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シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.3~F.Schubert ”Heidenroslein” D.257 Claire Dux(Soprano) 

ドイツのソプラノ、クレア・デュックス(Claire Dux, 1885-1967)のシューベルト『野ばら』。

アコースティック録音。恐らく1923、4年頃か?

Brunswick Cliftophone – 15061   10inch 80rpm

デュックスのバイオグラフィーを紐解くと、E.カルーソーと共演して『ラ・ボエーム』でミミを歌ったり、R.シュトラウスやT.ビーチャムなどに認められていたことが分かる。

個人的に「ソプラノだけど、メゾ音域に少しかかっている声」、例えばI.ゼーフリート、S.ユリナッチ、E.ベッテンドルフとかが大好きなので、デュックスの声は直球ど真ん中!

アコースティック録音故、只今あたらくしあで絶賛匿い中のシレナ蓄音機(1912年ポーランド製)で再生。

透明感と暖かさの絶妙なバランス。そして聴いていて疲れない声。

実はこのSP盤、5月に実施予定のとあるイベントで重要な役回りを与えられてもいて・・・。

続報をお待ちあれ。


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