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結果振り返り【煉獄コロガシ】誤算をねじ伏せる馬の能力!2連勝達成!(5/22日)

【結 果】


この記事は ↓ コチラの予想記事の結果です。

では、「煉獄コロガシ」第3期第2戦の結果発表です!

【レース結果】
2022年05月22 中京06レース
1着  06 ハーツアズワン
2着◎ 09 ライラボンド
3着  13 フラップシグナス

複勝09 120円

https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202207030606&rf=race_list

【馬 券】 複勝  120円 的中!
【払 戻】 150,000円×1.2倍 =180,000円
【収 支】 投入   150,000円
      払戻   180,000円
      利益   + 30,000円
      回収率   120.0%
【通 算】 元本   150,000円
      払戻   180,000円
      利益   + 30,000円
      回収率   120.0%

先週は1.0倍だったが、これで1.1倍を2連勝した時の1.1×1.1=1.21倍に匹敵する払戻まで追いつくことができた。


【予想の振返り】


<予想通りだったこと>
・◎09ライラボンドの相手は06ハーツアズワン、13フラップシグナス。
・もう1頭挙げた03キュートヴィランも見せ場たっぷりだった。
・◎09ライラボンドは外枠から他馬を見ながらのレースだった。

<予想が外れたこと>
・◎09ライラボンドがゲート失敗して位置取りが悪かったこと。
・そのせいもあって◎09ライラボンドはロスの多い競馬になり、
 06ハーツアズワンが思いのほか独走になった。

【レース回顧】

出遅れ、持っていかれ、前が壁。走行ロスの総合商社のようなレースぶりとなったが、最後は馬の力が違ったためか、2着確保とあいなった。

発走前。黄色いシャドウロール、◎09ライラボンドがゲートの中で
しきりに頭を上下に振っていた。。。
そしてダッシュつかず。5~8番手くらいか。
しかも自分より外の馬が軒並み好スタート。
砂を被りたくない◎ライラボンドにはいきなり苦しい場面。
なので鞍上の長岡は、ここで少し馬の首を外に振って、外目の位置へと馬を誘導する。


このとき、◎ライラボンドの左前方(写真で言うと右下)に、勝った06ハーツアズワンがいる。6番ゲートから出た割には、この時点でかなり外目に持ち出してきている。揉まれずに先行したい意図がうかがえる。

◎09ライラボンドには、これが不幸中の幸いだった。
このあと、06ハーツアズワンの直後というポジションを取りにいく。

黄色帽06ハーツアズワンの直後に、◎09ライラボンドがいる。


「強い馬の真後ろは絶好位」というのは、私が愛読している「金色のマスクマン」氏の無料レース回顧でたびたび登場する名言&セオリー。

能力があって状態の良い馬は必ず勝負所や直線で手応えよく自分の進路を確保して上がっていくので、その馬の真後ろにいれば前が詰まることなく自分もスンナリ上がって行けるというものだ。

今回、砂を被りたくない◎09ライラボンドにとって、馬群の大外から2列目、且つ強い馬の真後ろというポジションが取れたのは、スタートダッシュがつかなかった序盤を考えれば、むしろ恵まれたとさえいえる位置取りだっただろう。

4コーナー手前。手応え十分に先頭を伺う06ハーツアズワンの真後ろで、
苦もなく位置を上げてきた◎09ライラボンドの姿が見える。

これなら直線で外に出しやすい。
手応えも十分ある。
もともと逃げ馬だったわけでなく、差し脚を発揮しての好走例もある馬だから、得意の中京で、あとは伸びてくるだけだな・・・

直線向いたところ。馬の顔は外ではなく、内へ向いている・・・。

と思ったのも束の間。
◎09ライラボンドは案外、外に出すのに苦労していた。

首を外向けに切り替え、外に持ち出そうとしている長岡騎手。


外に出せた!右鞭を振るう長岡騎手。


抜け出す06ハーツアズワン。
内には03キュートヴィラン、大外から13フラップシグナス。

さすがに前さえ開いてしまえば、そこからは脚色的に、馬券圏内は確実と思える走りだった。

先頭、最内、大外に、予想記事でライバル指名した3頭がいる。

◎ライラボンドにとってはゲートの誤算はあったものの、
その後はポジションに恵まれたし、
予想記事で想定したライバルがそのまま上位に来るということは、
力のある馬がそれを出し切る、アクシデントの少ないレースになったということだろう。


ゴールシーン。

勝馬には離されたが2番手を確保。

勝ち時計1.24.5は、稍重から良に乾いたばかりの馬場だから額面通りに受け取れない部分もあるが、しかし予想記事で示した水準からすれば、2,3勝クラスで通用しておかしくない時計。
そういう高速決着になったせいもあり、力のある馬しか上位に来れなかったのかもしれない。
(1-4着はすべて、ダ1400に1.23~24秒台の持ち時計あり)


【今後】

◎09ライラボンドにとっては、馬群の外から2列目で、しかも強い勝ち馬の直後が取れる、という幸運はあったにせよ、全体としてはロスの大きな競馬だった。
まさしくこの「煉獄コロガシ」の企画建て直しの際の記事で私が言ったとおりのことが今回起きた。

1着に来ると思った馬が、展開の綾などによって2着に敗れることもあるのが競馬。
ならば、2着かもしれないと思った馬は、3着に落ちても驚けない。
そこにもう1つ何かが起きればあっという間に馬券外。
そう考えると「複勝で必勝」を期すならば、「3着までには来るだろう」ではなく、「1着に来るだろう」の馬を買わねばならない。

「コロガシ馬券企画の立て直しを行う」
https://note.com/ba_ken/n/n7ea8886b6b98


いろいろあっても、「能力がここでは違うはず」という根拠がハッキリと複数示せるくらいの強い馬だったからこそ、2着に来ることができた。


あらためて、この姿勢を今後も貫き、「3着以内には来るだろう」ではなく、「1着に来るだろう」の馬の複勝を狙い続けたい。

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