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煉獄コロガシ 35連コロガシへの道【12連勝へ挑戦】4/30(土)

35連勝を目指す「煉獄コロガシ」。今日は12連勝へ挑戦する。

※煉獄コロガシとは
 1.1倍の複勝でも、5万円スタートで35回転がれば140万円になる。
 ということで、どんなにガチガチの本命でも恥じることなく買い続け、
 とにかく当て続けてどこまでもコロガシ続ける試み。
 命名は漫画「喧嘩商売/喧嘩稼業」に出てくる連撃技の「煉獄」より。


先週は下記の通り的中できて11連勝となった。
その払戻金460,020円のうち端数を省いた460,000円を本日は転がしていく。


【本 命】


第12回の◎は、4/30(土)東京11レースの11レヴァンジルとする。

【買い目】


 ◎ 11レヴァンジル  複勝 460,000円
     投稿時点複勝オッズ 1.3~1.5倍

明日は各場、雨予報。降りだす時間や量も現時点では読み切れない。
だったら、朝から晴れていて馬場状態がある程度見えている今日の東京芝で、しかも下述の通り能力を信頼できる本馬に、行ってみたい。

【根 拠】

1.未勝利勝ちの時計価値

今年の正月開催で、「月間コロガシ」企画の第1回として取り上げたのがこのレヴァンジル。そのときに強調したのが、未勝利時の勝ち時計がGI級(悪くてもG3級)であるということ。
稍重、2歳戦、ということを考えると2.00.9で上り11.3-11.5は破格。
3着が8馬身も離れてしまったのは当然だ。
(詳細は↓)


2.皐月賞掲示板級の能力~アスクビクターモアとの比較~

どこにでも書いてあることなので多くは語らないが、
1勝クラス昇級初戦の2着は、アスクビクターモアとクビ差の2着。
そのアスクビクターモアが、同じ中山2000mで弥生賞1着→皐月賞5着。
そう考えるとレヴァンジルは、デビュー2,3戦目で連続して、皐月賞上位レベルのパフォーマンスを、皐月賞と同じ中山2000mで発揮した、ということが言える。


3.皐月賞掲示板級の能力~ヴェローナシチー、ポッドボレットとの比較~

この話は3段論法が沢山出てくるので下表を参照されたい。

現3歳対戦比較表

1ー3月の芝2000-2200m路線を堅実に走ったヴェローナシチーを物差しにすると、
レヴァンジルがすみれSでこれに0.3先着。
と考えると、同じヴェローナシチーに京成杯で0.4先着だったオニャンコポンと互角の計算が成立。
オニャンコポンは皐月賞でアスクビクターモアと0.0差の6着だから、
1月中山平場でアスクビクターモアとレヴァンジルが0.0差という結果とも整合性が取れる。
つまりレヴァンジルは皐月賞5-6着級の力があると言える。

また、ポッドボレットは、京都2歳Sでジャスティンロックに0.3差負け、ビーアストニッシドに0.2差負け。ただこのときは得意の先行策が取れず、1番枠でじっとしていたら道中で外から捲りにあって位置を6→6→5→8と下げてしまい、直線向いて最内から急に離れた大外に持ち出して追い込んできたという失敗騎乗。
直線の脚色からすれば、まともならこの2頭との差はもっと詰まったか、或いは逆転していてもおかしくなかった。
と考えると、ポッドボレットは皐月賞7~11着相当の力がある。
しかもジャスティンロックは皐月賞であの日全く伸びなかった最内を突いており、通ったコースの差を考えれば5,6着との力差はない。
またビーアストニッシドは得意の逃げが打てず、3-4番手からの競馬となり力を出し切れたとは言えない中での結果。これも11着以上の力があると考えられる。
とすれば、ポッドボレットは皐月賞5ー6着に相当してもおかしくないと言える。そして、レヴァンジルはそのポッドボレットと2度対戦して大接戦の1勝1敗。

こうして、ヴェローナシチー、ポッドボレットという2頭を物差しとした比較で考えると、レヴァンジルは皐月賞掲示板付近の各馬と互角の能力があると言える。
そんな馬が青葉賞に出てくれば、勝ち負けして当然だろう。

4.皐月賞掲示板級の能力~過去の馬との比較~

皐月賞掲示板級の能力があるとして、それが青葉賞での好走を約束するものなのか?という検証もしてみたい。

皐月賞4~7着馬がダービートライアルに出走してきた場合の成績
※トライアルレース別の成績(1986年~昨年)

かなりの確率で好走している。
そして直線平坦の京都より、直線坂のある府中のほうがより好走率が高い。

「青葉賞G2」では3頭全滅しているのが気になるが、うち2頭は皐月賞前まで1400~1600mを中心に使われていた馬。あとの1頭は4番人気4着であり、人気通りには走っている。

皐月賞4~7着馬がダービートライアルに出走してきた場合の成績
※皐月賞での着差別の成績(1986年~昨年)

さきほどレヴァンジルと互角に見なした馬たちの皐月賞での着差は、
アスクビクターモア 0.4差
オニャンコポン   0.4差
ジャスティンロック 0.6差。
そう考えると、かなりの確率で好走するゾーンだと言える。


5.青葉賞というレースの性質

近5年の勝ち時計が、
2.23.6
2.24.4
2.25.0
2.23.0
2.25.2
と、この時期の3歳限定戦、しかも大半が条件級の馬で構成されたメンバーで行われるレースと考えると破格の高速決着が続いている。
今年は雨上がりで現時点で稍重とはいえ、
朝から晴れ渡り、時計を見ても、良とそん色ない状態と言える。
それだけに2.25.0前後の決着が見込まれる。

となれば、まぎれのない実力馬による決着が濃厚。
実際、上記5年間で1番人気馬は(1,2,2,0)。
10年で見ても、(3,3,3,1)と堅実。

ここまで検証してきたレヴァンジルの時計や能力の検証が生きる結果が予想される。
勝ち切れずとも3着を外すシーンは想像しにくい。

6.ダミアン・レーン

言わずと知れた、JRAで騎乗可能性のある騎手の中では最強クラス。

騎手 高勝率ランキング
(2018.1月~先週、騎乗機会50以上、障害除く)

どちらかというと、スポット参戦で猛威を振るうCデムやレーンを、
通年で上回っている川田・ルメールの化け物ぶりが際立つデータではあるが、要するにレーンはリーディングトップクラスの信頼度だと考えてよい。

本日も、この記事投稿時点で
1R 1人気2着
5R 1人気2着 芝2000m
6R 3人気6着
7R 4人気1着 芝2400m
と、好調の様子。
しかも芝2000m以上のレースで2戦2連対。

ダミアン・レーン騎手 クラス別成績

そして重賞での強さは群を抜く。
さらに、

ダミアン・レーン騎手 種牡馬系統別成績

キングマンボ系を大得意としている。
ドゥラメンテ産駒のレヴァンジルにとって、たいへん心強いパートナーだ。

7.状態、展開

前走の後は「しがらき」へ放牧に出さず、在厩での調整。
皐月賞に登録するプランもあったやに聞くが、近2走のレース選択からして、恐らく、
前走を勝っていたら皐月→ダービー。
負けたら、青葉賞→ダービー。
というプランだったのではないか。

1週前と2週前に南Wで6F、5Fの自己ベストを更新するような速い時計が出ており、そのうえで最終追いはレーン騎乗で15-15からラスト1Fだけ伸ばすだけの走り。堀厩舎の得意パターンだし、仕上がったと見ていいだろう。
映像で見る限り、コーナーを曲がるときに首が高かったり直線で手前の切り替えが俊敏でなかったりというあたりは不安もあるが、過去走の追切映像との比較ができないだけに、まあこういう馬なのだと思うことにしたい。

展開は、これといって逃げ馬がいないものの、押し出されてハナに立って目標にされた前走の反省を生かすならば今回は意地でも押さえて誰かに行ってもらい、2-3番手だろう。

04メイショウウネビあたりが、前々走で逃げているし紙上コメントでも「自在に立ち回れる強みを生かして」とあるので、この枠や、強気騎乗の松岡騎乗と考えると、逃げてくれそう。
上り3Fの持ちタイムから見て、スローになっても恐れるほどの瞬発力を持った相手はいないし、

かといって多少ペースが上がって平均ペース→全体の時計が速くなる、というような展開になっても、ここまで見てきたような絶対能力の違いがより生きやすくなるだけなので歓迎。

まして元々フルゲート割れのところに持ってきて1頭取り消し(しかもルメールの騎乗馬)で13頭立てだから、それほど揉まれたり詰まったりという懸念もない。

馬場も、ここまでのレースを見る限りは内外や脚質の有利不利はなさそう。

展開上は、これといって不安はないと言える。

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