差」で決まっているように思う今日この頃。
この感覚、分かっていただけますか?
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