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税抜600円でデスクトップオーディオのラックを作ってみました

先日来PCで高音質の音楽を聴くことにハマり、音質向上のためUSB-DACのiFi Audio ZEN DACを買ったことをこのnoteで書きました。

ただでさえものが多い自分のデスクの上にまた機材が一つ増えてしまったのでした。デスクすっきり派に入りたい自分としては大きな課題です。

結論からいうと、ダイソーの木材で棚を自作したら税抜600円だった、というはなしです。

早速ですが、できたものはこちら。

微妙にピントがあまくてすみません。


まずは、MacBook AirとMac Miniに分かれているエンタメ母艦を一つに統合することにするところからはじめました。
オーディオインターフェイスはできれば短いUSBケーブルでUSBハブを介さずにPC本体と接続することが音質的に望ましいと考えたため、USB端子数が多いマシンということで、Mac Miniを母艦にすることに。じっくり音楽が聴きたいというニーズが強いので、持ち歩く必要もないためデスクトップで問題ありません。

もちろん、WindowsのデスクトップマシンでUSB端子を増やすという方法もあるのですが、ずっとプライベート機はMacであり、エンターテイメント関連はMacでやりたいという個人的な希望のもと、Mac Miniになるのでした。現在使っているものは、Late 2012の、よく動いてるなーというマシン(でもメモリは16GB)なので、早めにM1のものににスイッチしたいなと思っているところです。 

そのMac Miniと、ZEN DAC、Komplete Audio 1という2つのオーディオインターフェース、それからDVDドライブの4つの機材をうまく整理したいなと思いました。横に並べるとごちゃごちゃするし、それぞれ形が独特なので単純に積み重ねるわけにもいきません。Amazonなどでラックをあさりましたが、あまりピンとくるものがありませんでした。

ラックがないわけではないのです。たとえばこういったものはアリだとは思ったのですが、アクリルの気分ではなかったことに加え、このサイズだとそもそもMac Miniが収まりません。

なければ作ればよい!というわけことで、ラックを自作することにしました。

Mac Miniの幅が約20cmでKomplete Audio 1とBDドライブの幅が14cm、ZEN DACの幅が16cmほど。最上段に一番大きいMac Miniを載せ、その下にそれぞれの機材を入れつつ、積み木の要領で4隅に柱を立てていけばよいのではないかと考え、1辺が20cmの正方形の棚をつくることにしました。これだったら釘やねじも使わずに木工用ボンドだけでいけるから簡単です。

思い立ったが吉日、ということで、設計図やメモも書かずにすぐに行動開始。
資材は、すべてDAISOで調達しました。

棚板は、20cm四方が4枚なので、20cm×40cmのMDFボードを2枚買って真ん中でカット。
切った面はボロボロになりやすいので、パーマセルテープで覆うとともに、棚を作るときには見えない後ろ側になるように棚板の向きを揃えました。(税抜200円)

柱となる部分は、立方体を積み上げて作ることにしました。
DAISOで売っている木材の立方体は3cm四方のため、BDドライブ幅14cm+立方体幅3cm×2=20cmでピッタリ。BDドライブは高さが1個分(3cm)、Komplete Audio 1は上にボリュームノブがついているので、手が入ることを考え高さが3個分(9cm)。合計で16個必要なので、下のものを2つ購入。(税抜200円)


ZEN DACは幅が16cm弱あるため、3cm幅立方体でつくる柱は立ちません。そこで、その半分の幅で高さが6cmの直方体のものを使用するつもりだったのですが、間違えて高さ9cmのものを購入。

最終的にはくみあわせて高さ6cmの柱を設置。(税抜100円)

ここまでで税抜500円です。

MDFボードはねじ止めがあまり効かなそうなので、全部木工用ボンドで接着。クランプで圧着していくとかなり強固に接着されるのでこの程度の機材の重量であれば十分受け止めます。


そして、そのまま色を塗らなくてもよいのですが、MDFボードと木材の柱部分の色味がバラバラなのと、さすがに安っぽすぎる見た目なので、黒いデスク天板にあわせ黒で塗装することにしました。その塗料はこちら。(税抜100円)
マットブラックに仕上がるので、随分とソリッドな感じになります。

色を塗る前に全体を紙やすりで整え(MDFボードは小口部分のみ)、適当な刷毛でささっと塗りました。

あらためて完成写真。

Mac Miniまでいれて高さ24cmで収まっているので、かなりコンパクト。

よく見れば随分荒いのですが、そこまでマジマジとみるものでもないので、まあ良いと思います。もっとちゃんとやるのであれば、棚板はMDFではなく普通の木材にして、柱もブロックを積み上げるような方式にしなければ随分ときれいになると思います。

税抜600円で随分とすっきりさせることができました。ボンドと刷毛と紙やすりを買っても1000円以内で作れます。

この棚の良いところは、もし機材が増えれば下にもう一段追加すればよい、という簡単さです。同じくDAISOのものにすれば、税抜200円で1段追加可能です。

次の機材はこれかなー





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