コロガシ馬券企画の立て直しを行う
1.1倍×35連勝を狙う「煉獄コロガシ」が先週、11連勝でストップ。
そして毎月2回のコロガシでサラリーマンの月収をコンスタントに稼ごうとする「月間コロガシ」も1-4月すべて失敗。
しかし、
「馬券でサラリーマンの年収を超える」
そのために試行錯誤し、記録を残すというこのnoteの目的・目標は、失敗が続いてもまったく変わってはいない。
1年の1/3が終わった時点で目標に対して成果ゼロの現状を踏まえ、
改めて2つのコロガシ企画を立て直してみたい。
(参考)
1.月間コロガシと煉獄コロガシは「煉獄コロガシ」に統合。
今週から「月間コロガシ」を止めて、
「煉獄コロガシ」一本に絞って転がし馬券を再開する。
理由は以下の3点。
1-1.転がし必勝のプレッシャーは週1鞍が限界。
やってみた実感として、土日両方、ましてや2つの企画を掛け持ちは難しいと感じた。
「月間コロガシ」「煉獄コロガシ」2つの企画が重なっていた週は5回あり、
・結局同じレース、同じ本命馬を選んだのが3回もあった。
別々の企画として成立していない。
・煉獄コロガシは6勝6勝したが、月間コロガシは4勝4敗。
両方当たったのは5週で1回のみ。
企画だけでなく成果も両立していない。
実感としても、企画が2つ走っていると「どちらか当たればいいか」みたいな妥協が心のどこかにあった気がしている。
月間コロガシが途絶えて煉獄コロガシ1本だった週のほうが集中力が高かったし気持ちにも余裕があった。
1-2.煉獄コロガシのほうが性に合っている。
私は元々、推理の楽しみから競馬に嵌った。
「煉獄コロガシ」はそれを感じやすい買い方だと思っている。
・推理がその通りの結果となれば、配当の多寡によらず嬉しい。
従って複勝1.1倍狙いの「煉獄コロガシ」は推理が当たりやすいぶん、
嬉しさを感じやすい。
・推理欲を満たすには「当たる」だけでなく「人より優れた推理をした」
という自己満足も重要。
競馬においてそれを満たすには大きく4つ方法があると思う。
①人が取れない大穴馬券を取る
②人より絞って無駄のない点数で当てる
③人より大きく張って当てる
④展開や時計など馬券以外の部分でも推理が当たる
このうち、
①は「人の気づかないことに気づいた」という快感。
②③④は「読み切る」ことの快感。
「煉獄コロガシ」は②③(時々④)を満たせる。
・1500字かけて1頭を選び抜く感じが理詰めの性格に合う。
言い換えると、理詰めでは1頭を選び抜くのが限界でもある。
(どだい競馬のレースを理詰めで読み切ることはほぼ不可能だが、
券種が複勝一本なので、不確定要素の大きな「組み合わせの妙」
まで読み切らなくてよい)
2.改めて「煉獄コロガシ」のメリット
リスタートにあたり、改めてこの企画を自画自賛しておきたい。
本当は35連勝を達成してからドヤ顔で書きたかったことだが、
我慢できずに(忘れないうちに)いま書いておく。
2-1.「妙味」の概念を考えなくてよい。
JRAの競馬はパリミュチュエル方式のギャンブルであり、
つまりは「人が当ててないときに当てると儲かる」ようにできている。
従って競馬で儲けるには「人気と配当のバランス」に注目することが勝利のために欠かせないとされてきた。世にある競馬本・予想本と言われるものはほぼすべてこの概念に立脚している。
しかし、物言わぬ動物同士の駆けっこの結果を当てるだけでも難解なのに、
人と違う発想で当てなければ儲からないとなると、神業の世界。競馬で儲かる人が少ない所以である。
その点、「煉獄コロガシ」は真逆を行く発想。
妙味など考えず、最低配当の1.1倍でも負けずに当て続ければ利益は付いてくるという考え。それどころか1.0倍でさえ「負けなかった」という意味ではヨシとしている。
つまりこの企画は、多くの馬券購入者が「妙味」という高難度要素を探究している間に、私はそれを捨てることによって、純粋に「来る馬を探す」というシンプルな作業に集中させてもらう。その単純さが結果的・逆説的に、差別化要素となり、人より儲けることにつながる(ハズ)・・・というチャレンジなのだ。
2-2.券種や買い目、金額の上げ下げを考えなくてよい。
上述した「妙味」と共に、馬券を買ううえでいつも悩まされるのが、券種の選択や買い目の精査、そして金額の上げ下げ。
せっかく会心の予想をしても、
「こういう買い方をすればもっと儲かっていたのに」
「自信あったから、もっとたくさん買っておけばよかった」
という思いをした経験は誰しもあるはず。
「煉獄コロガシ」はこの悩みからも私を解放してくれる。
・券種は複勝のみ。
・買い目は1点買いのみ。
・金額は前回の的中金額ぜんぶ。
純粋に、これまで培ってきた経験や知識に基づき、目の前のレースで誰が勝つかを考えることだけに集中すればよいのだ。
2-3.税金を算出する際、「すべてが必要経費」になる。
競馬の払戻金にまつわる課税/納税を語るにあたり、外れ馬券の購入費用を必要経費として控除できるかどうかは、重要な論点・争点となる。
めちゃくちゃシンプルに言うと、
控除できれば、儲かった分についてだけ税金を払えばいい。
控除できなければ、仮に年間収支がマイナスでも、「払戻金」に対して税金を払わなければならない。
そしてほとんどの場合、「必要経費とは認められない」。ほぼすべての競馬ファンが理不尽に感じることだが、現状はそういう法律だから仕方がない。
ただ、「煉獄コロガシ」が成功した場合、「外れ馬券」は存在しない。
常に購入代金は当たり馬券の購入代金しかなく、したがって馬券購入代金は常に必要経費であり続ける。
サラリーマンの年収相当の利益を目指すならば、とても大事な観点だ。
3.スタート金額を15万円に増額。
3-1.残34週+12/28=35回で348万円の払戻金をめざす
転がすことが目的ではなく、「馬券でサラリーマンの年収を超える」ことが目的。これを「煉獄コロガシ」一本で達成するための計画を立て直す。
目標は正月に書いたように「手取り24万円/月」に相当する利益である。
今週(5/7-8土日)から有馬記念の週まで、34週。
そして最終日、ホープフルSの12/28を加えると35週。
ギリギリまだ、「35連勝」が目指せる。
このなかで目標金額を達成するには、いくらからスタートすればよいのか?
35連勝で得られる払戻金
・N円×(1.1の35乗) ・・・①
35連勝で得るべき払戻金
・24万円×12か月 =288万円
・ここまでの転がし負け額 = 45万円
・これから使う転がし資金 = N円
・計 =333万円+N円 ・・・②
①=②の方程式を解くと、N円≒12万5000円。
ただ、これだと切りが悪い。
これを15万円からのスタートとすると、下表のとおりとなる。
33回目で目標を達成。つまり自信のない時や体調の悪い時など、2回スキップできる余地が生まれる。
(実際は1.2倍や1.3倍で当たる日もあるだろうから、もっとスキップの余裕が生まれるだろう)
なので、キリの良さ&スキップ余地を考え、15万円スタートとしたい。
3-2.月間コロガシ用の残予算(毎月10万円×8)が原資
上述した15万円はどこから出るのかというと、
月間コロガシを止めることにしたので、
5万円×2回×(5~12月までの8か月分)=80万円が予算として残っており
そこから捻出する。
ちなみに3-1で述べた「15万円からスタートして35連勝」の目論見が崩れた場合は、80万円ー15万円=65万円からスタートして、年収越えを目指す。
計算すると、
・65万円×1.1倍×20週=437万
ならば、利益額でサラリーマンの年収を超えることが可能。
残20週となるのは、8/20-21の週。
この週なら、リスタートして巻き返しが効くということ。
言い換えると、もし8/20-21の週を超えてコロガシがストップした場合は、
残りの資金をすべてコロガシにつぎ込んでも目標に届かないことになる。
従って8/20まで15連勝できたら、1.1倍を超えて儲けが出ていた分を利食いして、リスタートのための元本に充てることにしたい。
4.買い方・選び方(2種類のコロガシの成功/失敗体験より)
これも35連勝を達成してからドヤ顔で書くつもりだったことだが、
リスタートにあたり自分への戒めも含めて書いておきたい。
4-1.明確な逆転候補がいないと思えるレースを選ぶ。
1着に来ると思った馬が、展開の綾などによって2着に敗れることもあるのが競馬。
ならば、2着かもしれないと思った馬は、3着に落ちても驚けない。
そこにもう1つ何かが起きればあっという間に馬券外。
そう考えると「複勝で必勝」を期すならば、「3着までには来るだろう」ではなく、「1着に来るだろう」の馬を買わねばならない。
そのため、「同等の力量を持つ勝ち馬候補」や、「展開ひとつで◎をアッサリ逆転しうる馬」が存在しているようなレースは避け、「多少の誤算があっても勝ち切れそうなくらい、明らかに1頭が突出したレース」を選ぶべし。
4-2.先行力のある馬を狙う。
記憶があやふやだが、たしか元巨人の江川卓氏が書いた「たかが江川されど江川」という本だったと思う。
「あの的にボールを当ててごらんと言われて、カーブを投げる人はいない」
「すなわち投手としてコントロールを身に着けるには直球を練習すべし」
という意味のことが書かれていた。
私は子供同士の遊び以外で野球をやったことはないので、この言葉を野球の練習に生かしたことはないのだが、「何事も、基本を練習するとは・・・」ということに置き換えて人生の学びとしてきた。
これを競馬に当てはめると、
「是が非でも勝ちたいレースで、後方に控える騎手は居ない」
「勝ちたければ、前につけてレースを運ぶべき」
になるだろうか。
実際、集計母数を大きくすればするほど競馬の結果は、
逃げ・先行>差し・追込み
になることが知られている。
従って、妙味抜きで「ただ当てる」ということに特化するならば、馬券を買う立場としては逃げ先行馬を買うべしということになる。
4-3.結果としてダートの下級条件戦がねらい目となる。
4-1、4-2を踏まえると、
メンバー間の力量差が大きく、先行力が生きやすい条件という意味で、
ダートの下級条件戦が一番の狙いどころとなる。
「煉獄コロガシ」11連勝のうち7戦がそれに該当。
そして敗れた1戦は真逆の条件となる「芝のG2」だった。
以上、過去最長文のエントリーとなった。
改めて今週5/7-8(土日)から、15万円スタートの「煉獄コロガシ」にて、「馬券でサラリーマンの年収を超える」の達成を目指す。
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