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馬券でサラリーマンの年収を超える【1/5水曜】(転がしスタート)

さていよいよ、コロガシチャレンジ開始。
栄えある第1回の◎は、1/5(水)中山5レース 6番レヴァンジルに進呈する。

【予想印】◎レヴァンジル

【買い目】複勝6番 50,000円

【目 標】1.3倍

【◎根拠】
前走の時計はGI級。ここでは多少何かあっても複勝圏内を外さない。
下表は、
「2-3歳限定の中山芝2000mで、5F通過61.0以内、ラスト1F11.5以内」
のレースを勝った馬。
つまり「前半ある程度速くて、ラストも速い」というハイレベル戦。

レヴァンジル以外の過去8頭のうち、6頭がGI馬(既に勝っていたか、後に勝つ)。あとの2頭(パッシングスルー、ミュゼゴースト)も重賞連対級。
そして特筆すべきは、2歳でこの時計をマークしているのはレヴァンジルただ一頭であるということ。
しかもこの日は稍重馬場で、当日の他レース結果からしても特段の高速馬場というわけでもなかった。それだけに価値は高いと見る。

もちろん、レヴァンジル以外の8頭のうち7頭は2分を切る時計で駆けており、全体の走破時計が違いすぎるので同一目線で語るのに無理があるという突っ込みは甘んじて受ける。しかしそれでも、唯一2分台で勝っている仲間があのビワハヤヒデであるというのは心強い。
さらにいえばそのビワハヤヒデが勝った若葉Sで2着だったケントニーオーも次走から条件戦を3連勝し、以降重賞・OPの常連に育っていった。

これらのことから、レヴァンジルにGI級(悪くてもG3級)のポテンシャルがあると見込み、1勝クラス程度で大崩れするはずがないと評価する。

不安材料は3つあり、1つは今回鞍上が乗り替わりになること。ルメールが惚れていれば乗れるレースに使ってくるはずだがそうでないというところに一抹の不安はある。2つめは、ノーザンのクラブ馬で本当に素質があると見込まれていれば、1勝クラスの平場ではなくいきなり重賞に使ってくるのではということ。3つめは、競馬ブック紙上での堀師のコメントが「反応が鈍くて、まだ太くて息も悪い」であること。

それでも、堀厩舎のサンデーレーシングといえばあのドゥラメンテも年明け初戦は1勝クラスのセントポーリア賞だったし鞍上は石橋脩だった。と考えれば今回のローテ・鞍上は不安視するに及ばないと考えた。
また中間の稽古量は12/9に帰厩して坂路5本、南W3本なら決して不足はないだろうと思えることから、力は出せると判断する。
そして、下述するように他の人気馬がもっと不安を抱えていることから、本馬を◎とする。


【馬券根拠】
少頭数ながら人気を3頭で分け合い、レヴァンジルだけがグリグリの1番人気になるわけではない。つまりGI級の実力馬を、少頭数の1勝クラス平場で、実力以上に美味しいオッズで買える機会である。

また、
そうかといって人気3頭でスンナリ決まるかというと、そうとも言い切れない怪しさがあるというのもこのレースのポイント。紐荒れが狙えるため、複勝で配当が跳ねる可能性もある。そう考えた。

というのも、展開を考えると波乱の要素があるのだ。

確たる逃げ馬が不在であり、そのうえ人気馬が大外に3頭固まっている。
逆に、内側の半分までに1,4,5番と岡田軍団が3頭いる。この3頭はすべて前に行けるタイプであり、3頭で生き残るようなペース・位置取りで先行策をとってくると考えられる。いずれも人気薄だから後続のマークも薄いだろう。
更に、明日蓋を開けてみなければわからないが、年末の中山開催が前・内の有利な馬場であった中で、A→Cコースに変わって、使い込まれた内側が仮柵で隠されるのだから、やはり今開催も前・内馬場ではないかと予想される。そのうえ、年が明けて最初の芝レース。各騎手とも馬場読み・様子見で、あまり道中ガチャガチャ動いてこないのではないか。
そう考えると、なおさらこの先行3騎が波乱を呼ぶ可能性が出てくる。

ちなみに、1年前のこの日も「最初の中山芝レース」は、馬場自体は外差しだったにもかかわらず、岡田軍団の4頭が先行し、2、5、6、7着に粘りこんだ。

また、◎と人気を分ける他の2頭にも不安がある。

まず8番のアスクビクターモア。
競馬ブック紙上の田村師のコメントによれば、前走の敗因は「序盤で力んだぶん」だとのこと。確かにレース直後の戸崎もそう語っている。つまり今回、折合いに気を付けて運びたいわけだ。
血統的には近親には1200-1600mで活躍した馬が多い。
そのうえ今回、距離延長の2000mで8枠。
そして乗るのが田辺であり、且つこの馬には調教も含めて初騎乗。
これらのことを総合すると、後方から運ぶ可能性が高いと考えられる。
こうなると、上述した岡田軍団が内から先行して前内馬場を生かす展開を、助長することになる。
そもそも前3走に騎乗し、ストレイトガールでオーナーとの絆も深そうな戸崎をなぜ今回中山にいるのに降ろしたのかが不可解でもある。

そして9番のヴァーンフリート。
前走はレース後に川田が「ずっと動かし続けていました」と語っており、それでもこの馬自身のテンの3F通過タイムは39.0に過ぎなかったことから、決して行きっぷりのいいタイプではない。
そういう馬が、大外を引いた。よほど頑張らないと位置は取れないのではないか。
という中、騎乗しているのが横山一族の武史君と考えると、脚を痛めて半年ぶりの実戦となるこの馬で、果たしてテンからガシガシ動かしに行く乗り方をするだろうか?
実際、クラブHPによれば追切騎乗後に武史は「トモがまだ弱いが、1勝クラスならチャンスがある」というコメントを残している。
トモが弱い=ダッシュが付きにくい?
チャンスがある=うまくいけば通用=後方で脚を溜める?
とも読める。
そうするとこの馬もまた、岡田軍団が内から先行して前内馬場を生かす展開を、助長することになる。

このように考えていくと、
「岡田軍団が内から先行して前内馬場を生かして1-2頭粘り通す。
 ◎レヴァンジルが能力でなんとか割り込んで3着以内をキープする。
 アスクビクターモアとヴァーンフリートは、
 直線で素質の片りんは見せるものの、展開と馬場に泣いて4-5着どまり」
というのが、一番ありそうな筋の展開予想ではないか。

少なくとも、
人気3頭がこの枠から、それぞれの不安や展開の不利をすべて払しょくして3着以内を独占するという結果は考えにくいように思う。


となれば馬券的に確実性と配当を天秤にかけてコロガシに適しているのは、◎レヴァンジルの複勝。他の人気2頭のうち1頭が飛んでくれれば1.3倍くらい行くだろうし、2頭とも飛んで配当が跳ねれば、1.5倍まであるかもしれない。

「馬券でサラリーマンの年収を超える」企画、栄えある第一回は、これで勝負したい。

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