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情緒の特徴のひとつである二面性の自己主張傾向と統合傾向の極性が、どのようなタイプを示すかまとめます。 自己主張傾向と統合傾向 自己主張傾向 ⇄ 統合傾向 自己主張 ⇄ 統合 全体性 ⇄ 部分性 自律性 ⇄ 従属性 遠心的 ⇄ 向心的 競合 ⇄ 協力 利己主義 ⇄ 利他主義 アーサー・ケストラーは「ヒエラルキー構造が均衡している平時には、各ホロン(全体子)は自己ルールに従って機能し、そのルールを他者に押し付けようとはしないが、過度の
情緒の分化 上の図は20世紀初頭にアメリカで活躍した心理学者のブリッジスとルイスの研究に基づいた脳の発達と情緒の分化を表したものです。 彼らは人間の情緒と感情について研究を行いました。彼らの研究により、情緒と感情は、異なるものであることが示され、感情が身体的な反応に影響を与えることが判明しました。 そして情緒は、生まれて間もなく脳の発達とともに親子関係や保育・教育施設でのコミュニケーションを通して分化します。 つまり、長期間のマスク着用は、感染リスクと比較に
アブストラクト的記憶とスポットライト型記憶 アブストラクト的記憶とスポットライト型記憶という単語は造語ですが、記憶するまでの過程を表しています。 私が記憶と想像力を検証しようと思った理由は、情緒が記憶に大きな影響を与えると知ったからです。それなので、情緒と記憶の関係を調べました。 結論は「記憶(データ)=過去」ということになりましたが、刺激が記憶として蓄積されるまでには、自らの取捨選択、そして蓄積過程での刺激の褪色を経なければならなかったのです。 アブストラク