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星の数ほどの女性がしている命がけのこと

こんにちは。
つい最近、第一子を出産しました。

中々妊娠せず、自然排卵の体外受精を一度行うも残念な結果に。
さぁこれからどうしようと覚悟を決めようとしていたタイミングでの自然妊娠でした。

まさに待望の第一子。

10ヶ月の妊娠生活は、
と〜っても長〜〜〜〜く!感じましたが、
振り返ってみるとあっという間。

マタニティヨガに勤しみ、
赤ちゃんが苦しくないように、
わたしもリラックスした状態で素敵なお産ができるようにとイメージトレーニングをしていました。

どんなときも冷静に、深い呼吸ができるようにと、
マタニティヨガの先生はいつも仰っていました。

そしてそれを素直に受け入れ、
穏やかな気持ちで正産期を過ごしていました。


が。
出産当日、おだやかの「お」の字も出てこない壮絶な時を迎えるのでした・・・。

陣痛が来てから生まれるまで、およそ30時間。
もちろん不眠不休。
最後の4時間ほどは痛みの間隔がどの程度なのかもわからないほど、
とにかく、ずーーっと痛い。
立っても座っても丸まっても痛い。

助産師さんに、朝ごはんすこしでもいいから食べて!としつこく言われ、
パンを2mmほどちぎって食べる。
(食べるというより口に入れただけ。)

便意を感じるからトイレに行きたいと何度も訴えるも、

それ、赤ちゃんだから!!!

と。本当かいな。 

そして一向に開く気配のないわたしの子宮口。
24時間経ってもまさかの1cm。

ウソやろ・・・
これ本当に産まれんのん???

とわたしが戦意喪失しかかっていることを感じ取ったのか、
助産師さんは荒技に出る。

グリグリグリグリ!!!と
無理やり破水させられる。

パーーン!!!
と何かがはじけた。

そこから始まった、「何かが出そう」感。
今まで感じていた便意とは異なる、明らかな「何かが出そう」感。

ほどなくして助産師さんからいきんで良しと、許可が出る。
が、しかし、丸一日我慢していたものをいきなり出せと言われ、プチパニック状態。

どうやって力入れるんだっけ?
全然出る気配がないんですけど!!

とそうこうしているうちに、
医師がゾロゾロとやってくる。

あーなんだもうすぐじゃん
とゲームクリア目前くらいの軽い医師の言葉に安堵。

しかし結局何度かいきむも中々出てこず、足がガクガクと痙攣、
酸素マスクを付けられ、意識朦朧としてきたところ、
会陰切開・吸引処置が行われ、やっと我が子誕生。

今回わたしの出産を書いてみたのは、
世のパパになる男性たちに知って欲しかったからです。

出産って命がけ。

大袈裟でも何でもないんです。
妊娠出産している人なんて星の数ほどいるじゃん
って感じかもしれませんが、
星の数ほどの女性が命をかけて、新しい命を生み出してるんです。

だからぜひ出産が終わったら奥さんに言ってあげてほしいです。

ありがとう。

頑張ったね。

って。

それだけで、産後の夫婦関係はぐっと良くなるんじゃないかなぁと
出産を通して思いました。

今回の出産についての記録はほんの一部なので、
少しずつ更新していきます。