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小児慢性特定疾病医療受給者証の申請

小児慢性特定疾病の医療費助成は、都道府県(指定都市、中核市の場合は市)が行なっているため、県をまたぐ転居の場合は、転居先で受給者証を申請し直さないといけません。以下に手続きの一例として東京都への転入の場合を紹介します。 ◼️手続き転居に伴う申請の場合、新規申請扱いになります。転居先の管轄の保健所や保健センターで申請書類一式を受け取り、記入して必要書類(後述のまとめ参照)とともに提出します。ただ、本来の新規申請と異なり、「小児慢性特定疾病医療意見書」(指定医に記載してもらう診

    • 医療機器とその使用に伴う消耗品・薬の提供方法の変更

      病院からの指示で医療機器を使用している場合、転居後も同じ機器を使い続けられるか、また関連用品としての消耗品や薬の提供方法はどうなるのか、といった心配も出てきます。以下に手続きの一例を紹介します。 ■手続き新しいかかりつけ医が決まったら、病院からの指示で使用している医療機器の同じものが使い続けられるか確認します。特に決まった手続きがあるわけではないので、元の病院の地域連携部から新しい病院を紹介された時や、新しい病院に最初に連絡する際に確認するとよいと思います。また、新しい病院

      • 医療機関の転院手続き

        引っ越しを考えるとき、まっさきに頭に浮かぶのは、現在お世話になっている医療機関が変わることではないでしょうか。以下に転院に関する手順を説明していきます。 ■転院の手続き引っ越しが決まったら、すぐ担当医にその旨を連絡します。病院の規模によりますが、地域連携部(または地域連携診療部といった名称の部門・組織)が窓口になり、転院先をコーディネートしてくれます。また、病院だけでなく、訪問看護やリハビリ、訪問歯科、往診医など、利用している他の医療機関の転院もまとめて相談できると思われま

        • 医療的ケア児のお引越し

          はじめまして。2014年生まれの医療的ケア児を持つしたでると申します。 昨年、わが家は東京近郊の町から都内へ一家で引っ越しをしました。引越しの理由は、子供の就学です。もともと住んでいたところから特別支援学校まで遠かったことと、人工呼吸器を使用しているため在校中はずっと保護者の付き添いが必要とされたためです。医ケア児や重症心身障害児を連れての引っ越しは、そうでない場合に比べてハードルが高いことは容易に想像がつきます。もしかしたら、より良い福祉環境を求めて今住んでいる土地からの

        小児慢性特定疾病医療受給者証の申請