サマーウォーズ4DXはいいよってはなし

よろしくお願いしまぁぁぁあああす!

って台詞が有名なサマーウォーズ。ご存知でしょうか。結構最近の映画だと思っていたら、公開は2009年。今は2020年なんでもう10年以上経つんですね。(確かに大学の空き教室の巨大スクリーンでブルーレイを観てた気もしなくもない)

そんなサマーウォーズが、今なんと4DXで公開中でございます(2020年2月5日現在)。

どうも、びーとです。

今回は10年越しの4DX!映画『サマーウォーズ4DX』のレビューです。

そもそもの話、4DXってなんぞやと言いますと、3Dを超えた次元での映画体験です。1Dは点で2Dは平面、3Dで飛び出ちゃったんで、次どうすんだよ!って話なんですが、席が揺れるんですね。

これを数学の授業で考えると、XYZ軸の次は先生が肩トントンやってきた感じですかね。

うん、自分でもよくわからないたとえでした、すみません。

とにかく席が揺れるんですよね。

しかもね、奥さん、それだけじゃないんです。

水も出るんです。すごいですよね。映画見てたら水ぶっかけられるんですよ。まぁぶっかけってレベルでも無いですけどね。飛んでくるんです。

でね、香るんですよ。匂いまで、これもすごいよね。

そんでね、煙るんですよ、モクモクとね。

さらにね、降るんですよ、シャボンがね。

しかもね、吹くんですよ、風がね、シュッと。

ほかにもいくつかあるんだけどね。

どうしたんだよ、1個じゃないのかよ、何Dつくんだよ!って感じでいつもの映画に+アルファの体験ができます。


そんな4Dが、サマウォーズにくぅーるぅー!!ってなわけなんですけど。

ネタバレしない程度のネタバレです。

まず、正直そんなシーン揺れるシーンあったのかなーってちょいちょい疑いながら劇場に向かったわけですよ。

したらね、すごいすごいゆれるゆれる。なんならスターウォーズ観た時より揺れてた。

どう揺れるのかっていうとね、OZっていう仮想空間の中のシーンがあるんだけど、そこはなんか地面がそんななくて、みんな飛んで移動するのね。

で、ぼくらも飛べるのよ、OZの中を。ふわふわと。浮遊しているんです。ここで第一感動ポイントです。

そしてね、その仮想空間でバトルんですよ。殴り合いです。そうすると席が動く、だけじゃなくてボコボコするんです。右を殴られると右の背中がボコォ!左蹴られると左の背中がボコォォオ!吹き飛ばされると、座席が、グワァァア!!

すごいですよ。

そしてね、これは是非劇場で体験してもらいたいんですけど、オズの香りがあるんです。なんとも言えないオズ臭。夏休みの田舎から仮想空間へシーンが変わる、漂う香りも変わる、斬新です。

で、田舎って話ですけど、半分のシーンは田舎なんですよ。こら動かんかなーって思うんですが、意外と動きます。あーこんなにドタバタやったんだなーって思い出しました。

よく家族のドタバタって表現がありますが、それがベースにありつつ、ハプニングもあるので全編揺れ揺れでした。

2400円で普通の映画よりちょい高いですが、114分も楽しめるんだから、考えようではディズニーよりお得です。スターツアーズ23回分ですよ?そんな乗れないでしょ?

ストーリーに関しても、当時とは感じるものが違っていて面白かったです。10年あれば家族感も変わるよね。あの時はどーでも良かったシーンで泣きそうになったりしました。

そんな、初見もリピーターも楽しめるサマーウォーズ4DX、自宅じゃOZの匂いは嗅げないよ。

是非行ってみてください。
おすすめ!

いやぁ、お金ってなんぼあってもいいですからね。