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鬱の記録

今日から労働に復帰してみるのでここまでの経過を記録しておこうと思う。
自分に正直に書いていきますので主治医は読まないでください。(主治医に言えないことをすな)

はじまり

はじまりがどこかというのは難しい話。
そもそも私は2021年の1月に鬱と診断されて前の前の職場を休職→退職したのですが、その時はまともに治療を受けずとにかく実家でダラダラするというスネ齧りパワープレイで、2021年の8月ごろまでに一旦なんとかした。(本当になんとかなったのかは不明ですが、まぁ働けて一人で暮らせたら十分なんとかなってるよね。)
当時の症状は不眠、食欲減退、悲しい気持ち、倦怠感、希死念慮(てかまぁ希死念慮なんか一生あるが・・・・・)など。
治療に関しては3回くらいしか病院に行っていない。

初診:会社の人事に退職を申し出たところ心療内科への受診と休職を勧められて、会社近くの病院へ。問診により鬱と診断される。血液採取される。

2回目:前回取った血液検査の結果から「鬱になりやすい食生活になっている」と指摘を受ける。まともな食事が取れてたら鬱になってない、鬱じゃなかったらまともな食事が取れる。そりゃそうだろうが・・・・・・という怒りの気持ちが湧く。その後実家に帰ったのでこの病院に行ったのはこれが最後。

3回目:傷病手当金の申請のために実家の近くの心療内科を受診。親に鬱ということを隠していたのでコソコソ病院へ行き、問診前の質問票に屈辱的な項目があって不快な気分にさせられて、謎の木の絵を描かされ、問診で何故か号泣してしまう。(特に嫌なことを言われた記憶はのこっていない。私の脳は本当に都合が良いので・・・・・)書類を受け取ったがもう2度と行けなかった。

薬も処方されたけど飲まずに捨てた。(カス)
実家でいっぱい寝て休んで健康的な生活リズム・食生活を取り戻し猫を撫でていたらだんだん元気になった。
療養期の最初のうちは不眠の反動みたいに1日12時間くらい寝たり電車に乗れなかったりした。
3ヶ月目くらいには友達にも会えて普通に喋れた。(まぁ、普通に喋れてると思ってるのは私だけかもしれませんが・・・・・・)

再発

2021年10月〜転職して労働を再開。
転職先でパワハラを受けて2022年の8月に退職を申し出、部署異動を勧められて異動。
しかし異動したとて、そもそも業務内容が心労多め負荷高めなことに変わりはなく、2023年の6月くらいからまた心身の調子が悪くなる。(頭痛、ご飯への興味が減る、家に帰ってからや休日はずっと床と並行になってる)
2023年の10月に年内での退職を申し出るが、人員調整がつかないとのことで2024年3月までの勤務を頼まれる。
(仕方ないか〜)と思い承諾。

2023年11月末、大きめの仕事が終わった後の翌出勤日、ベッドから立ち上がれず欠勤。
1日1食は食べるが1日のほとんどを寝て過ごす。
頭痛が酷くて吐き気がする。
(こりゃ治んねえわ〜)と思い診断書を貰いに心療内科へ行き、鬱と診断を受ける。(大きな物事が終わって鬱になるのは、「荷おろし」という割とよくあることらしい。)
以前にも鬱になったことがあると話すと服薬について尋ねられたので、正直に「なんか怖くて飲んでない」と話すと「劇的に性格が変わるような薬はない。飲んだほうが良いですよ」と言われて(確かに〜)になる。
トリンテリックスという抗うつ薬と睡眠導入薬(エスゾピクロン錠とデエビゴ錠)を処方されて飲もう!と思う。
なぜ飲む。ではないのか→トリンテリックスは夕食後服薬 なんですがそもそも夕食が食べれなかったり食べ忘れたりして飲めなかったり、食べても飲み忘れたりするし、睡眠導入薬は夕食後2時間開けてくださいて言われてムズくて飲むの忘れたりしてたから(注意欠陥特性と鬱病、最悪の相性すぎるだろ)

回復までの道のり

会社に診断書を送ってとりあえず休職することに。
12月はほとんど横になって過ごす。(これは、本当にほとんどです。普通にお風呂とか無理なので週1くらいで入ってた。調子がいい日に徒歩5分のスーパーに行って延命)
昼間ろくに活動してないから夜寝れなくて真っ暗な部屋暗闇の中で布団にくるまったまま朝の6時とかを迎え、ようやく眠気が来るため12時くらいまで寝るというお手本のような昼夜逆転生活。
(しかもちょうどVCRGTA始まって「もうこれ寝んでええやん」になった)(無職と長時間配信視聴、相性が良すぎる)
睡眠導入薬を飲めばいいハナシなんだが、寝るのおもんないし自然に眠くなるまで寝なくていいやと思ってた。どうせ用事もないし・・・・・・
目が覚めてても起き上がれないので布団の中でぼーっとしたりYoutube見たりして過ごす。
夜になってようやく起き上がって夜ご飯食べてまた布団に戻る、みたいな生活。

年末に帰省して健康的な生活を取り戻しかけるが、自宅に戻るとまたおしまいの生活に逆戻り。
1月はまだ元気だった頃の自分がコンサートチケットを取ってくれていたので、死ぬ気で遠征×2。
コンサート後は死んでいた感受性が帰ってきて何もかもが輝いて見えてヤバかった。
ちょうどテート美術館展を見に行ったんだけど本当に一番いい状態で鑑賞できた気さえする。
遠征から帰ってきてからは揺り戻しのようにまたおしまいになる。
ベッドにすら辿り着けず床で平らになって日々を過ごす。
この頃は他人と関わってなさすぎ&認知と思考力が終わりすぎてて、例えば買い物に行ったとき店員さんに「袋いりますか?」って聞かれて(・・・・・・・)になっていた。
(自分では認知と思考力の終わりにあまり気づいていなかったが、病院で先生に質問をされてなかなか答えらないことを指摘されて気づいた。)

2月くらいからちょっとずつ意欲が戻ってくる。
スタンミさんの動画切り抜きを見て(俺も治そうと頑張ってみますかっと・・・・・)という気持ちになる。

まずは毎日散歩するゾ!と思い、毎日は無理だけど3日に1回くらい外に出て散歩したり、料理をしてみたりする。(ここまで食べていたのは料理未満で食べれるパスタソース掛けパスタとかレンチン素焼きそばとかでした。)
会社の規定で休職可能な期間が3ヶ月しかなく、普通に復職は無理だったので2月末で退職。

3月の初めに友達の結婚式があったので、そこに向けて生活リズムを立て直すため毎日予定を立てて無理やり外に出る。
それにより完全に生活リズムの立て直しに成功。
あとは頭を無にして没頭できる趣味がほし〜と思って編み物を始める。
鬱に編み物が効く!て言ってる人結構よく見るけど、余計なこと考えずに黙々と手を動かすの本当に良いと思う!
新しくできたお風呂屋さん行ったときに久々に体重測ったら思ったより10キロくらい痩せててワロタ(ワロタではない、生きるために必要な筋肉が根こそぎ落ちたと思われる)

お金がヤバくなってきたので3月中旬ごろ派遣会社に登録して、4月〜の短期の仕事が決まる。
友達と会う予定を入れてみたりする。

という訳で初出勤を終えた🎉🎉🎉
フルタイムじゃないし週4ですが、リハビリにはちょうどいいのではないでしょうか。
無理せず頑張っていきたいよ。
1回再発するとその後の再発率って高くなるらしいので、気をつけつつ・・・・・
以下所感というか、今後の気をつけポイント

とにかくご自愛とセルフケア!これが下手すぎる、あまりにも!
自分のことを大切にするというのは、自分を甘やかして欲のままにすべてを放棄してめちゃくちゃな生活をやることではなく(これはセルフネグレクト)、自分に対して労力をかけるということ。
ご飯を食べることも、お風呂に入ることも、寝ることもそうだけど、ちゃんと生活をすることがやっぱり結局一番大事だネ・・・・・・(まぁ、鬱になるとちゃんと生活できないし、ちゃんと生活できてないと鬱になりやすくなる気がするから、これは卵鶏問題・・・・・)(まぁもちろんきっちりやりすぎる必要はないけど、そんな心配は私に限っては無い)

人によって物事の消費APって違うと思うんだけど(消費AP?)、例えば私にとって「漫画を読む」というのはかなり低いAPで可能な行動なのだ。
まだ認知が終わり気味なせいでいまいち文字の頭への入りが微妙なので、読んだことある漫画だと尚良い。
お風呂に入るとか外出するとかはもう超デカデカAP消費行動だし、ご飯を食べたり寝たりするのも漫画を読んだりTwitterしたりすることに比べたら消費APが大きい。
でもある程度APを消費してセルフケアをしていかないと、HPが無限に減り続けて立てなくなるから・・・・・楽な方楽な方に流れないよう、気をつけよう・・・・・

ネットニュースで見かけた「かくれてしまえばいいのです」というサイト、ヨシタケシンスケさんの絵と言葉がすごく良い🥲

ミニコラム?みたいなの読んでいて、そういえばだいぶ希死念慮が小さくなったな〜と気づいた。
自分の日々は連続的なので、不思議な感じがするけど、数ヶ月前の自分に比べると、今ってかなりまともに物を考えられている、たぶん・・・・・比較的・・・・・
本当に、鬱って脳の病気なんだな〜と思う。
自分は自分で変わってないんだけど、脳の一部が使えなくなったり、使い方が変わっちゃったりするような、そんな感じ。
前の記事でも書いたけど、どっちもというか全部自分の中に含まれてる部分だから、まぁ鬱の時には顔を出す面みたいな感じなのかな。

あと自分のことを嫌いなままでも楽しく生きられるってのも、そうだよな〜って感じだ🥲
私は自分のこと結構好きだと思ってるんだけど、それはそれとして隙あらばセルフネグレクトしてしまうので、気をつけつつ楽しんで生きていきたいよ。

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