パーソナリティと独占欲
どもども、ともすけです。
今年に入ってchormebookを買ってからというもの、休日の多くを外で過ごしています。
昔から神社や庭園の空間が好きで、時代背景は詳しくないものの、日中は行ったことない場所を巡り、巡った場所付近の行ってみたいカフェ(ブックカフェやジャズカフェなど)で、読書や調べごと、このnote作成など過ごしております。
というか今ジャズカフェなうです。
最近は、しばらくの間プライベートのコミュニティから離れているので、少しづつ自身の感覚が変わっているものを感じています。
その変わりというのは、自分の時間の使い方を変えていく意識が芽生えた一方、元々のパーソナリティが「日々を楽しみたい人」なので楽しく怠惰に過ごす時間が想像以上に生まれてること(怠惰自体は趣味としてある程度必要な時間と思いますので、須らく否定するものではありません)、また日常会話の時間が減ることによる共感性の低下など、メリデリがあります。
このようなメリデリは、ある種、自身のパーソナリティに気づくきっかけになります。
どのコミュニティにも属していないということは、他者からの視点を気にしない本来のパーソナリティに気づく側面もありますが、推奨はしません。
基本的にはメタ認知(自身を客観的に捉える思考)にてパーソナリティに気づくことを推奨します。
ですが人間というものは完璧な生き物ではないので、メタ認知でも気づかないことが多々あります。
そのような方は時として、行動を起こして、その結果から初めて自身のパーソナリティに気づく場合もあるかと思います。
前置きは以上で、今回は「独占欲」についての記載。
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★独占欲について
人間関係の中で、「独占欲」という心理があります。
背景としては愛情による不安や嫉妬、プライド、性格(感情的)なものなどさまざま。
特に発生しやすいケースは恋愛で、恋愛感情を持った相手に対して、交際状態や婚姻状態は一旦置いといて、相手の行動を制限したいというものが多く感じられます。
実際に独占という行動を起こすか否かは置いといて、独占「欲」という観点において、皆一度は思考として生まれたことはあるかと思います。もちろん僕にも思考として生まれたことはあります。
この独占欲ですが、上記にも記載の通り基本的には利己的な感情と思います。
一例、利他的な独占欲をあげるとするならば、独占という気持ちを求めている方に独占的な発言、行動をする、刹那的な優しさぐらいでしょうか。長期的関係においては推奨しない優しさですね。
この大凡利己的な独占欲ですが、結果相手に制限を与えるケースが大半なので、相手側の視点に立つと、特に集団で輝く性質の人の場合、持ち味が生かされなくなることもあります。
それでも、独占される状態というのは逆説的に独占している状態なので、その状態を加味して独占される状態を許容する場合もあります。
結果的に、利己的な思想が双方を満たす場合もあります。
日本は恋愛の延長線にある婚姻は一夫多妻制、多夫一妻制ではないので、共依存、独占という状態は日本文化においては至極普通のことかと思います。
その意味では上記のような独占欲起因による関係も、結果婚姻となり上手く続く場合もあります。
ここまで独占欲というものを否定的に記載しているものの、時として良い方向に繋がることもあるので、一概に否定できないですね。
恋愛について、独占欲の通りに独占する方法は多々あります。
例えば、肉体的関係を先に起こして、肉体的関係起因に恋愛感情を双方強めて、独占欲に対して独占されることへの抵抗感を下げる、独占欲のある方を優先的に選択してもらう心理的手法もあります。一種の同情ですね。
これは利己的というより、僕の言葉でいうと、とても狩猟的な考えと思います。
また、自身以外の異性との距離を妨げることをお願いする方法もあります。相手の人間関係の束縛ですね。
独占欲について、相手がその気持ちに答えたとき、きっと相手は、「自身の望む相手」になることでしょう。
それは、はたして「本来のパーソナリティの相手」と付き合っているのか、「自身の望んだ姿の人形」と付き合っているのか。
どう表現するのか適切か悩ましいところです。
一つ思うのは、人はコミュニティごとにペルソナ(人格)があるため、コミュニティごとに自己表現や接し方は変わると思いますが、
少なくとも恋愛相手が、その後の人生を長く過ごす相手ならば、恋愛ないし家族におけるコミュニティは、本来のパーソナリティを表現できる相手でないと、非常に生きづらい生活になると思います。
この利己的視点を持つ方の中には、独占欲という名の支配欲を満たしたときに、相手に対する関心が薄れる人も一定数います。
独占、獲得という一種の競技性から、ゴールと共に恋愛感情が下がる場合ですね。
さらに支配された方というのは、支配した側の想像通りの行動になるため、結果、魅力が生かされず、支配した側の恋愛感情が下がる場合もあります。
いずれにしても刹那的ですね。
以上まとめると、この独占欲というのは、恋愛関係の獲得しては非常にしやすく、長期的な関係においては難しいものと思います。
そのような独占欲のある方が長期的に恋愛関係を続けるにあたって一つ言えることは、独占欲の起因が自身の弱さやトラウマの場合、その弱さ、トラウマに向き合って克服する行動をしない人は、いつまで経っても独占欲から開放されません。
月並みですが人を支配する前に、メタ認知や、独占行動の結果から、自身のパーソナリティへの気づきと、弱さやトラウマの改善に時間に費やすことを推奨します。
そのパーソナリティに気づいてなお独占欲の活かす方については、その後の人生も利己的な生き方になると思うので、きっと狩猟的かつ世渡り上手になるかと思います。
その持ち味を生かして、少なくとも支配した相手が主観的に幸せだと思えるように、接してほしいものですね。
相手を好きになるときや、長い交友関係を築くとき、そのコミュニティにおけるペルソナ(人格)で好きになるのではなく、その背景にあるパーソナリティで判断することを推奨します。
相手のパーソナリティを見抜かないと、結果自身の輝く性質を失う場合があることをご注意ください。
それでもこのご時世、容姿や、その場、そのコミュニティにおけるペルソナ(人格)、対人積極性が先に認識しやすい情報なので、相手のパーソナリティを精査するのは険しい道程ですね。
周りを見てると交際の多くが、付き合ってから相手のパーソナリティに気づく流れかなーと思いますね。
世渡り上手が得をするとは言いますが、世渡り上手な人になりたいか否かは各位のパーソナリティに寄るものと思います。
少なくとも僕は、パーソナリティが「善」で、そのパーソナリティに胸を張って行動している方が魅力的かと思います。
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以上、独占欲に関する主観でした。
思えばネットコミュニティでよく「引き抜き禁止」とか書いてあるコミュニティを見かけるけど、あれも一種の独占欲ですよね。
コミュニティを利用していた人がいなくなるのを防ぎたいからルールにするのかと思うけど、それを制限をするのはエゴなので、
強制力を掛けず、自身が魅力的になるという思考こそが、きっとそのコミュニティに限らず、他のコミュニティ、例えば仕事等においても生かされるものと思います。
プライベートと仕事って精神的にリンクしていて、両方大事にすることで相乗効果があるので、双方を大事にしている人を僕は陰ながら応援します。
ここまで見て頂き、ありがとうございました!
今ジャズカフェ、18時からジャズバーになるので楽しみ〜。
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