見出し画像

ホワイト企業(笑)で受けたパワハラ。大企業=ホワイトは嘘

この記事では、ホワイト企業で受けてきたパワハラについて書きます。


わたしが働いている会社は、ホワイト企業と思われています。

平均以上の給料ですし、違法な行為もブラック企業と比べれば少ないはず。


しかし、ホワイト企業にもパワハラはあります。


わたしの会社は、古くて体育会系の大企業です。

似た体質の企業なら、同じようなパワハラがいまだに横行しているでしょう。

ホワイト企業(笑)で受けたパワハラ

パワハラか微妙なものから、ど真ん中のパワハラまで。

ソフトなものから順に、書いていきます。


①恐怖のメモ

A4にびっしり、お経のように説教が書かれたメモをもらったことがあります。


しかも、ところどころ赤字ボールペンにわざわざ持ち替えて強調。


呪術の一種かと思いました。


「Aとは」と定義を説明した文の中に、「A」を使っちゃってるのがなにより恐ろしい。

スタックオーバーフローしそうになりました。


②黒塗りの書類

提出した書類が、鉛筆で真っ黒になって帰ってきたことがあります。

漆黒

こんな感じ。

わたしの提出する書類のクオリティが低すぎて、キレちゃったようです。


③ラジオ体操

古い企業なら、朝にラジオ体操をやってるところは多いでしょう。

それも、始業前に。


始業ぎりぎりで出社していたら、

「明日も体操に来なかったらどうなるか分かってんだろうな」

とすごまれたことがあります。


サビ残の指示でしょうか。


④書類を破られる

おっさん(Aさん)が作った書類を、わたしが作り直すことになったとき。


「あ~じゃあAさんが作ったやつを見ながら作ればいいですね~」

と言っていたら、Aさんはそれが気に食わなかった様子。


わたしが席を離れたスキに、元の書類を粉々に破ってしまいました。


他人がラクするとムカついてしまうって、器のサイズが耳かきレベルなんですよね。


⑤会社の車を使わせない

出張のとき、

「お前は信用できないので、車は貸せない」

いただきました。


自分だけ、電車+徒歩。

不便な場所なので、僕以外の出席者は全員車でした。


わりと大変な目にあったので、病欠すべきでした。

根がまじめなほど、損をします。


⑥人間性を疑われます

ムカつくメモシリーズ。


○○をやっていなくて、もし××になったら、人間性を疑われます

みたいな文章で、そこはかとなく人格否定パワハラ風味。


でもこれの一番ムカつくところは人格否定ではなく、「疑われます」の部分。

「人間性を疑う」のは書き手ではなく、明示されない「誰か」です。


ホワイト企業では、パワハラについては厳しく言われています。

書き手は、「疑われます」の表現で責任回避の予防線を張っているのです。


文章に限らず、頻出のムカつく言い回しですね。


⑦ヘドロを素手で

水が流れる設備の、排水口が詰まっていました。

排水口

こういうのに、ヘドロががっつり溜まっている訳です。

この金属のやつを、いくつも素手で取らされました。


何年も放置されているので、別に今やる必要性はありません。

単純な嫌がらせです。


「仕事のうちでした」

と言い訳されればそれまでなので、パワハラには多分なりません。


悪意はガンガン伝わってきますが…


⑧お前が代わりを探せ

・労働組合活動
・飲み会幹事
・ボランティア
・何かの契約

を若手に押し付けるときの常套句。


「断るなら、お前が代わりを探せ」

です。


いきなりこれを言われると一瞬、

「それもそうか?」


となりがちですが、よくよく考えるとそんな責任はこちらにありません。

「だれか生け贄を見つけてくる」という使命を、保身のため引き受けたのは相手です。


こうした業務外のメンドウの押し付け、かなりの強制力があります。

「ホワイト企業でもよくある」というより、たいていの大企業で横行しているパワハラでしょう。


⑨休むための日じゃない

作業がない日があったので、有給を取ろうとしたら

「休むために空けているんじゃない」

と叱られました。


別の業務をさせるつもりだった、とのこと。


有給を取らせると業務が回らないのは、業務が多すぎるだけです。

そして労働者には、好きなときに休む権利があります。


さすがにその程度は理解している上司が多いので、レアケースではあります。


有給を勝ち取る方法については、こちらの記事にまとめました。

https://baacash.com/holiday/

ぜひ、読んでみてください。


⑩サビ残のススメ?

「みんな、朝の分は残業代つけてないけど?」

「みんな、昼食が終わったら働いてるけど?」

「拾ってもらった会社に対する感謝の気持ちがあれば、昼休みも少しは働こうという気になるのが普通」


一体何をして欲しいのか、わたしにはまったく分かりませんでした。

とりあえずこういうのは、録音しておけばいい気がします。


もはやどこから突っ込んだらいいのか分かりませんが、若くして洗脳完了してる人もちらほら。

「ホワイト企業勤務な俺」を愛す余り、組織側のロジックまで丸呑みする様はただ、哀れです。


⑪ホワイト企業 口撃集

アスベスト(有毒な何か)食えww

冗談っぽくすれば、なんでもありかな。


(電話にて)さっさと来い!!

だから、台風なんだってば。


バカ!!ほんとに大学出てるのかよ

シンプルに傷つきます。


邪魔!!(こちらのイスを蹴りながら)

ホワイト企業とはなんだったのか。


こう書くとヤバい奴しかいない印象になりますが、そうではありません。

上記のような内容を言ってしまうようなレベルの人は、ごく一部です。


ホワイト企業であっても、人間が集まる限りヤバい奴が混ざるのは防ぎ切れないのです。


パワーハラスメントをパワープレイで拒絶したエピソードを、こちらの記事で書きました。

https://baacash.com/union/

ぜひ、読んでみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?