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齢90歳位のBALDAさん!


私の拙いnoteに御訪問頂き
誠に有難うございます!
今日は、先日の「第3回大バルナック祭り」で、

お持ち帰りしてきたご老人!
機械式カメラのBALDA BALDAXのお話です!

持ち帰った状態です!酷く視えますね(笑)

正直、
クラシックカメラファンでも
無いので、
判る範囲で状態だけを
吟味してお持ち帰り!

後からググりまくり、

Balda Baldax(Semi)
Balda baldax camera
with  Schneider Xenar 7.5cm F2.8

●使用フィルム:120 6x4.5 16exp. 
●レンズ:Schneider Xenar 5cm F2.8
⚪ファインダー:折畳み式ファインダー
絞り:F2.8~22 
●ピント調節:ゾーンフォーカスFeet表示 
●シャッター:Comper T.B.1,        1/2,1/5,1/10,1/25,1/50,1/100,1/250秒 
●最短撮影距離:5Feet 
●Maker:Balda 
●サイズ:? 760g 
●当時価格:10500円 現在の価格換算で約20万円だとか 
ググりまくって更に調べると
●発売:1934年〜38年

このページからXenarが付いた時期を発見!
と、此処まで判明〜!
いやぁ~ 頑張った!(笑)

要するにこの当時にしては明るいレンズ!
そして高価な安定性のあるシャッター機構!
意外と少なそうな組合せ!
そして数値より軽く小さく薄く感じる個体!コレってその当時のコンデジ?!
そんな事を想いながら、
レンズ&外観を清掃!

次は此処外して中玉掃除します!
オイル滲みも無し!
凄く綺麗なファインダー!
革部分を清掃!布が黒くなった!

此処まで掃除しながら、シャッターや絞りを
イジイジして、動作確認!
SSスピードの正確さは別として
変速在り!粘り無し!の良い状態!
なんか愛おしくなってきた!

あとはカニ目で裏から外し、
中玉掃除!3枚構成トリプレットらしい。

で、清掃しながら思ったんです!

「写真って、こんな仕組みでも撮れるんだな···」

「カメラって一体なんだろう。。。」

と······人間が判断する部分。
露出とピント。。そしてフィルム装填。
コレを人がしてあげるだけで、
写真って撮れちゃうんですよね。
それを限りなくデジタル化して
自動化してる現代のカメラ。
素晴らしい技術の進歩!
今のカメラって90年保つのかな。
無理だろうなぁ〜。
ロストテクノロジーとされるんだろうなぁ〜。
今の技術も。。きっと。。。

戦前の技術の粋を集めて創られた
スプリングカメラ。
より多くの枚数を同じフィルムで、撮れるように6✕4.5サイズにして16枚可能にした。

いちいち、人間臭い努力と発想の実現で
創り上げられた当時のカメラ。。

人の本来あるべき姿の具現化じゃないのかな。。と、
ロマンに浸った瞬間でした。

オリジナルを尊重した上の
軽いカスタム化したいなぁ〜。

そう感じた心休まる僅かな時間でした。

今日も私のつまらないお話にお付き合い、
本当に有難うございました!
こちらのBALDA爺さんの実写!
後日、UPさせて頂きますね!
では、また〜✌


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