初めてのリポート

学び方を見つけるという第一関門を突破したわけだが
その先にはリポート作成という二つ目の大きめの関門があった。

幸か不幸か最初に取り組んだのは哲学概論である。

ざっくりいうと

めちゃくちゃ難しかったけど面白かったからギリ心折れなかった。

倫理と哲学の選択で、なんとなく面白そうだからという理由でとった哲学。
ばびろうは高校時代に哲学分野の試験で惨敗していたことをすっかり忘れているのだった。

リポートの課題は二つ。
①論理哲学論考について
②ハイデガーの現存在について

写像、要素命題、名、道具的連関、世界-内-存在…
挙げればキリがない意味不明な言葉たち。
これらの理解に気が狂いそうになりながら必死にリポート作成を行った。

10時間リポートに向き合って300文字しか進まなかった日もある。

しかし、天才たちが考えることを知るのは単純に面白かった。

最初が哲学だったおかげでこの年になって学問を学ぶことの面白さとリポート作成の大変さを両方知ることができた。

最初が経済学だったら、今こうはなれていないだろうと思う。


しかし未だに0からこのようなことを考えだす天才たちに理解ができない。




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