ゆるっと趣味が仕事につながる話
昨年、惜しくも星になってしまったヴァーシル・アブロー氏。
彼が立ち上げたブランド、オフホワイトのニットのお直しをしたお話です。
その前に、わたしの編み物人生を少々。
今となっては記憶も曖昧だけども、
小さいころは、編むことは好きでした。
ただ、棒針と毛糸玉をひと玉与えられて、それをひと玉編み終わったらまたほどいて、編み直す。。ということをしてました。
家庭科の授業でやったのか、入り口は覚えていないけど、
マフラーのようなものを編むのにも、端っこの
くるん
が、いやで、どうすれば平らになるか研究しながら編んでました。
どうすればより良い形になるのか、
より良い形
という概念は、生まれながらにしてDNAに組み込まれているようで、ちょっとくせものですねぇ。。。
研究するほど好きだった編み物も、のめり込んだわけでもなく、
成長して
高校生の時、お気に入りの色と縄編み模様でマフラーをきちんと仕上げて、
一年後、シンプルな方が良くなり、それをほどいてまた編み直しました。
(それは今もなお使っています。毛玉にもならないし、洗濯機で洗っちゃうし、めちゃくちゃ優秀なwoolです。)
そして
大学の選択授業で、セーターという大作を編んでからは、編み物とはさようならしました。
重くて大変で、飽きとの戦いを制したけれど、完全にバーンアウトですね。。。
そんな編み物熱は、十数年後に再燃。
最近流行りのハンドウォーマーを編むことにハマり、
さらに靴下を編むことにハマり、編み物の手の感覚が落ち着いてきました。
ただ、あまり複雑なものはノーサンキューですけども。。。
そんなころに、ゴルフクラブカバー作製のご依頼や、オフホワイトのニットのご依頼が舞い込んできました。
オフホワイトのニットはどんな直しかというと、
ウエストをシェイプして、
着丈を5センチほど出したい
なかなか面白い案件のスタートです。
ということで続きは次回。。。
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