2020/09/17 2:17

少しセンチメンタルなひとり語りエントリ。

16歳と9ヶ月目。愛猫ジュリエッタがなくなった。先住猫だったヒメがなくなってから、何年になるだろう。最終的な死因は自宅で亡くなったからわからないけど、お腹にできてた腫瘍が大きいと少し前、先生が言ってた。元々糖尿病なので、それが原因で亡くなるのかと思ってたからある意味予想外の出来事だった。

16歳と9ヶ月。うちの娘達よりも僕ら夫婦と長く居たわけだ。

人でもペットでもみんなそう思うんだろうけど、亡くなって初めてわかる、とかではなく、後悔することが溢れ出て、この子はうちに来てよかったのかなとか最後苦しませてしまったかな(直前まで入院してた)、とか腫瘍なんてあんだけお腹触ってたのになんで気づかないかなとか。

大阪から遠く富山の地から、1年間一緒に過ごした母親の元から離れ、サンダーバードに乗ってジュリはうちへやってきた。僕が迎えに行って、一緒に帰ってきたのだ。いまだにはっきりと思い出すのは、サンダーバードに乗ってから大阪に着くまで、ジュリがずっと小さい声で鳴いてたから、席に座れず連結部分にいたことだ。響くわけではないが、きっぷの確認に車掌さんが通った時に心配してくれるくらいには鳴いてた。

移動や引っ越しはほんと苦手な子で、1回だけうちの家族は引っ越したのだが、ビビるあまり買ったばかりのそこそこ高級なラグマットにおしっこをして、出したばかりの羽毛布団にこんもりうんこをしたのも今では笑い話だ。

一時期は8キロオーバー(今更ながら猫腫はノルウェエイジャン・フォレスト・キャット)になったから、ダイエットをしてたのだが、亡くなる直前は3.3キロ。もうガリガリになってた。

書き起こせばほんと色々とあって、居場所が分からなくなったジュリを探しに1日2回僕飛行機に乗ったこともある(結局屋根裏にいた。押入れの天井は板が外れるからそこから忍び込んでた)。wiiの電源コード噛み切ったり(定番)

猫が人間より長生きする、なんて化け猫の話でしか聞いたことはないけど、まあ化け猫になってもらって全然構わないよね。と思いながら同じタイミングで死ぬのはありかぁ・・・とかも思ってた。

先住猫のヒメとは仲良くやってくれたと思ってるが、時々むちゃくちゃケンカしてた。お互い立ってねこパンチやってるからボクシングみたいな感じにもなってたし、ヒメがより一層ビビリで攻撃的なので、最初はどうなるかと思ってたけど、ジュリの性格が穏やか(キャッテリーさんはひまおって読んでたな)だからか、寄り添って寝てたりもした。

いくらでもかける、けどそんだけ色々あったわけで僕からすると本当にうちに来てくれてありがとうって話なんだけど、ジュリはどう思ってたんだろなあ。まあ憎しみ増大して呪ってくれてもいいや。むしろ呪って欲しい。なんで糖尿病にしやがったんだとか、腫瘍デカくなるまで気づかないとかアホか!とか。好きであろうが嫌いであろうが近くにいてくれるならどっちでもいいや。おやすみ、ずりさん。先にヒメと寝といてな。

ずっとあげたかったちゃおちゅーる、一緒に入れとくね

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