子どもの発達に不安を感じたら受けるべき4つの検査
「遅延型フードアレルギー検査」
遅延型フードアレルギーとは、一般的に知られている食物アレルギーのように食べてすぐに問題が現れるアレルギーではなく、食べてから数時間〜数日後に体調や行動に現れるアレルギーです。このため、原因を特定しにくいアレルギーです。
原因不明の慢性的な不調や疾患などはこの遅延型フードアレルギーを解消すると治ることが多いようです。
即時型フードアレルギー検査を「IgE抗体検査」というのに対して遅延型フードアレルギーは「IgG抗体検査」といいます。
遅延型フードアレルギーはリーキーガットにより十分に分解されていない未消化の食べ物が血流に漏れ出る事によって起こります。
したがってこの検査をすることによって、リーキーガットの程度が分かります。
▼娘の検査結果
「便総合分析検査」
腸の状態や腸内細菌叢(腸内フローラ)を調べる検査です。
便中の細菌を培養して腸内にどのような菌がいるかを予想します。
残念ながら、悪玉菌は嫌気性が多いため空気に触れると死んでしまい培養されない場合もあり、確実なことはわかりません。
でも培養できた菌については存在がわかります。
リーキーガットは悪玉菌の異常増殖が原因で起こるため、腸の検査は大切です。
▼娘の検査結果
「有機酸尿検査」
腸内細菌の代謝物が尿中に出るので、それを調べることで、どのような菌がいるかがわかります。非常に多くの項目があり、神経伝達物質など、代謝反応の図解も入っていて、娘の発達を心配する身としては不謹慎な言い方かもしれませんが、とても興味深く面白いです。
▼娘の検査結果
娘の結果はアラビノース、シュウ酸、4-クレゾール値が以上に高く、"H"と表示されています。
これらはどれもカンジダ菌の代謝産物らしく、自閉症に関係するそうです。
「毛髪重金属検査」
過去3ヶ月の重金属の排出量を調べる検査です。人の体は、体に入った毒素を便・尿の他に皮膚や毛髪からも外へ出しています。
毛髪検査では毒素が多く出た方が、体が守られていて健康というコトになるそうです。
否定されていますが、ワクチンに含まれる防腐剤の水銀から自閉症を発する発するケースがあるようです。自閉症の症状と水銀毒の症状は同じなのだそうです。
水銀毒が蓄積するとその神経毒により
運動能力が極端に低い、筋肉が弱い、といった症状になります。
食欲がなく痩せていくという症状もあります。
筋肉が弱い、といった症状になります。食欲がなく痩せていくという症状もあります。
▼娘の検査結果
娘の検査結果は、水銀毒がダントツに高く出ていて、基準値よりもはるかに超えていて、健全とは言えない様子。
その他には、ヒ素、チタン、アルミニウムが高く気になっています。
先生の説明によると、検査結果の下側のミネラルの出方が左に(基準よりマイナス側)よっているのは、体の機能としては「排出が出来ていない」という事になるそうです。
つまり、「有害金属の排出能力が無いのにもかかわらず、水銀の値が基準値を超えている」ということになるようです。
どんな治療をするの?
依頼したクリニックは発達障害の専門ではありませんので、リーキーガットの治療とキレーションをします。
まずはカンジダ除菌をして、リーキーガットを治してから安全な方法でキレーション(というか解毒力を高める)をするそうです。
検査はどこで?
検査はアメリカの会社で、直接インターネットでキットを購入することもできますが、検査内容の読み取り方がわからないので、バイオロジカル検査を行なっているクリニックを探して、医師の元で行う方が良いと思います。
例)
米国グレートプレインズ研究所 バイオロジカル検査受託
amazon 【遅延型アレルギー検査】IgG食物過敏フルパネル(219項目)
「バイオロジカル検査」で検索するとクリニックが見つかると思います。
うちは小西統合診療内科に夫が申し込みましたが、食事療法の指導が貰えないので、もしオンライン診療をやっているなら
「発達障害は栄養で良くなる」の邦訳版を監修した内山葉子さんの葉子クリニックにすればよかったなあと思っています。
読んでおくとバイオロジカル検査の理解が深まる本
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