ビリー・ジョエルで晩御飯を作る

夕方、久しぶりの人に出会って話が盛り上がり
薄暗くなった台所に戻ってからも、なんだか気持ちがウキウキしている。

昨日買ったワインを飲んじゃおう。
お気に入りのガラスのおちょこに赤ワインを注ぐ。

今日はサンマの開きと煮物と、中華サラダ、味噌汁の予定だ。
煮物で一番めんどくさいと思っているのが、里芋の皮むき。
義母が作っていて、今年の収穫量は30キロの米袋に２つもある。
しかし、小さいものが多く、変色部分も多く、可食部が70%くらいに思う。
皮をむいていて、かなりの廃棄量になる。
なので、里芋の準備はもったいなくてモヤモヤする。

ウキウキとワインのおかげで、里芋の皮むきがはかどった。
ついでに、BGMも流そうとYouTubeを探す。
たまにライブを聴いてみようと思い、こちらを。

いや～、懐かしい！！若い！！
45年も前になるのか。
高校生だったなぁ。この翌年くらいにビリーに出会ったんだ。
それからずっと、近づいたり離れたりまた近づいたり。

＊

煮物を作るときは、ついつい材料が多くなる。
大根がまたバカでかい。本当にスリムな人の脚くらいある。
まだ初雪が来ないのにかなり太い。
大根や白菜は、初雪に会わせてから取り入れると、甘味が強いという。
だから義母は初雪を待っている。
待っている間にさらに逞しく成長するのかもしれない。

里芋は変色部分が少ないものをと、大きめなのを選んだ。
いつもは、寒さで変色するのに、今年はもう色がおかしい。
ここは煮ると硬く残るから、取り除くんだが、多すぎて困る。
大きめの芋だと変色部分が少ないってことは、やはり気温の影響なんだろうな。あったかくても変わるのかな。意外と保存が難しい。

厚揚げは、名物「とちおのあぶらげ」がある栃尾市のものを選んだ。
ふだんは値段が高めだと思うが、今回は値引きされているものを「救って」きた。ラッキー！

それらをガンガン切ってどんどん煮ていく。
鍋にはあらかじめ、昆布と椎茸のだしが入っている。

これに・・・

ついつい具が増える

鍋があふれそう
お年豚・・・落としブタしたら煮こぼれるかも

でけた――よ！！

夫は煮物を作るといつも「おでんだね！！」と言うが、
おでんとは、練り物率がかなり違う。
玉子もはんぺんも入らないし。
でもうちは、おでんも煮物もおなじ味付けなのだ。
出しを濃いめに、塩味ベース、最後にすこーしの醤油。時々みりん。

これと、きょうの主役はサンマの開き。
サンマが高値になっているが、今日は開きの20%引きをめっけ。
救ってきました（値引き品は即救う主義＾＾）
デカ大根のおろしたのを添える。
今年の大根は甘くて、おろしもうまい。

おちょこワインと一緒に。
いつもはご飯作りながら１杯でやめとくが、今日はいろいろスムーズで
時間にも余裕ができたので、ビリージョエルを聞きながらもう１杯。

あとは春雨ともやし、ニラ、きゅうり、ハムを入れて、中華サラダを作った。
なかなか頑張りました。はなまる( *´艸｀)