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オヒマナツリ

古ぼけた木箱から出したのは、瀬戸もののお雛様と大勢の人形たち。
お内裏様とお雛様、二人並んで仮装行列をご覧になっています。

秋峰さんのお雛様の記事で、「雨水」の日にお雛様を出すと知り、昨日早速ごそごそと引っ張り出しました。

*見出しは、秋峰さんの作品です。
 みんフォトで見つけました。
 素敵な演出ですよね💓

実家に昔からある人形たち。嫁入り道具に潜りこませました。
でも、子育て等々どたばた生きていたせいか、節句の行事など見向きもしなかったのです。

仮装行列⁉️

それにしてもこの面々。
どういう消費者を見込んで作られたのかなぁ。
と、しばし考え込んでしまうくらい、アレレです。オモロです。

歌舞伎役者
日本舞踊みたいないで立ちの女性たち
おこさま2名
赤子を抱く尼君
角隠しの花嫁
なぜかサロメみたいな松井須磨子ふう
両脇を固めるのは特攻隊と思われる兵隊さんと
竜宮の乙姫様?…にしては庶民的だから侍女さん?

――― カオスです。

ひなまつりというよりは、人形供養という感じです。

お雛さまと愉快な仲間たち。
朕は、みなの者と共にあるぞ。
無礼講無礼講!

ここにぼんぼりやら、菱餅やら、桃の花やら、飾りたいけどやめました。
もともとないし。
もっと似合うのがありそうな。

日本昔話に出てきそうな枝ぶりの松。
きつねのお面。
三色団子。
紙芝居みたいな書割りの屏風。

想像して眺めています。
百均をうろついたら、何か見つかるかもしれないですね。

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