【第38話】「消費経済に慣れてしまうとご縁のパワーが失われてしまう!」後半
得意客の大宮さんがめずらしく専門分野の経済の話を熱く語り出して、さすがのママもタジタジ。消費経済がどうしたこうしたという話が本当に婚活に繋がるのか。。?
大宮:「現実には高いお金を出せばいいものが買えるというのは目に見える「物質」だけなの!世の中にはお金で保証出来ない消費もあるってこと」
ママ:「難しいわね~、高いお金を出しても保証がないのは嫌だわ」
大宮:「嫌でも必要な消費は多いのよ。医者や病院・資格・学費・美容師・考えてみると色々ある。寄付なんかもそうだよね。お金を払うけどどうなるかは保証がないでしょ」
高いものを買った事がないリリーにとっては全くぴんときませんが、猫缶は高いものが美味しいんじゃないかニャ?
ママ:「あっ、わかった!!! 子育てなんかはさ、金をかけたからっていい子供に育つかなんてわからないわね。結婚式も豪華だったら離婚しないとは限らないとか。。そんな事?」
大宮:「う~ん、ちょっと脱線かもしれないけど、まぁそんなところかな。要するに『お金を払っても結果がわからない消費経済』は存在する」
ママ:「結果がわからないのにお金払うの?」
ふむふむ、確かに高い猫缶を食べてれば健康とか限らない!違うかニャ。
大宮:「ケアハウスなんかも大金を払ったから幸せとは限らない。相性が合えば安価でいい施設もあるかもしれないし」
ママ:「ああ、それわかるわぁ~。アタシが行きつけの美容院は安いけど腕がいいわよ」
大宮:「それはママにとって安くていいと感じても他の人が同じとは限らないでしょ。あくまで相性だから。そういうものを“共同プロジェクト型の取引”って言うわけ。」
まぁまぁ大宮さん、長いんだからコーヒーおかわりしてよ♪
ママ:「じれったいね~~それで“共同プロジェクト型の取引”と結婚のご縁は何が結びつくのさ?」
大宮:「“共同プロジェクト型の取引”の成功のカギはコミュニケーション。出来るだけなんでも言える、言ってもらえる関係を築いて最高の成果をあげるにはどうしたらよいのか、それぞれ知恵を出し合う関係になる事でより成果があげられる!」
ママ:「め、、めんどくさぁ~~~」
せっかく大宮さんが熱弁してるのにママったら水をさすなぁ~ヾ(^o^;)
大宮:「そこだよ、お金を出して得る事に慣れると面倒な事は避けたくなる!」
ママ:「確かに『恋愛』も『結婚』も『子育て』も『老後』も『病気の治療』も面倒と言えば面倒だわね。だけど一生懸命取り組む人は応援したくなるし、協力したくなるわ」
大宮:「そこそこ、それだぁ===、オレの結論取らないでくれる!!
要するに婚活は“共同プロジェクト型の取引”だから1人目で決める人もいれば100人会って納得して決める人もいる。必ずしも高額な紹介所だからいいご縁があるわけじゃない」
はいはい、今日はそこまで~~!面白い話だったけど、大宮さんの結果が伴えばさらに説得力があったかも。紹介所やアプリに丸投げしないで自分でちゃんと取り組む人にいいご縁がやってくるって事なんだニャァ~~
「消費経済に慣れてしまうとご縁のパワーが失われてしまう!」後半
byリリー
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