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医療観察の通院処遇も3年目を迎え、社会復帰も具体的に進めていく段階になった。再起を図る機会を有効に活かしたいという想いと今まで準備してきたことの集大成に取り組もうと意気込みすぎて十二指腸潰瘍になった。 自分の体が最初に問題を知らせてくれたときは驚いたが、自分の問題に目を向けるきっかけにもなった。自分にできることを積極的にやろうとするあまり、生活空間の変化が心身に与える負担を過小評価していた。 それに輪をかけて仲間の生活スタイルの違いに相変わらず敏感で、仲間たちの行動