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「FXで借金」の謎

最近はめっきり聞かなくなりましたが、一昔前は
「FXで借金」というフレーズをよく目にしました。

FXで借金、冷静に考えると割と考えづらい状況です。
なぜか?書いて行こうと思います。

FXのリスク範囲

FXあるいは投資全般に言えることですが、
損失は最大でも自分が入金した金額までです。

FXで負けたからといって、残高が0以下になることはありません。

ロスカットという仕組みがあり、損が大きくなると自動決済。
損する金額が、入金額を超えないようになっています。

例外中の例外は、ロスカットのシステムが間に合わないケース。

「限界のレバレッジで、リーマンショック級の爆損!」
という条件なら、マイナスもありえないとは言えません。

でも、国内のFX会社については無視できる確率でしょう。

FXの失敗で借金?

「FXで失敗して借金を背負った」

これ、ほとんどは、

  • 借金してFXした

  • 使う予定のあるお金でFXした

せいで、結果的に借金になっているだけです。

余剰資金で投資する限り、FXで借金ということは、ほとんどありえません。ロスカットになっても、残高がマイナスにはならないからです。

  1. 借金してFX

  2. ロスカットで0

  3. 借金が残った

これを「FXで借金を背負った」と表現するので、FXは実情よりも危険だと思われています。

資金は借金ではなく、余剰資金を利用する。
これだけ守っておけば、FXの失敗で借金が残ることはありえません。

仮想通貨など、投資全般で同じことが言えます。

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