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イチオシ!(1番オススメ!)

皆さんお久しぶりです!
夢を語れ福井店主のばーちーです。

#ユメカタリレーブログ  の2周目!
地球規模ソラのアルバイト時代からユメシガ修行時代まで
お世話になりまくり!
アドベンチャー仲間のタロウさんからバトンが回ってきたので
今回またまたブログを書かせていただくこととなりました。
暖かい目、いやこの夏くらいアツい目で見守ってくださると
親族一同大変嬉しゅうございます。

そんな2周目のテーマは
「イチオシを語れ!」
ということで僕のイチオシについてしっかり一番オススメさせていただきます。

”登山最高”

突然ですが、登山は最高だ。
空気は美味しいし、景色は綺麗だし、登頂した時の達成感はすごい。
しんどいけどね。
僕はよく「登山最高!」と言うのだが、
「最高」だけで全てを片付けてしまっては、大人としてどうなのかなと思う。

だから今日はこのブログの執筆をいい機会として、
「最高」としか表現していなかった登山様のことを
もう少し言語化してみようと思う。
僕は普段、語彙力が割とアレなので、
美味しいものを食べた時も「うまい!」
すごいものを見た時も「すげぇ!」
やばいことが起きた時も「やばぁ〜」
みたいな感じでシンプルに表現しがちだ。

ラーメン職人として仕事をしている最近こそ
イキって
職人としての自覚を持ち、
「塩味と甘味のバランスがぁ〜〜」
とか
「メイラード反応がぁ〜〜」
とか言語化をしているのだが、
基本的なボキャブラリーはキッズなのだ。

だからこそ、この機会に言語化をしてみようかなと。
そんな「最高」を言語化しようとする人類初の
大挑戦(??)を応援してくれよな!


僕にとっての山、そして登山

高校を卒業するまで福井県の美浜町という
海と湖と山に囲まれた町で育った僕にとって、
自然はすごく身近なもので、最高の遊び場だった。
             (↑この「最高」は言語化しません。)
特に実家のすぐ裏が山だったので、小学生の頃は
山に秘密基地を作ったり、
小屋に眠っていたクソデカい鉈(切れ味赤ゲージ)を振り回して、
森林伐採モンハンごっこなるものをしたり、
シンプルに山を駆けずり回ったりして遊んでいた。
山はそんな身近な遊び場であり、楽しいから好きだった。
枝が刺さって怪我したり、マジの熊とまあまあの至近距離で
出くわしてしまったりと、痛い思いや怖い思いをして、
「山は軽く見ていたらダメだな」と子供ながらに学んだりもした。

”登山”というものを初めて意識してやったのは
おそらく小学3、4年くらいの時の遠足。
山が身近だったからか実はあまり印象には残らなかった。
それから僕は、中学でボート部に入り、高校卒業までの6年間は
完全に”湖派”になっていて、山に行くことはあまりなかった。

僕が再び山に行きだしたのは、大学進学で京都に出てから。
と言っても自分の脚で、では無い。
僕の周りでは”原付バイクで林道を攻める”ムーブメントが
流行しており、僕は京都という都会に出たのにも関わらず、
夜な夜なドロドロになりながら原付で山に登った。
もちろんちゃんとしたオフロードバイクで登る友達もいたし、
僕も途中からオフロードバイクを2台乗り継ぎ、
卍エンジン卍の力を借りて徐々に山との関係を取り戻していった。



バイクで山を登っているとバイクに乗らず自分の脚で頑張らねばならないことが多々ある。
何を意味わからないことを、と思う方もいるかもしれないが、
例えば、登れない坂があった時はバイクから降りてバイクを押したりスロットル煽ったりしながら脚で登ったり、
山の斜面に倒れたバイクを放置して歩いてその先の様子を見にいったりする。
そこで何度も体感することになること、
それは

”脚の走破性最強”

人間の脚の走破性はすごい。
マジでどこでも行こうと思えば行けてしまう。
ジープやジムニーなんかも走破性という点においては人間の脚には敵わない。
ついでに手なんか使おうもんなら無限の可能性を感じてしまう。

そう、ほとんどの人はそんな無限の可能性を持つものを、幸運にも携えているのだ。
これを使って山に登ろう・・・!
そんな気持ちが湧きつつも、しっかりめにエンジンに頼り切った大学生活だった。
なんなら僕は土よりアスファルトを愛する男になってしまっていた。

ヤバい。このままだと僕のイチオシはエンジンとかバイクとかに
なってしまいそうなのでここら辺で軌道修正を・・・

エンジンが積まれている乗り物が大好きなのは事実だが、
大学生活後半から夢を語れ出店までの約3年間の間は
まあなんやかんやで授業の合間にあの大文字の山に登ったり、
海外旅行に行った時も登れそうな山があったら登ったり、
仕事や修行の休みの日は武奈ヶ岳や伊吹山に登ったりと、
気付いたら登山の予定が立っていて、登山をしていた。
本当に”気付いたら登っている”という感覚だった。
記憶喪失とかじゃないよ、多分。

僕はこの摩訶不思議な現象の原因を突き止めた。
それは

登山が最高すぎるから。

前置きが長くなり過ぎてもう読んでくれていない人も
そろそろ現れてそうなので、そろそろ本題に入らないとですね。
本当にすみません・・・!
でもこれも全て登山が最高すぎるせいなのです!
僕を責めないで!


「一体登山の何が最高なのか。」

ここから先は本当に真面目に、
登山の何が最高であるのかご説明致します。
登山最高すぎて多分ちょっとスピってます。
何卒よろしくお願い致します。

①人間・自分の可能性を再確認できる
登山は普通にしんどい。
10kgを超えることもあるザックを背負って、重力に逆らいつつ何キロもを歩くのだ。
しんどくないわけがない。
自分はドMなのかと思うこともある。
よく自分を客観的に見ることが大切だと言われるが、
登山において客観視はある意味危険かもしれない。
何故この時代に自分の足でクソ暑い中山に・・・
そんな時はアホになった方が良い。
結局今を生きるのは主観的な自分。
とにかく歩みを進める。
完全主観の世界で信じられるのは自分のみ。
山頂は遥か彼方に感じる。
でも一歩ずつ歩みを進めていけば、
あれほど遠くに感じていた山頂に辿り着くのだ。
確かにしんどかったけど山頂で絶景を眺めている。
しんどければしんどいほど物凄い達成感。
人生もこれと同じではないか。
目標(=山頂)を定め、一歩ずつでも確実に前進すればいつか辿り着く。
これぞまさに人間の可能性。
そうして人類はここまで文明を発展させてきたのだ。
登頂し、無事に下山出来た時は、
よくやった自分と褒めてあげよう。
こうして自分の人生の可能性を信じることに繋がるから最高。

②自然と人間の関係性が学べる
登山は自然の中にお邪魔させていただく行為。
場所・環境・天候等によっては人は簡単に命を落とす。
しかし我々は発展した科学技術によってそのリスクを
かなり下げることが可能だ。
それでも大自然の前では無力にも命を落とすことがある。
山を、自然を舐めてはいけないし、根本的には主導権は人間には無い。
だからこそ自然に対してはリスペクトをして、
人間の方が上だという気持ちなんて決して持ってはいけない。
僕は、人類文明は地球という自然の星にて
いわば”間借り営業”させてもらっている状態であると考えている。
人間の可能性は素晴らしいし、無限大だと思うが、
だからこそ、自然を、地球を尊重する気持ちを忘れずに。
人間は人間だけ愛するのではなく、地球に存在する自然や動物をも
愛せるようになるべきだろう。
自己中心的、人間中心的な生き方は、
地球規模で考えると良いとは言えない。
地球は人間だけの為の星では無いのだから。
これに関しては完全に僕の個人的な学びであるし、
もちろん他人に強制はしたくないが、
僕にとっては納得のいく学びだから最高。

③日常の当たり前に感謝できる
生命の気配は標高に比例して少なくなる。
動植物も生育出来なくなるし、人が作り出した人工物でさえも少なくなる。
人々は古来よりそんな世界を信仰の対象とさえしてきた。
我々が普段生活をしている世界とは文字通り別世界。
僕たちが普段享受している”当たり前”はそこには無い。
そんなに高い山に登ったことのない僕でも感じるし、知っていること。
だからこそ無事に下山した後の世界の有り難みが身に沁みる。
人間の科学の力はあまりにも大きく、素晴らしい。
この力をどのように使うかが、今の人類の最大の課題であり、
存亡すらもかかっている選択であると思う。
何にせよ普段の生活の中の”当たり前”に感謝できるから最高。

まだまだ細かく出来ますが、大きく分けてこの3つが
登山最高たる所以であると同時に言語化の結果ですね。

とは言ってもさすが毎回こんなことを考えて登山しているわけでは無いですし、
普通にずっとそんなバイブスでは登山したく無いです笑
キッズボキャブラリーでのみ表現してます。
でもやっぱり登山の中でのしんどい思いや達成感、
美しいやカッコいいという感動によって、
心を動かされた結果、このようなことは考えることもありました。
ただ山に登って美しい景色を見たり、山頂でカップ麺を食べたりするだけで、
人間自然の両方の素晴らしさを感じ、考えられるきっかけが得られるのが、
登山の魅力だと思います!
あとシンプルに良い景色見るとテンション上がりますし、山で食べるご飯は美味しいし、高山植物は綺麗だし、運動って気持ちいいですよね。
そんな全ての最高をまとめて”登山最高”と表現させていただいております。
というわけで僕のイチオシは登山でした!
これを読んで少しでも登山してみたいなぁ〜と思ってくれたり、実際に登山に行って人生が少しでも良いものになったりしてくれる人がいたらすごく嬉しいですね〜!

白山(御前峰)2,702mにて

僕は何と言っても山を愛しているので、これからも登り続けたいと思います。
そしてそんな僕の夢は

35歳までにエベレスト登頂!

今回も長くなってしまいましたが、最後まで読んでくれた方、
本当にありがとうございました。
バトンを回してくれたタロウさんとも山に登りたいですね〜。
釣りも行きたいですし。

何はともあれまだまだ続きます
#ユメカタリレーブログ

お次は誕生日が同じの岐阜代表!
エイトくんにバトンパスです!
楽しみです〜!

#ユメカタリレーブログ
#登山




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